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【読書記録】『会計の地図』を読んで変わった、数字との向き合い方。



自分は「数字」と聞くだけで
どこか苦手意識が湧いてしまう。

学校の数学はついていけず
仕事ではエクセルを使うたびに戸惑い、
家計簿も三日坊主で終わる。


そんな自分が『会計の地図』を手に取ったのは
「図解で説明されていてわかりやすい」という
評判を聞いたから。

そして実際にこの本が自分と数字との
距離をぐっと縮めてくれた。


会計の基本が「1つの図法」で見える世界

この本の魅力は、財務3表(貸借対照表
損益計算書、キャッシュフロー計算書)という
複雑に感じるものをシンプルな図法で
解説している点。

そして自分をより夢中にさせたのは
会計が単なる「会社の話」ではなく、
自分自身の生活にも活かせるという視点だ。

例えば家計を「貸借対照表」として捉えると、
今の資産や負債が一目で見えるようになる。

「固定費と変動費」の考え方も
家計管理に直結する知識で、
早速いくつかの固定費を削減する見直しをした。

図解のおかげで数字が苦手な自分でも
イメージができるから
実践するのもおもしろい。


「自分を会社に見立てる」という視点

自分を「会社」に見立てて経営する、
という発想。

会社が収益を上げ、コストを管理し、
資産を増やしていくように
自分の生活もお金や時間の使い方次第で変わる。

この視点を得てからは
自分の趣味や学びにかける時間やお金を
「投資」と考えるようになり、
様々な無駄を減らせるようにもなった。

特にキャッシュフロー(お金の流れ)の
考え方は自分の収入や支出を冷静に
見直すきっかけになった。

「現金を持ちすぎてもリスクになる」という
箇所では、使い道を考えず貯めているだけでは
不十分だという気づきも得た。


難しい内容も楽しく学べる工夫

『会計の地図』は、ただの解説書ではない。

具体例やユニークな視点が満載で
「ペンギンも固定資産になる」という
エピソードはお気に入り。

難しい内容でも親しみやすく
「もっと知りたい」と感じさせてくれる構成が
とてもおすすめの一冊。


会計を「人生の地図」にする

『会計の地図』は、
自分にとって「数字」を避ける人生から
「数字を活用する人生」への入り口を
与えてくれた本。

仕事のスキルとしても役立つし、
家計管理や将来設計にも応用できる。
この本が教えてくれるのは
会計は単なる数字の話ではなく、
「人生の地図」を描くための道具だということ。

数字が苦手な人にも
ぜひ手に取ってほしい一冊。

この本が、きっと新しい視点をくれるはず。


そんな感じ。

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