推薦図書|「仕掛学~人を動かすアイデアのつくり方」
こんばんは。最近久しぶりに髪をバッサリ切ったフジマキです。
本日は私がこれまで読んだ本の中からオススメの一冊を紹介します!
今日紹介したい一冊はコチラ↓
「仕掛学~人を動かすアイデアのつくり方」松村 真宏さん著
人が「思わずやってしまう」「ついしたくなる」ということには”仕掛け”があり、その”仕掛け”を学術的に体系化・フレームワーク化しているのがこの本の内容です。
有名な例で言うと、男性トイレの小便器に「的(マト)」が付いている、というものがあります。これは「的を設ける」という”仕掛け”によって、トイレが汚れることを防ぐという”仕掛け”の好例です。
このように”仕掛け”は何か解決したい問題があった時に、人が思わずやってしまう・動いてしまうということを利用することで、それを叶えてしまう力を持つものだと思います。
本書では”仕掛け”を様々な視点から掘り下げており、具体的には色んな要素が含まれているんだなぁ~ということがわかります。
デザインではお馴染みの「アフォーダンス」という理論もここに含まれていました。
私が仕事で取り組む企画やプロダクトデザインの世界でも、この「仕掛学」の考えは非常に役に立つものです。
ビジネスの世界で言えば「思わず手に取ってしまう」「思わず見たくなる」「思わず体験したくなる」「思わず買いたくなってしまう!」といったことは望むところですよね。
良い仕掛けを打つためには、「人」の行動や認知といったことを深く洞察することが必要になると思います。
アイデアを考える際には、ひとつの切り口として活用していきたいですね。
ご興味ある方はぜひ読んでみて下さい!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?