メインビジュアル【弾ける想い】
今回は、卒業制作で制作した『“現代の作詞家”による翻訳』という冊子の表紙のビジュアルについて、解説していこうと思う。
冊子についての解説はこちら▼
このビジュアルのタイトルは「弾ける想い」。
恋愛によって芽生えた、内に秘めた想いは、歌詞にすることで「弾けていく」ように感じられる。
「弾ける」の象徴であるポップコーンをモチーフにすることで、想いが弾けていく様子を表した。
元は同じようなコーンに見えても、「恋愛感情」という熱を加えることで、様々な色や形へと変化しながら、弾けていく。
本来は1人の相手に伝えたくても伝えられなかった想いを、曲の歌詞として昇華することで弾けていき、日本中、世界中の人へと届いていく。
1人に伝えられなかった想いは、何万人、何億人にも伝わり、広がっていく。
これこそが、「歌詞」の醍醐味なのかもしれない。
そう考えると、本当に素敵なことだと思う。