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異世界転移~雑貨倉庫のスキルで生き抜く

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趣味で小説書いてるチート系なので好き嫌いが分かれる作品です。
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異世界転移~雑貨倉庫のスキルで生き抜く 第一話

異世界転移~雑貨倉庫のスキルで生き抜く 第一話

俺の名は中村悠斗。28歳独身。何処にでもいる普通のサラリーマンだ。今日も電車に乗り会社に向かう所だ。しかし、その時だ。足元が突然光。周りが驚いてる。一番驚きたいのは自分だ。一体どうなるんだ俺?周りが真っ白になり目を覚ますと石だ。いや石で出来た壁。建物だ。足元を見ると何か模様が描かれている。そう思ったら。

「ついに成功したぞ!勇者様が我々に答えてくれた!」

なんだ?!いきなり、周りにはさっき乗っ

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第二話

現状確認として、3日以内に王都から出なければならない。宿屋はあるのか聞いてみなきゃな。服装どうしようか。スーツのまま連れてこられたので周りの視線が痛い。服屋探さなきゃな。着替えてから宿を探そう。服屋を聞いたら今歩いている道を真っ直ぐにある様だ。王都は城を囲う様に円になってる。そういえば、服屋を聞いた時に普通に話せるんだな。文字とか読めるし勇者召喚特典かな?服屋を見つけ、中に入り店員に聞いてたら自分

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第三話 閑話 勇者に選ばれた者達

俺の名は吉野和也。至って普通の何処にでもいる高校生だ。別に何の能力も無く、ただ学校に行って部活をして家に帰るだけの生活だったがある日俺に告白してきた女子高生がいた。名前は佐藤美紀。隣のクラス女子だ。長い黒髪で可愛い。

「吉野君、あの…前から好きでした!付き合ってください!」

部活が終わり下駄箱の前で言われた。正直恥ずかしかったがつまらない日常もおさらばになればいいと思った。あの日までは。付き合

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第四話

国境近い町の名はクラコサ。半日くらいかかる様だ。腰持つかな?しかし、王都から簡単に出るとは思っても見なかった。雑貨屋になるには商会ギルドに登録しなくてはいけないらしい。隣国で登録しよう。自分の他に夫婦と見られる男女。剣を持った冒険者。多分護衛だろう。となりに壮年の男性がいたので暇だから話してみた。

「クラコサに何しに行くんですか?私は初めて行くんですが。」
「えぇ、友人に珍しい品を渡しに行くんで

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第五話

腰がマジでやばい。丸一日経ったのでまだまだ先だけどやばいな。スキルの倉庫には湿布は無かったし。その時エルフの子が。

「どうしました?」
「腰が痛くて。最近馬車に乗ってなくて。」
「あ、それなら!ヒール!」

突然、手から光が出た。

「あれ?痛く無くなった!ありがとう!」
「効いてよかったです!」
「お礼にこれあげるね。」

彼女にあんぱんを渡した。

「え!?そんな!大丈夫です!ただ痛そうに見

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第六話

あれ?早く着いた?そうここは関所だ。この先はフランルダ王国だ。兵士達がいるし行列が出来てる。やっぱ人口流出のせいかな?仕方ない。並ぶか。因みにあんぱんと水のペットボトルは業者のおっさんに一箱ずつ買ってくれた。金貨4枚で。いらないって言っても聞かなくて。そういえば補充はどうなってるんだろう?確認してみた。
見えないところに移動して、入ってみたらなんと、自動的に補充されていた。一箱なら一箱補充されるし

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第七話

物件はどうしようか。悩んでいるいたらギルドマスターが。

「そういえば、あそこ空き家になってなかったか?隣町のアンダルに。住居兼商店でな前の住人が王都に引っ越して、確か雑貨屋やってたし、中々決まらなくて、貸家にするからそこでいいんじゃないか?」

おぉ!それは良い物件だな。アンダルかどんな場所だろう。地図と物件資料を見せてくれた。1階が商店で2階が住居になってる。広さも充分だ。木造だか中々いい。家

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