書籍を手に入れるという魔法を体験するのです
2024年ありがとうございました
こんばんは🌛まつりです。
先日のnote更新日のchristmasも過ぎて、あっという間の大晦日ですね。
2024年12月31日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は書き物をする際にとても遅筆なことから、好きな作品を聞かれました。
好きな作品を参考にしたらもう少し早く書けるのかな?と言われて、以前読んだ本を改めて読み返しています。
引越しが多い私はあらゆる物を処分してしまったことから、Kindle以外の紙の本は少ないです。
売ってしまった書籍の中には現在入手困難なものも多く、先日久々に本屋に出向いたところ本の少なさに驚きました。
本屋だから本はあるんです。でも、置いてある中で欲しい本が見当たらないんです。
ネット購入が多くてリアル本屋に行く機会が減っていました。
予想以上に紙の本が少ないことと、雑貨や食品販売スペースの多さ。
改めて本屋の現状を思い知りました。
思い出す、かつての私
かつて絵本専門書店員だった私は、入荷する本を注文する際に店長から『◯◯さんの本は必ず入れて』と言われました。
メディアで話題の本の他に、昔からの定番作家さんの本は古くても売れたら必ず補充。
◯◯出版の新刊は必ず入荷する。
お客様の要望に応じて見合う本を提案するため本棚には様々な種類の絵本が並び、提案時すぐにお客様に見せられるよう、どこに何の本があるか把握していました。
(コンシェルジュ的なこのやり方、現在の書店でも実施しているのでしょうか•́ω•̀)?)
という訳で、以前読んだ本を改めて読み返しているのですが現在入手困難な本の多さにどうしようかな、と考えました。
気分転換に古本屋に連れてってもらったら欲しい本がないことにまた驚き、結局ネット購入に戻りました。
ようやく手に入れた『時の声』
以前、私はJ.Gバラードの本をよく読んでいました。
創元推理文庫、創元SF文庫の表紙はどれもデザインがいいですよね(*´ω`*)
『結晶世界』は定価より少し高かったけど新品です。
『時の声』は表紙からおわかりだと思いますが、中古でようやく見つけて定価の◯倍で購入しました。
でも、もう買えないと思っていた本が買えたから良いのです。まさかこんなに古いver.が買えるなんて思ってもいなかった(´;ω;`)
皆様もこんな体験談のひとつやふたつ、ありませんか?
書籍を手に入れるという魔法
本を読む、ということはモノを手に入れるだけでなく、コトの体験だと思います。
むかしむかし、ある人が考えた面白いお話がありました。
ありもしないお話なのに、人々はその物語の世界に夢中になりました。
人々はその面白いお話を他の人にも読ませたいと本にまとめて、次の世代もその次の世代も引き継がれて読まれるようになりました。
私は幼いころに両親からのプレゼントとして、日本や海外の童話をまとめたとても分厚い本を渡されました。
親としては、文字数が多くてものすごく分厚い本なので、子供の私なら一日一ページ読んでも一年はもつだろうと思って渡したそうです。
――甘い、本好きが一日一頁で終わる訳がない。
600ページ以上あるその本。
お出かけの時はトートバッグに本を入れ、バッグのハンドルを肩に食い込ませて持ち歩き、夜は母に電気を消されるまで幾夜も読み続けました。
両親は、小学校低学年の私がすぐには読み終わらない、文字数が多くて分厚い本をプレゼントしたことを後悔したそうです。
そしてその分厚い本を全て読み終えた私はすぐに目次に戻り、また最初から読み返したのでした。
ゆく2024年、くる2025年
あと数分後にはもう2025年です。
今年も色々ありました。
関わってくださった全ての方々に感謝します(*´˘`*)📕✨
((*`・ω-)ノ゚+。*゚+。noterの皆様、よいお年をお迎えください。+゚*。+゚
年内に更新……
のはずが、年越し蕎麦やら何やらのんびりして……
……年越しちゃいました(*ノω・*)テヘ
2025年もよろしくお願いいたします(*´˘`*)⛩🌅🎍