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スマホの乗り換えキャンペーンって罠は無いのか?というお話
総務省の指導により、回線に紐づく値引きは22,000円まで、と上限が定められているのに、最近は一括1円とか、大幅な値引き合戦が再び展開されています。
一見凄いお得なように見えますが、本当にお得なのか、上手い話には罠があるのか、実際iPhone 13miniをMNPを使って購入?レンタル?してみました。
iPhone SE2とか12 miniなら一括xx円と異常に安いものがあるのは承知していますが、転売ヤーではないので要らないものも買っても仕方がありません。
現在iPhone 12Proを使っていますが、やっぱり大きくて重いと感じます。
会社でiPhone 13miniを使っているので、サイズ感は検証済み。
まあぶっちゃけ12miniでもいいのですが、12 Proから12miniに替えるとグレード落ち感が強くて残念な気分になるので、最新の13miniにしました。
ノッチが12Proよりも狭いのもGoodです。
さて、iPhone 13miniですが、冒頭のように、回線契約を条件に大幅値引きをするのは禁止されていますので、各キャリア・販売店も知恵を絞って割引合戦を行っています。
色々あり過ぎるので紹介しきれませんが、大体以下の3つで構成されているようです。
1)通信キャリア値引き(22,000円が上限、回線契約必要)
2)販売店値引き(上限なし、回線契約とは関係なし)
3)残価設定(支払留保、回線契約とは別)
2)が曲者で本当に販売店独自の値引きならば、回線契約が無くても、MVNO(格安SIM)でもできるはずですが、実際には3大キャリアの回線契約が必須なようです。
まあ、大人の事情があると思うので、私が実際にiPhone 13miniを入手した内訳を考えてみたいと思います(正確な内訳は提示されないため予想です)
店頭では「負担額23円!」という看板が大きく踊っています。
内訳(予想)は、
本体価格:98,208円(ちなみに定価86,800円Apple Store)
1)ドコモ値引き△22,000円
2)販売店値引き△27,345円(金券支払扱い)
3)残価設定△48,840円(2年後に支払うか、端末返却)
合計:23円(月々1円x23回支払)
確かに月々の支払いは2年間で23円で済むのですが、元々の本体価格が11,408円底上げされています。
さらに契約月に事務手数料3,300円とahamo(ドコモからahamoへはプラン変更なので即日変更はキャリア公認の方法で問題は全くありません)の初月額料金2,970円の日割り分掛かります。(同月内に再MNPした場合は日割り無しの全額)
残価については、iPhone 12miniの買取価格は現在4万円前後ですので、2年後の設定としては高めになっていると思います。
転売を防止するためか。
したがって、本キャンペーンを使う場合は、2年後に返却したほうが良いと思います。
となると、お得かどうかは値引き幅ではなくて、2年間の使用料で考えればいいということになります。
2年間の実質使用料は6,293円(月々支払23円+初期手数料3,300円+初月料金2,970円)です。
最新機種が2年間で6千円ちょいならいいのではないでしょうか。
ただし、これは初月にahamoを解約できる場合です。
ここからが問題です。
ahamoはいつまで契約しなければならないのでしょうか?
短期解約によるブラックリスト入りの罠
現在メイン機のiPhone 12ProはIIJmioのギガプラン8GB 1,518円/月を使っていました。
在宅勤務もあってWifiを使う機会が多くなったせいか、それほどデータ量は消耗しなくなりましたので、8GBでも十分です。
またIIJmioは使いきれなかったデータ量は翌月まで繰り越すができるので、それほどデータ量を必要としないなら使い勝手が良いプランだと思っています。
今回ahamoにより、20GB 2,970円/月とデータ容量は倍以上だけど、料金も約2倍になってしまいました。
それほどデータ量使わないので、すぐにMNPして格安SIMに替えたいのですが、6カ月以内にMNPするとブラックリスト入りとか、ネットで言われています。
もちろん法的には短期解約によるペナルティはありませんが、各キャリアは総合的判断ということで、短期解約の特定の顧客をブラックリスト入りさせるそうです。
(ドコモショップの回答)
ただ、代理店もどういう条件でブラック入りさせるのか、契約期間はどのくらい経過すればブラック入りさせないのかは分からない、とのことです。
あまり信用のおける回答とは思えませんが、可能性として6カ月後でも大丈夫とは限らないということか。
仮に6カ月ahamoを維持した場合の価格差を試算します。
(ahamo 2,970円 ー IIJmio 1,518円)x6カ月 = 8,712円
先ほどの使用料と合わせると、15,005円/2年。
まあ、625円/月と考えると6カ月間くらいahamo維持してもいいかな、と。
ただなんとなく釈然としないので、頻繁に端末を買い替えない普通の市民が1回の短期解約(再MNP)で本当にブラック入りするのか、試してみたい衝動にもかられます。
あと、どれくらいで喪が明けるのかも気になります。
今回それ以外の罠は無さそうです。
取り敢えず、2年後の返却は確定しているのですが、壊れたりすると22,000円請求されるので、大事に使うことにします。
あと、返却期限は通知とか来ないらしいので、自分で管理してないと自動的に残価を請求(分割)されてしまいますので、気を付けようっと!
あと画面にヒビが入ってもダメらしいので、ガラスフィルムとカバーは必須ですね。
ガイド枠があるので、普通に貼りやすいです。
ノッチではなく、スピーカー分だけしか切り込みが入っていないのがいいです。
2枚付いているので、2年間は使えそうです。
本体がブルーなので、紺色が良かったけど、黒しかなかった。
マットなため指紋が付きにくいのが良いです。
思ったよりツルツルしているので、滑りやすいような気もします。
また、電源・音量ボタンの色が替えられます。黄色と赤が付いていました。
返却前提なので全体を覆うカバーにしましたが、そこまで気にしなくても良かったのかも。
以下、今回のMNPの内容です。
6カ月以内に再度NMPするかは思案中。
IIJmioからdocomoへのNMPとahamoへの変更
購入値引きを受けるには、まずdocomoのギガライトプラン契約が必要ですが、すぐにahamoにプラン変更した方がいいというお店の人のアドバイスにより、帰ってからオンラインでahamoにプラン変更しました。
契約初月のみギガライトで契約してもahamoに変更すればahamoの料金が適用されるとのことです。
ギガライトプランは1GB 3,465円/月、ahamo 20GB 2,970円/月という訳の分からない料金設定になっていますので、データ量無制限の「ギガホプレミア」以外はahamoでいいのでは?
ahamoへの変更には「dアカウント」が必要です。
契約時に同時に申し込んだのに、契約書に番号がどこにも書いてなかったので、焦りました。
どうやら自分で「dアカウント」のWebサイトにアクセスして調べるようです。