「昇華作業」という名の独り言
2024年、私はひたすら走っていた。
論文を書き上げよう、と思って仕事もセーブし、そのために貯金もして、すべて研究と論文に時間を使えるように準備をしてきた。その予定が、予想通りに行かなくて、時間もお金もなくなっていく不安の中で論文を執筆した。
親がこの世から去るかもしれない、認知機能が変わるかもしれない…ここに父のことも書いたが、実は母も危ない時が何度もあった。相談する人がいないわけではないけど、いざとなると「自分の家のことだから」と思って、話せなかった。そして話すような時