一般社団法人Nest / Pocket

たくさんのおたからを発掘し、村全体を学びの場に! 公教育と社会教育の垣根をなくし、子ど…

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たくさんのおたからを発掘し、村全体を学びの場に! 公教育と社会教育の垣根をなくし、子どもたちのやってみたい!が中心の環境を整えていきます。 https://linktr.ee/nest.nishiawakura

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最近の記事

【9月】PocketReport

下旬になってやっと涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日が続いた9月。 子どもたちの夏休みは終わりを告げ、学校が始まりました。夏休み中のお土産話や合同運動会、学校生活について意気揚々と、あるいはぽつりぽつりと話してくれるので、充実した生活を教えてくれてスタッフは嬉しい限りです。 ある女の子に雑談ながら「Pocketを他の子におススメするとしたらなんて言う?」と尋ねてみました。「ゆっくりもできるし、物がたくさんあるから、自分の好きなことを好きなときにできるから楽しいよって言

    • 【Pocket Report】8月

      こんにちは!この夏はいかがお過ごしでしたか? Pocketも改善を加えていき、おかげさまで少しずつ拠点としての機能や環境が充実し、いるだけで豊かな時間を過ごせる空間に近づいていると思います! 今月もPocketで起きた「やってみん!」をピックアップします! 〇「スイカ割りやってみたい!」 7月の拠点大会議で出た「スイカ割り」。計画していた日に近くの商店にスイカを買いに行ってスイカ割りを行いました。商店で「ポンポンッ」とスイカをたたいて音を聞きながら選んだスイカを持って帰り準

      • 【10日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

        とうとうこの日がやってきてしまいました。 合宿期間中急に雨が降り出すこともざらではなかったのですが、今日の空は真っ青に染まっていました。西粟倉村側は私たちを送り出す準備ができているようです。。。 今日が全員にとって一番忙しい朝だったんじゃないかな(笑)宿泊させていただいたPocketの掃除から始まりました。起きるのが遅い上に、ねどこは散らかり放題でしたが、タイムリミットは9時だったから、1時間ですべてをやりとげなければ!!と皆が走り回ってました。 その後振り返りを行いま

        • 【9日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

           今日はついに、授業本番の日!  どうすれば、小学生に西粟倉村の魅力を分かりやすく伝えられるか、自分たちの学びに触れてもらえるか、たくさん話し合いをしてリハーサルを行ってきました。  泣いても笑っても今日が本番。高学年チームと中学年チームともに、朝から準備に取りかかりました。 不安や緊張、ワクワクする気持ちを持って遂に学校に到着。  教室に到着後も、授業が始まるギリギリまで打ち合わせと最終調整を行いました。 私のいた高学年チームは、このフィールドワークでの講義やイン

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        • JICA中国 西粟倉フィールドワーク
          20本
        • Pocket
          21本
        • 西粟倉物語(インターン生・さとのば生体験記)
          11本
        • 西粟倉ラーニングジャーニー体験記
          11本
        • 月刊Nest
          18本
        • Nestの考えていること
          2本

        記事

          【8日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          いよいよ明日の本番に向けて、今日は授業のリハーサルを3回重ねました。 高学年グループは、やってみん?を子供達に主体的に行ってもらうという授業内容でした。やってみん?は岡山弁で、やってみない?という意味になるそうです。議論を重ねに重ね、スライドやワークがどんどん形になっていく過程をみて、私もこの授業がどれほど良いものになるのだろうとワクワクしました。前日はオールしてる子もいたのにもかかわらず、元気いっぱいに授業をしてくれました! 私が入ってた中学年グループは、西粟倉の魅力は、

          【8日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          【6日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          今日は10時のリハーサルに向け昨日の自主調査や今までのことを踏まえ朝から授業のための準備を行いました。 そしてリハーサルを終え、ほかのチームやネストの方からの意見を参考に15時にポケットの子供たちへ向けてもう一度リハーサルを行いました。そこで出た改善点に何回も議論を重ね終わりが見えない状態が続き疲労も見えてきました。ですがなんとなく形になってきたので今度はそれを子供たちに伝わるように取り組んでいきたいです。 夕方はあわくら温泉元湯へ行き疲れ切った頭をリセット!♨ いよい

          【6日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          【5日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          今日は、午前中にグループに分かれて最終日に行う小学生への授業の作成のため、自主調査を行いました。各自情報収集したい場所に足を運び西粟倉の方々から貴重なお話をして頂きました。私たちのグループは西粟倉村役場、村の商店、むlaboさんを訪ねました。 幅広い年齢層の方が、個人の趣味として利用されているそうです。また、隣にある学童「げんきっこ」のこどもたちが週に1回工作をしに来ます。 その後Pocketに戻り、授業の構想を何度も練り直しました。 夜は、オーストラリア研修事後学習に参加

          【5日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          【4日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          〔したこと〕 ・西粟倉で働く6人にインタビュー ・西粟倉村行政のお話 ・自主調査 ・地域食堂で夕ご飯 〔インタビューを行った人〕 ・Reml Behnさん🐝 ・たねラボさん👨‍🔬 ・シブヤカバンさん🧳 ・小林菓子店🍰 ・Social Animal Bondさん🐕 ・路草珈琲Uさん☕️ 今回は、Reml Behnの黄塚森さんを取り上げます。 "リムルベーン"はRewrite the Missing Link Between Human and Nature(自然と人の、失

          【4日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          【3日目】JICA中国フィールドワーク2024

          今日は、西粟倉百年の森林協同組合の内田さんに、“奇跡の村”、“田舎の最先端”といわれる西粟倉の林業について、お話を伺いました。 間伐された木材を集約する土場も、見せていただきました。重機で操作しながら木材の切り口をみて、質を判別するなどの職人技を見ることができました。 「百年の森林事業」の実務を担っている株式会社百森の、田畑さんに西粟倉の森林のなかで、活動等を説明していただきました。ヒノキの良い香りのなか、普段歩くことのないような急斜面を登りました! タレクさんとキマニ

          【3日目】JICA中国フィールドワーク2024

          【2日目】JICA中国フィールドワーク2024

          今日は、始めに今回の西粟倉フィールドワークのプロジェクトについてディスカッションしました。プロジェクトの始まりと終わり、理想と基底を皆で決めました。 その後、パレスチナとケニア出身のJICA研修員の方がpocketに来てくださり、私たちは子供たちにパレスチナとケニアを紹介するための準備をしました。 午後からは子供たちと一緒にその国の郷土料理を作って食べたり、ゲームを通じてその国について学びました。思い通りに進まないこともありましたが、なんとか乗り越えることができました!子

          【2日目】JICA中国フィールドワーク2024

          【1日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          ついに始まったJICAフィールドワーク!様々なルーツを持つ9人が西粟倉村のPocketに集まり、初めての顔合わせでした!緊張感と刺激のある1日だったと感じています。  顔合わせ後は、JICA中国の斉藤さんやNestの方からのお話を聞きました!フィールドワークに向かうための心意気、注意事項などを聞き、今後の生活に高揚感と緊張感を抱きました。 その後は、AMDA社会開発機構の白幡さんから国際協力とNGO、課題解決に必要なこと等を実際に経験された事例を元にお話いただき、これから

          【1日目】JICA中国フィールドワーク合宿2024

          【Pocket】美術館ってどんなところ?

          「学育フィロソフィーセンター Pocket」は、ちいさな「美術館」を備えています。 西粟倉村の人たちにとって主要な美術館は気軽に足を運ぶには遠く、芸術鑑賞の機会はそう多くありません。そのため保護者が熱心な家庭でない限り、とくに村の子どもたちが日常的に文化芸術に触れる機会は滅多にありません。また、文化的な活動場所もスポーツ機会に比べると少なく、絵を描いたり造形をしたりといった芸術活動の場もなかなかありませんでした。 そこで、Pocketの「美術館」では「アートにふれ、鑑賞す

          【Pocket】美術館ってどんなところ?

          【Pocket Report】7月

          夏に入った子どもたち。「ホースで水浴びしたい!」「ジャガイモを揚げてみたい!」「カラフルパンケーキを作ってみたい!」「ビニール傘に模様を描いてみたい!」などなど、子どもたちの「やってみたい!」はとどまるところがありません! そんな7月のPocket Reportは、「やってみん!」をいくつかピックアップしました。 薪だなづくり、ついに完成! 設計図作成から模型づくり、そして材料調達、組み立て...と4月からコツコツと作ってきた薪棚もついに完成です!早速、玄関の前の崩れた

          【Pocket Report】6月

          6月レポート遅くなりました。6月は暑さも増してきましたが、子どもたちは屋外・屋内で自分の「今日はなにをしようかな!」や「今日はこれやってみたい!」を毎回挑戦していました。 そんなPocketの6月の様子をご紹介します! アート部 現在Pocketミュージアムで行なわれている「夏」展に自分の作品も並べてみたい!ということで、一人の女の子が作品を出展してくれました。海のさざ波の音が聞こえてくるような、そんな夏を感じる作品です! おやつ研究所 夏も近づいてきて「冷たいお菓

          【Pocket Report】5月

          はじめにスタッフが「今日はなにする?」と聞いていたのが、どんどん「今日はこれやってみたい!」「今日はこれで遊ぶ!」と、自分で決めていくようになってきた子どもたち。 そんなPocketの5月の様子をご紹介します! 〇やってみたいこと企画「拠点大会議」 5月25日に行なわれた「拠点大会議」では、それぞれPocketでやってみたいことを考えてみました。前回3月に行なった拠点大会議で出た内容を振り返り、「あ、そういえば薪棚作るって言ってたわ!」と思い出したようです。また「夏だか

          【募集中!】中国5県在住大学生・院生対象「JICA主催:西粟倉村フィールドワーク合宿」2024

          キャッチコピー「生きるを楽しむ」を掲げるSDGs未来都市で、地域のいまを感じつくす! 概要【合宿期間】 2024年9月9日(月)~9月18日(水) 10日間 【対 象】 中国5県在住の大学生、大学院生、高専4・5年生       ※大学の所在地は中国5県に限りません。 【募集人数】 10名 【滞在場所】 岡山県西粟倉村 Pocket(宿泊スペース) 【受け入れ担当予定団体】一般社団法人Nest(主催者:JICA中国センター)  【参加費】現地までの交通費及び食費(研修費、宿

          【募集中!】中国5県在住大学生・院生対象「JICA主催:西粟倉村フィールドワーク合宿」2024