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NEW LEADER LIBRARY(`23/3)
プロレスは、言葉も年齢も階級も宗教も
人種も超えたエンターテインメント
なぜか戦争が始まると客が増えた
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『戦争とプロレス』 (TAJIRI 徳間書店)
プロレスを見ることはもうなくなったが、力道山、シャープ兄弟、ミスターアトミック、サンマルチノ、ジェス・オルテガ、グレート東郷、遠藤幸吉、豊登、吉村道明、ラッキー・シモノビッチ、などなど大昔のレスラーの名前がいくらでも出てくる世代としては、今のプロレスがどうなっているのか、またタイトルに戦争とあるのも謎で、本書を手に取った。
著者のTAJIRIについては、猪木の新日本プロレスが終わり、前田日明の格闘技路線が始まると興味はそちらに移ってしまい、プロレスから離れたので、知らなかった。