【人生】小さな、約束。
今日は家族の誕生日だ。
我が家の保護猫が3歳になった。
窓辺で寄り添いながら日向ぼっこをする姿を
見ながら考える。
この子たちが自分の元に
やってくるまでの物語を。
そしてまだ家族を待っている
無数の命たちのことを。
保護猫。
その言葉の重みは、
可愛いだけでは測れない。
我が家には2匹の保護猫がいる。
キジトラの女の子、双子だ(と勝手に思っている)
彼女らは今、
当たり前のように自分の膝の上で寝そべり
当たり前のように朝の食事を待ち、
当たり前のように愛されている。
でもこれは決して当たり前ではない
幸せなのだということを、自分は知っている。
保護猫活動をされている方々を見ていると
その献身的な姿に心を打たれる。
同時に、自分にはできないという現実も
痛いほど理解している。
「可愛いから」「猫が好きだから」
というだけでは、決してできない活動だ。
それは時に心が折れそうになるような
決断を迫られる。
限られた資源の中で
救える命と救えない命を
選ばなければならない瞬間もある。
その重責を、自分は担うことができない。
だからこそ、できることをしたい。
自分にできることは
まずは経済的な支援だ。
活動資金の支援や保護猫と人々を繋ぐ
環境づくりの支援、環境の提供等々。
毎月の寄付は小さな金額かもしれない。
でもその積み重ねが
誰かの命を救う一歩になるかもしれない。
そして、出会いを繋ぐこと。
SNSでシェアをしたり、
保護猫カフェに友人を誘ったり。
新しい家族との出会いを待つ
猫たちの橋渡しになれたらと思う。
そう。だから自分は、
もっとたくさんお金を稼ぎたい。
お金だけでは幸せにはなれないけど
お金があれば選択肢が増える。
より多くの支援ができるように。
より多くの命の選択肢を増やせるように。
今日、3歳になった
我が子たちを抱きながら自分は誓う。
これは決して壮大な夢ではない。
ただ、自分にできる精一杯の約束。
明日も、その翌日も、
その小さな一歩を積み重ねていく。
それが今の自分にできる
最善の保護猫活動なのだから。
キジトラtwins、
お誕生日おめでとう。
元気でいてくれて、ありがとう。
いつもそばにいてくれて、ありがとう。
そんな感じ。