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言葉から自由になるために、書く
映画を見たり、本を読むと、頭の中がうるさい。
心を揺さぶったシーンや、回収できてないように見えた伏線のありかとか、いろんな映像と言葉が駆け巡って、何も手につかなくなる。
あまりにも生活に支障が出るので、思春期には一時物語を読むのをやめた時期もある。それでも素晴らしい文学作品(しかも先が気になる抜粋だったりする)を授業で扱ってしまうので、結局生活に支障が出てたんだけど。
先週末に子どもたちと久しぶりに映画を見た。
当然のごとく、頭のなかは大騒ぎだ。
このままではまずい。でも、子ども相手にしゃべってどうする?
まあ、結局しゃべっちゃったんだけど、不完全燃焼になってむしろ頭は喚きはじめた。
というわけで、昨晩はとにかく頭の中から放り出さねばならぬと、日付変更線を越えて一気にnoteに吐き出した。あーすっきり。
さて、どのマガジンに収納しよう?
まずい。分類にあう置き場所がない。仕方なく、新しいマガジンを追加した。
この人何やりたいのかわからない感が、更に強くなった。
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ここは、わたしにとって社会に置き場所がない言葉の収納庫のようなものだ。
収納庫なので、そんなに他の人のプロフィールまで回遊しないのだけど、同じように使っている人は、他にもいるんじゃないかと思う。
多様性の受容の重要性が叫ばれて久しいけれど、SNSの基本戦略は相変わらず、「テーマを絞れ」「キャラを立てろ」「投稿のカラーは統一すべし」、
多様性社会の多の一極を占めるために、自分の中の多様性を殺すことをに必死だ。
言わんとしていることは分かるし、実はやってみたこともある。
自分のしたい表現に合わせて、アカウントを分割したのだ。
結果どうなったか。それは一定の効果を見せた後、破綻した。
元々やりたいことがひとつに定まっている人だったら、この戦略はうまくいったのかもしれない。
でも、私には無理だった。全く持続可能じゃなかった。
わたしは、この場所が好きだ。マガジンで分けられるから、テーマを絞る必要もないし、キャラを立てる必要もない。自分の中の多様性すべてに居場所を与えられる。
わたしはただ、頭の中の言葉から自由になるために書きたい。なにがやりたいのかわからないんじゃない。わたしのやりたいことは、「書くこと」そのものなのだ。
なーんて、ちょっとキモいくらいエモい着地をしてしまったのは、映画の余韻の名残なんだろうってことで、どうか、お許しを。
で、今日未明に新しい収納庫に入れた記事はこちら
https://note.com/neotenylab/n/n3eec475715ee
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