ニューコモン商会

天竜二俣を舞台に、井戸端会議からXRまで、懐かしくも新しい「コモン」を見つけ、暮らしに実装していくユニット「ニューコモン商会」のnoteです。 https://www.newcommon.net/

ニューコモン商会

天竜二俣を舞台に、井戸端会議からXRまで、懐かしくも新しい「コモン」を見つけ、暮らしに実装していくユニット「ニューコモン商会」のnoteです。 https://www.newcommon.net/

マガジン

  • 週刊新川

    • 59本

    新川モールに集う愉快な人々のあれこれ。

最近の記事

地域振興とIPの接点

めちゃご無沙汰してます。ニュ商弟の中谷です。 久々にPodcastを更新したので、せっかくならと思いnoteも更新しようかなと。 と思って書き出したは良いものの、まぁ書けないっすね…驚くほど文を紡げない。 とりあえず今回はPodcastと同じくリハビリ回ということで、雑なものになりそうですがご容赦下さい。 さて導入はここらへんにして本題へ。 今回のテーマは「地域とIP」です。 ここ半年ほどのニュ商といえば、地域の唯一無二性を調査・研究することをテーマに掲げ(いつかこの話

    • 田舎の未来と妄想の夏

      世間は夏休みらしいですね… 夏休みといったらSFと作文だと相場が決まっているので(強引)、限界集落に住んでいる自分ならではの妄想作文をしてみました… …少子高齢化と産業構造の変化によって日本経済が右肩下がりになり、多くの行政がその機能を縮小せざるを得ない、あるいは統廃合を免れなくなった近未来。 日本の地方では、高度経済成長期から続いてきたスロープ化も落ち着きをみせ、コンパクトシティ化が進んでいた。 一方で、かつて限界集落と揶揄され、コンパクトシティの流れから取り残された日本

      • 情報量が多いのはどっち?

        何の話かと言えば、自然と人工物の対比についてです。情報量が多いのはさてどちらでしょうか? … … … はい、これは「自然」ですね。例えば、ビルの壁面と樹木を眺めてみたときに、ビルは、表面素材や凹凸、汚れ、太陽光の反射、、そのくらいの要素に集約される。そしてそれらはコピー&ペーストでビルの壁面を覆っているととらえることができる。 一方で、樹木は、二つとない複雑な凹凸、木の中の構造、根から吸い上げられて葉っぱに到達する水分の流れ、風で全て別々の動きをする全てが違うデザイ

        • 安宅さんのシンcommons論がアツい

          先程ツイッターのタイムラインを漁ってたら、安宅さんがいつものごとくめちゃ面白いマトリクスを投稿していたので、勢いで備忘録的に書いてます。 それにしても、これがタダ(厳密には違うけど)で享受できる時代ってすごい。 おっと横道にズレました。まずはこちらご覧下さい…(そしてリツイートするのです…するのです…) ていうか、うーん、示唆深い…マジで何事もそれだなと(謎)。 ここから先は私の感想というか妄想ですので、適当に流してもらって良いです。 日本は空気感でルールメイクしてきた

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        • 週刊新川
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        記事

          「まちのことやってきた世代」からのバトンタッチ

          世代交代という言葉がある。辞書を紐解くと、こう記してある。 若い年齢の層が、年配の世代に取って代わること。組織や集団で、人事が刷新されて、若い年齢層が台頭すること。 最近、仕事の関係で町会などいくつかの地元組織の会合に出ることが重なった。5つほどの会に出席したが、どの会ももれなく70オーバー団塊世代の男性の方々が参加されていた。やはりこの世代の方々が昭和の時代から街をうかしてきて、それが構造として今でも続いているのだなぁとしみじみと感じたのであった。 これを短絡的によく

          「まちのことやってきた世代」からのバトンタッチ

          田舎と街のコミュニティ

          あけましておめでとうございます。 公私共に、まさに怒涛の如く過ぎていった12月が終わり、半月遅れて年末を感じている中谷です。今年もニ商(ニューコモン商会)をよろしくお願い致します。 さて、やっと落ち着いてきた今日この頃。ふやけた脳のリハビリに、少しずつインプットを増やしていかねば…と思い、2022年最初の読書を敢行しました。 タイトルはMEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.1 - COMMUNITYです。 実はこちら、昨年12月に天竜へ訪れてくれた、高

          田舎と街のコミュニティ

          素晴らしき二俣の夜

          天竜二俣の魅力に魅せられ、ニューコモン商会という捉えどころのない活動を始めるに至ったけれど、特に好きなのは夜の二俣だ。夏の夜なんかは何とも言えない青春感(エモさ?)を勝手に感じてしまう。 まず山ノ舎にすべりこみビール片手に中谷君としゃべる、そのうちにポツポツと地元の人が飲みに来る。軽くしゃべったり、人の話に横耳を傾けたり、気づくとお酒がワインになっている。ローカルだけど都市的な交流。地域の話、新しいビジネスや挑戦の話、あまりネガティブな話がないのが良いと思う。 浜松の街な

          素晴らしき二俣の夜

          コモン≒重なる心象風景

          ニューコモン商会は、天竜二俣をベースにまちに散在するコモンを見つけたり、新しいテクノロジーや価値観から成るコモンが既存のまちにどのように実装されていくのかを考えるユニットです。 自然地形や象徴的な都市空間など、時代を超えて変わらない(変化が極めて少ない)ものがある。自然地形では、遠くにそびえる山脈や海の見える丘、悠々と流れゆく河川など、象徴的な都市空間は、寺社や広場、祭りのときだけ現れる祝祭空間、道路空間、公共交通関連施設(駅や線路等)などが挙げられる。そうした場が多くの人

          コモン≒重なる心象風景

          奥行1mのコモン

          静岡の田舎でコモンをさけぶユニット「ニューコモン商会」兄の高林です。このneteではコモンの発掘・共有をテーマに、様々なコンテンツを紹介、感想など綴っていければと思います。 僕が天竜二俣って面白いなと思った理由の一つに、この「奥行1mのコモン」があります。奥行1mのコモンとは、何のことはなくて、道路と建物の間のスキマのことです。クローバー通り商店街では、ここに椅子やベンチが置いてあり、よく人がおしゃべりしています。土地権利上は宅地でありながら、誰が来て座ってしゃべってもOK

          奥行1mのコモン

          NGG感想②コモンズの逆流が始まる

          はやくも一日一コモンが結構大変になってきましたw 今日はnext generation government のまとめ・感想その2です。 公共サービスとコモンズの現在地 コモンズといえば、一般的に共有地や共有財を意味する言葉とされています。工業化以前の農耕時代には、牧草地などがコモンズの代表例として挙げられていることが多いですが、工業化以降の現代においては、市民の元にあった様々なコモンズは、行政府の管理下におかれ、工業化のそれと同じく、より効率的で画一なインフラ/サービスと

          NGG感想②コモンズの逆流が始まる

          「NEXT GENERATION GOVERNMENT」のレビューなど①

          静岡の田舎でコモンをさけぶユニット「ニューコモン商会」弟の中谷です。このneteではコモンの発掘・共有をテーマに、様々なコンテンツを紹介、感想など綴っていければと思います。 ということで記念すべき最初の紹介は元wiredの編集長、若林恵さん率いる黒鳥社より発行されている 「NEXT GENERATION GOVERNMENT」次世代ガバメント小さくて大きい政府のつくり方  であります。 レビューなど まず前提として、我々は普段、様々な活動を通し、俗に言う「まちづくり」

          「NEXT GENERATION GOVERNMENT」のレビューなど①

          ニューコモン商会、はじめます!

          井戸端会議からXRまで、懐かしくも新しい「コモン」を見つけ、暮らしに実装していくユニット「ニューコモン商会」をはじめます。 メンバーは高林健太・中谷明史。ともに静岡県浜松市の出身。 高林は森ビル、中谷は東京R不動産に所属し、それぞれアーバンライフを満喫していたものの、故郷への思い入れが強すぎてUターン。共に「まちづくり」に携わる毎日のなかで、「コモン」の重要性に気づき意気投合。全く前知識のないまま、完全に見切り発車でユニットを結成。日々何らかのアクションに繋げる為、まじめに

          ニューコモン商会、はじめます!