地域振興とIPの接点
めちゃご無沙汰してます。ニュ商弟の中谷です。
久々にPodcastを更新したので、せっかくならと思いnoteも更新しようかなと。
と思って書き出したは良いものの、まぁ書けないっすね…驚くほど文を紡げない。
とりあえず今回はPodcastと同じくリハビリ回ということで、雑なものになりそうですがご容赦下さい。
さて導入はここらへんにして本題へ。
今回のテーマは「地域とIP」です。
ここ半年ほどのニュ商といえば、地域の唯一無二性を調査・研究することをテーマに掲げ(いつかこの話題もnoteに書こうと思う)活動をしようと定款や印鑑まで作ってあと一歩のところで法人設立、というところまで来たのですが、それも企画倒れとなり、
「なぁ…俺たち、一体どこに向かっていくのかなっ…!」
なんて言いながら学生服着用のうえ多摩川の土手で夕日に向かって石を投げている状態です。
そんな中、中谷は若林御大と齊藤精一大先生のPodcast「メタバースえとせとら」を聞いていたら、何だか行先が見えてきた気がしたので、殴り書きのメモを後悔公開しようと思います。
IPについて整理
IP(Intellectual Property / 知的財産権)とは、人の創造的な活動によって生み出された作品や発明などの無形の資産を意味します。 これには、文学、音楽、芸術作品(著作権)、発明(特許)、商標、企業のロゴ、ビジネスのノウハウ、デザイン(意匠権)などが含まれまれる
ex:LinzにおけるIP Ars Electronica / AustinにおけるIP SXSWなど
これまではコンテンツ産業の人々が特権的に触れるものであったが、現在は二次創作含め、ファンダムエコノミーが発生している。ユーザー生成コンテンツの媒介としての側面が大きくなりつつある。
最近のプレイヤー
PIEDPIPER:バーチャルシンガーやボカロpなどのプロデュースを行うクリエイティブレーベル
レーベル活動だけではなく、IPプラットフォーム兼ユーザー生成コンテンツとしてTRPGの開発を行うことでファンダムエコノミーの形成に成功。
(新時代すぎて咀嚼に時間がかかったけど、すげーことやってる。ぜひリンクチェクして欲しい)
ファンベース/ファンダム
wired vol.53 「Spatial × Computing」より
VFXスタジオDNEGのマーケティングディレクターインタビュー
「出発点として重要なのは、アート性でも技術性でもなく、ファンベースがあるかどうかです」
という言葉が思い起こされる。
例示するならば、いくらアニメーション技術が進化して、素晴らしいアニメ作り出せたとしても、一番重要なのは、そこに登場するキャラクターにファンがいるか(あるいはファンを作り出せる見込みがあるかどうか、まで含む?)がクソ重要。めちゃ立派なコンセプトで立派な箱つくっても、利用者いない地方の墓標的公共建築とかはわかりやすい失敗例
・地域/IP/コアコンテンツのパワーバランスと相関性
雑誌とメインコンテンツ(グラビア)の関係に近い?→一方で、メインコンテンツ=雑誌とはならないのでコンテンツが外れた時、本体である雑誌自体にファンダムがなければ廃る。
→広告っぽいレジームからの脱却を図り自らの持つアセットからコンセプトを捻り出しIPを生み出す必要がある。
地域におけるオリジナルアセットから作り出されるシグネチャーイベントの存在など
海外の例
海外のディベはハコ作るだけでなく企画もゴリゴリにやる
例えば drumsheds
仕掛けは Broadwick Company ポートフォリオに設定しているのはSpaces、Live、Development、Partnerships つまり、全方向的に持前でやっちゃう気合入った企業。これをオンラインでやってるのがPIEDPIPER。
まとめ
・べニューのIP開発部門(イベントの場合 企画・プロモーション・チケッティング・オペレーションまでいけるプロチーム)のような組織が地域にも必要なんだろう。
なおマインドとしては以下のようなイメージ。
いずれにせよ、マイナーメディアとマスエコノミーの接点が必要(piedpiperの例でいうならマネジメントしているバーチャルシンガーやボカロpなどのコアコンテンツの存在、つまりファンダムのコアとなるコンテンツ)であると。
みたいな話を地域振興の文脈に置き換えると、割とおもしろいかも?
ていうかんじで、まとまっているようないないような。うーん、まとまってないか…
でもなんとなく新しい方向性は見えてきているのではと思います。
今年中にはなんらかのアウトプットしたいなー