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関西私鉄は少し朗報も!? 鉄道界隈のニュース


先日はJR界隈の耳の痛いニュースを紹介しましたが、今日は関西私鉄界隈のニュースを紹介します

京阪電鉄運賃値上げ

淀屋橋駅

京阪電鉄では2025年10月に運賃値上げする方向性が示された。
これにより、京橋から枚方市までの運賃は400円と40円値上げし、ついに400円台となった。また、淀屋橋から出町柳まで乗り通す場合、550円で60円の値上げです。
関西私鉄では近鉄に次ぐ値上げの発表。いずれもコロナ騒動を経て、大幅な減便や有料座席サービスをより強化している鉄道会社です。

阪急(神宝線)・阪神電鉄ダイヤ改正

阪急箕面線

阪急、阪神電鉄では2025年2月22日ダイヤ改正が行われます。阪急ではラッシュ時間帯の運行形態の見直しがメインです。
阪神は一部、コロナ騒動前水準の本数に戻るみたいです。
両社とも深夜時間の増便もあるそうです。
利用者にとっては最近の耳の痛いニュースが続いた中では、少し嬉しい改正内容となりそうです。

阪急電鉄

阪急電鉄ホームページより

阪急はこのダイヤ改正でラッシュ時間帯の運行形態が大きく変わります。
神戸線では塚口停車の通勤急行を廃止し、塚口通過の快速を新設します。その代わり、ラッシュ時間帯は特急にかわり、通勤特急または準特急を走らせ塚口駅および伊丹線方面の利便をはかるとのことです。
尚、快速は阪急京都線で2022年まで走っていた種別です。
また、この改正で通勤特急の10両運転は廃止されます。その代わり列車本数はやや増やすそうです。

阪急電鉄ホームページより

一方の宝塚線では夕ラッシュ時間帯に宝塚行きの通勤急行を新設します。停車駅は準急停車駅から中津を抜いたものです。
説明では宝塚方面しか言及ありませんが、反対方向でも運転されるのでしょうか?

阪神電鉄

法政カラーの車両

阪神電鉄では万博に向けてなのか、本数がほぼコロナ騒動前の水準に戻る改正です。コロナ騒動後目立った増便は東京メトロ銀座線や西武新宿線など限られています。
利用者にとっては嬉しいですが、私鉄は人員を結構ギリギリで回すとも聞くので、社員の負担は心配となるところです。
平日、近鉄線からなんば線を経由し、本線に直通する快速急行が1時間に2本から3本に戻すそうです。

近鉄線の発表はこの記事書いている時点ではありませんが、以前阪神直通の快速急行が減便となった際、阪神と合わせてダイヤ改正されたので、近鉄でもダイヤ改正が予想されます。以前の改正で近鉄では平日日中、1時間あたり快速急行が4本、急行2本となり、急行のみ停車駅では減便となりました。特に石切駅から大阪市街への有効本数が減少していたため、改善を期待したいところです。

また、終電時間帯、大阪梅田0時15分発、神戸三宮行き特急が復活?するとのことで、梅田界隈から三宮界隈へは現行のJRの終電より遅くなります。(これまでも梅田界隈からは御影までは阪神の終電の方がおそかった)
優等種別が終電のパターンは減りつつありますが、ここで復活です。

なお、この記事ではあまり触れませんが、阪神に直通する山陽電鉄で阪神阪急と同タイミングでダイヤ改正、2025年1月には若干の運賃値上げがあるそうです。

南海関連運賃値下げ、ダイヤ改正

泉北高速鉄道運賃値下げ

2016年2月

2025年4月1日、泉北高速鉄道が南海電鉄と合併するのに伴い、南海線方面へ利用する際、通しの運賃となるため、運賃が値下げとなります。
利用区間によっては100円以上の大幅値下げとなるそうです。
値上げが多いご時世で利用者にとっては珍しく、嬉しい話題となります。

南海本線ダイヤ改正

関西空港駅

南海本線は12月21日に空港線に注力すべく、空港線ー本線関連を一部増結増便、その他支線ではやや減便傾向となるそうです。
京阪とは対照的に南海界隈は景気のいい話が多いです。

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