【官界】高額接待漬け、崩れゆく「菅支配」総務省
永田町に「菅おろし風」が吹く日
大臣にも絡みつく切ったトカゲのしっぽ 週刊文春の報道に端を発する高額接待問題で、総務省が揺れている。
次期事務次官が確実視されていた事務方ナンバー2の谷脇康彦前総務審議官(1984年入省)が辞任に追い込まれ、旧郵政省出身の幹部十数人が一斉に処
分を受けた。総務省と言えば、携帯電話料金引き下げなどの看板政策を担い、菅義偉首相の「直轄領」と呼ばれる中核部隊である。支持率低迷に悩む菅政権には、まさに泣きっ面に蜂だ。
放送事業会社「東北新社」の部長で子会社役員も兼務する菅首相の長