ENFP-T の私から見た、MBTI診断について。①
今流行りの“MBTI診断”。
私から見た、“MBTI診断”について、述べていこうと思う。
●“MBTI診断”が好きな理由
そもそも私は、心理テストや性格診断、自己分析(就活時のも含む)の類が大好きで、
どんなものであっても、とりあえずやってみてしまう。
その中でも、特にMBTI診断が大好きで、見事にどハマりしてしまった。
その理由としては、
①根拠のない心理テストなどと違い、ものすごく的確で的を得ている。設問内容や分析の仕方もしっかりしていて、説得力もある。
②自己肯定感が上がる。
MBTI診断の結果は、基本的には良い内容が書かれているものが多い。
なんとなく褒められているように感じて自己肯定感が上がるし、自分のことが大好きになる。
③自分の人生に役立つ。
MBTI診断をするだけで、自分の得意不得意や向いている職業、相性の良いMBTIなど、色々な面で分析することができる。
改めて“自分”について認識し直すことができ、就活の自己分析と同じくらい(もはやそれ以上に)、今後の人生に役立ってくれる。
④自己紹介に役立つ。
自分の性格について一言で表すのは難しく、初対面の人には、なかなか理解してもらいにくい。
しかし、最初にMBTIを伝えるだけで、MBTIに詳しい人ならその人についてなんとなく理解することができるし、そうでなくても、「ENFP 性格」などと検索するだけで、すぐにわかるようになる。
⑤人とのコミュニケーションのツールになる。
流行ったということもあり、この内容を周りの人と話す機会も多い。
相手が初対面であっても盛り上がれる可能性があり、“MBTI診断”をきっかけに相手と仲良くなれる場合もある。
⑥人との関わり方を考える指標になる。
たとえば、なんとなく「この人と合わないな〜、この人が何考えてるのかわからないな」と感じていた相手でも、MBTIを聞くだけで、「この部分が違うから自分と合わなかったのか!」などの発見ができる。
「自分はFで感情型、相手はTで思考型、それなら合わないのは仕方ないな」「だったら、自分の感情的な部分を相手に無理にわかってもらおうとするのは辞めよう」「相手の理解できなかった行動についても、思考型だからと思うだけで納得がいくな」
など、自分を相手に押し付けるのを辞め、相手を素直に受け入れることができるようになる。
また、「自分はEで外向型で人と関わるのが好きだけど、相手はIで内向型だから、自分からどんどん話しかけたり質問攻めにするのは辞めて、居心地の良い関係性が築けるようにしよう」など、相手に配慮をすることもできる。
こんな感じだ。
時々、MBTIにあまり肯定的ではない“MBTIアンチ”なる者もいる。
彼らの意見としては、
・MBTI信者は、MBTIに囚われすぎて全てを左右されている。MBTIによる偏見やレッテルを貼られたり、自分個人を見てくれなかったりするから嫌だ。
・全員がMBTI診断をしているものだと思い込んで、初対面で「MBTI何?」と聞いてくる人がいる。自分はMBTI診断に全く興味がないのに。
などがある。
MBTI大好きな私としては、人と関わる上で、このあたりは気をつけないといけないな、とは思う。
●私のMBTIについて
私のMBTIは、ENFP(運動家)だ。
MBTI診断は合計6回くらいやり、そのうち5回はENFP、1回だけINFP(仲介者)も出たことがある。
最後に付くA、Tは、どちらも同じくらいの回数出ている気がする。
グラフで見ても、ちょうどAとTの中間くらいにいる。
強いて言うなら、Tの方が若干出る回数が多いかな… といった感じだ。
性格特性のグラフを見ると、
・エネルギー:若干 E(外向型)
・意識:圧倒的 N(直感型)
・気質:圧倒的 F(感情型)
・戦術:圧倒的 P(探索型)
・アイデンティティ:A(自己主張型)とT(激動型)の中間
といった感じだ。
今回は、このそれぞれの項目について、自分の性格特性から分析していきたい。
まずは、エネルギーについて。
E(外向型) とI(内向型)があり、私はどちらかというとE(外向型) 寄りだ。
この違いに関しては、単純に、「人と居るのが好きか、1人で過ごすのが好きか」だと認識している。
私は、自分が外向型なのか内向型なのか、自分でもよくわからない。
気分やその時の状況によってかなり左右されてしまう。
「人と関わるの大好き!!!とにかく人と話したい!人脈広げたい!!!!」みたいな時期もあれば
「人と関わるの疲れる。病む。1人でいた方が何倍も気楽。1人の時間がこの世で1番好き。」みたいな時期もある。
人と一緒に居るのも大好きだし、
1人で過ごす時間や“1人行動”も大好き。
人と一緒に居て、気を遣いすぎて疲れるのも、人と自分を比べて病むのも嫌だし、
人と会わなさすぎて孤独感を感じるのも、それはそれで病む。
「人と一緒にいるのが大好きで、ちょっと嫌い」
「1人で過ごすのが大好きで、ちょっと嫌い」
みたいな、すごく変な立ち位置にいる。
MBTI診断の設問についても、大体の設問にはハッキリ答えられるが、「外向的か内向的か」に関する質問だけ、本当にどちらとも言えずに、チェックを真ん中に入れて答えてしまったものが多い。
「一人でいるより、人と一緒にいる方が好き。」
→「う〜ん、好き度的にはまっっったく同じだな、、、、真ん中にするしかないか………」
「初対面の人とも簡単に接することができますね。」
→「う〜ん、相手とその時の状況による……… 初対面でも気が合う人なら一瞬で打ち解けて仲良くなれて永遠に喋れるし、話しかけても一言で終わっちゃうような、話が盛り上がらない系の人なら、もう一生無言のまま終わるし。」
「趣味やアクティビティは、グループで行うものよりも一人で行うものの方が楽しい。」
→「う〜ん、これも物による……… 一人で絵を描いたり作品を作ったりするのも好きだし、展示とかに出して、それを他の人に見てもらえて他の人と交流できる時間も好き。複数人でボドゲとか人狼とかそういうゲームをするのも好きだし、1人で本を読んだりドラマを見たりするのも好き。フェスとかライブも、友達と一緒に行くのも好きだけど、1人で行くのも大好き。」
こんな感じで、本当に自分がどっちなのか分からない。
どちらかというとE寄りだったり、診断を何回やっても、I が出たのは1回きりで、あとはE だったというところから、
どちらかというとE(外向型)なのかな、とは思っている。
次に、意識について。
N(直感型)とS (観察型)があり、私は圧倒的にN(直感型)だ。
この項目は、MBTIの5つのアルファベットの中で、1番違いがわかりにくいと感じる。
最初見た時は、直感と観察の違いって一体なんだろう???と思った。
これについては、
・S(観察型)は、現実的で実践的な捉え方をする。今現在の現実を捉える。
・N(直感型)は、物事を捉える際、抽象的で理論的な捉え方をする。現在よりも、将来や未来の展望に目を向ける。
といった意味合いらしい。
SとNの見分け方で1番面白かったのは、例えば「りんご」と言われた時に、
「赤い」「果物」などを思い浮かべる人はS(観察型)、
「ニュートン」「白雪姫」などを思い浮かべる人はN(直感型)らしい。
=物事をそのまま捉える人はS(観察型)、
その物事の背景を考えたり、そこから連想したりする人は(直感型)
といった感じだと思う。
個人的に、この、N(直感型)と S(観察型)を見分けるための設問なんじゃないかな、と思うものを、いくつかピックアップしていく。
「文章を書くなど、さまざまな創造的表現に惹かれる。」
→これはもちろん、「賛成する」!!!!
noteを書いている時点でお察しだとは思うが、私は文章を書くのも読むのも大好き。
もちろん文章以外でも、絵を描いたり制作したりするのも好きだし、展示や作品を見に行くのも好き。
音楽鑑賞も好きで、ライブやフェスにもよく行く。
「クリエイティブな作品の様々な解釈の仕方に関する議論には興味はないですね。」
→無いわけがない。もちろん「反対する」!!!
「抽象的な哲学的問題についてじっくり考えるのは時間の無駄だと思う。」
→そんなわけがない。むしろ、こんなに有意地な時間の活用方法はないとさえ思う。
もちろん「反対する」!!!
人はなぜ生きるのか、死んだらどうなるのか、この世界は本当に存在しているのか、“幸せ”とは何か、“愛”とは何か。
こんな感じの、答えのないテーマについて日々考えているし、機会があれば人とも話したいと思う。
これらの設問での回答が、圧倒的に「賛成する」「反対する」のどちらかに偏っていたことから、私はN(直感型)の方に偏っているんじゃないかな、と思う。