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【超自己流】読書感想文を英語で書く方法・書いてみて良かったことを振り返ってみる

毎度Instagramからこちらに(転用)投稿している読書感想文
わざわざ読んだ本の感想を英語で書くという謎にややこしいことをし始めて4年くらい経ちます。

英語の勉強したければもっと効率良い方法はいくらでもあるので別に人にはオススメしていませんが、個人的には英語読書感想文をやってみて良かったなと思っているので、その理由とか書き方をここに書き記しておきたいと思います。


読書感想文(英語)を書いている理由

もともと本を読むのと同じくらい文章を書くことも好きで、読んだ本について簡単な感想などは手帳にささっと書いていました。
自分の記録を自分で後で見返すのが大好き。日記を10年以上つけているのも後で読み返すのが楽しいから。
日記ってまさに「自分で自分の機嫌をとる」最高のエンタメ行為だと思ってる。

読む本を選ぶときに一番参考にしているのが「読書好きのフツーの人たち」がやっているSNS。自分と趣味の合う読書好きさんたちのアカウントを見つけてはフォローして、面白そうな本を日々チェックしています。
私は海外文学も好きなので英語圏の人たちの読書アカウントも英語の勉強も兼ねてよく参考にしてまして、そのうちに自分も好きな本を人にすすめたい欲が湧いてきました。
日本語で書いても良かったのですがせっかくなので英語圏の読書アカウントのように英語で書いてみよう!という無謀なことを実行に移すことに。

作業プロセス(っていうほどでもないけど)

当たり前ですが、まずは本を読む。

日本語でも英語でも。私は同時進行で何冊も読み散らかすタイプで、複数読んでいる中の一冊に洋書を入れるようにしています。だから余計に読むの遅いのかも。

読んでいて好きな文章などに出会ったらとりあえず付箋を貼っています。忘れるし。これ↓みたいな、透明の剥がしやすいタイプがとても便利なので愛用しています。

英語学習者の方にリーディングの勉強としておすすめの洋書は?と聞かれることがありますが、私が言えることは「何でもいいから自分が好きなタイプの本を読めの」一択です。
読書自体が好きな人ならば必ず自分が好きな本のジャンルとかタイプがあると思うのでそれに従えばよし。
英語学習している人からこの本がいいよーとおすすめされるものは、もちろん英語がわかりやすかったり読みやすかったりする良書だとは思うのですが、たとえ英語が読みやすくても話の内容が好きじゃなかったら読み続けるモチベーションが湧かないので。。。興味を持って前のめりで読んだ方が能動的なインプットができると思います。

日本語でざっと感じたことを書きだす。

英語から書き始めることもたまにあるけどまだまだ行き詰まることもあるので、まずはざっくりでいいから日本語で思ったことを書く。それをなんとか英語にしてみるというパターンが多いです。
うまくできなくても後でネイティブ先生に添削してもらおう(後述しますがネイティブに添削お願いしています)という気持ちでとにかく自分の気持ちを書いていく。
私が感想文を書くときに決めていることは、必ず簡潔なあらすじを書くこと。
あらすじが長くなりすぎるとよくないけど、この本を読んでみたい!と他の人にも思ってもらいたいので、興味を抱いてもらえるようなサマリーを意識します。
日本語でも言えるけど読んだ内容を簡潔にまとめてアウトプットすることは自分の理解を深めることにもつながるし。
自分の意見と内容の説明とのバランスは常に考えるようにしています。もちろん自分の意見を多めにする。

シソーラスで語彙力を増やす

読書感想文てやっぱり同じような表現の繰り返しになってきてしまうんですよね。自分の思考のクセも嫌というほどよくわかります。よくネットで「魂が揺さぶられる」という手垢表現が揶揄されていますが、私が使ってしまいがちなのは「考えさせられる(thought-provoking)」だってほんとに読んでいていろんな視点が見えてきたり考えが浮かぶような話が好きなんだもん、、、

そんなわけでなるべくシソーラスなどで別の表現を探してマンネリにならないように頑張ります。自分のアウトプットが少しでも面白いものになるようにっていう見栄のようなものから語彙が増えていきます。
それこそ面白い、つまらないという感情にだって色んな表現があるんだなと勉強になります。

シソーラスのスペルむずいよね。

最終仕上げ、ネイティブに文章チェックしてもらう

これはまた別の記事にしてさらに詳しく書こうと思ってることだけど、私が単価高めのネイティブしかいないオンライン英会話(Cambly)に登録している理由。
学校の論文とか試験とかビジネス文章のように添削してもらいたいのではなくインスタに載せたいという目的があるので、「これはSNS用の文だということを念頭に置いて添削して欲しいです」とお願いしたい。だからやっぱり活きた英語を肌感で知っている英語ネイティブの人に見てもらうのが一番いい。これが英検とかTOEFLなどの試験のライティングだったら、ネイティブじゃなくてもそれ用の専門性を持っている人に頼んだ方がいい。目的に応じた使い分けが大事。

英語の読書感想文に取り組んでいて良かったこと

以下は自分なりに細々と続けていて良かったなと思ったことです。ちなみに英語力アップしたこと自体はフツーのことだから省略。そりゃアップはするさ必死にやってるもの。

①先生を泣かす事件

Camblyの先生は多種多様なので「私の書いたSNS向け読書感想文を添削してくれ」と誰にでも頼めるわけではないです。正直戸惑われたこともあります。まあこんな依頼する生徒そんないないよね。そういうわけで、何人か決まった先生をキープしてお願いしています。
ある先生(アメリカ人)はとても熱心に私の感想を読んでくださり、こうした方がもっとわかりやすい、もっと惹きつける文章になるよ、と毎回とても真剣に、真摯に添削してくださる。
楽しんでやってくれているのが伝わるので初期からずっとお願いしているのですが、3年目くらいたったある時突然「あなたの文章は本当に成長した」と感極まって泣き出すという事件がありました
最初はシンプルな感想しか書けていなかったのに、すごく文章の書き方に上達が見られて感動したそうです。それ聞いて私も泣いた。自分の成長を知ってもらえたことも自分の成長に涙してくれる人がいるのも嬉しい。

②海外から意外なオファー(?)をもらう

自分のInstagramにただ淡々と感想を載せているだけなので、別にアカウントを伸ばすという努力は全くしていなく(なのにフォローしてくれている人200名もいることがありがたい。ありがとうございます)、DMも全然使っていなかったのですが、ある日DMが届きました。よくわかんないので初動は無視。

ずっと無視していたら日本語のアカウントの方にもDMが来て、どうもイタズラとか詐欺ではない真剣なもののようだったので話を聞いてみることにしました。そしたらDMの主は海外のマーケティング会社で、読書好きなら誰でも知っているであろう某有名な海外の文学賞のプロモーションをしているとのこと。まあ詳細は省きますが、“インスタで読書のアカウントをやっている日本人で英語もわかりそうな人“を探していた様子。すごくニッチなのでこんな弱小アカウントが見つかったんですね。その会社の人とやりとりして(もちろん英語)初めて海外の会社とお仕事をするという体験ができました。これはこのアカウントやってて良かったなと感じた、すごくありがたい経験です。

長くなったのでとりあえず締めます。

長くなりましたが、私は日本語でも読むのが遅いし、上記のようにプロセスを踏んでいてパパッと書いて出せないので更新頻度は激遅です。
読んだけど感想書くほどでもない本も山ほどあるのでさらに頻度は落ちます。
アカウント4年くらいやって投稿数はまだたったの43。。。
時間かかりすぎだろうって自分でも思いますが
でも一つ一つ丁寧にコツコツやってきたので、自分の投稿をたまに自分でも読み返してるくらい大事なアカウントになりました。これからも地道にやっていこうと思います。


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