『柄谷行人対話篇 1 1970-83』 : 優等生では ダメである。
書評:柄谷行人『柄谷行人対話篇1 1970-83』(講談社文芸文庫)
現時点で既刊2巻までの講談社文芸文庫『柄谷行人対話篇』を、私は、第2巻の『柄谷行人対話篇2 1984―88』の方を先に読んでしまったのだけれど、個人的には、今回読んだ第1巻の方が、対談相手にも馴染みがあるし、内容的にも面白かった。
第3巻も近々発売されるようなので、とても楽しみである(大西巨人との対談も、収録されているだろうか?)。
本書第1巻の親本は、第三文明社刊行の単行本『ダイアローグ』(全5巻)の