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「思想・哲学」関連書のレビュー

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「思想」「哲学」関連のレビューを紹介します。
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#読書感想文

中村たつおき 『かいじゅうたん、現る。(1)』 : 「最強の怪獣」問題

書評:中村たつおき『かいじゅうたん、現る。(1)』(少年チャンピオンコミックス・秋田書店…

11

南伸坊 『オレって老人?』 : 弱きを助け 強きを挫け。

 書評:南伸坊『オレって老人?』(ちくま文庫) ひさしぶりの南伸坊である。初期の著作は…

18

サマンタ・シュウェブリン 『救出の距離』 : 「超自然」を超える「日常に潜むもの」

書評:サマンタ・シュウェブリン『救出の距離』(国書刊行会) どう紹介すればいいのか、なか…

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キャスリン・ストック 『マテリアル・ガールズ フェミニズムにとって現実はなぜ重要…

書評:キャスリン・ストック『マテリアル・ガールズ フェミニズムにとって現実はなぜ重要か』…

年間読書人
2週間前
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富士正晴 『新編 不参加ぐらし』 : 言い訳がましい。

書評:富士正晴(著)、荻原魚雷(編)『新編 不参加ぐらし』(中公文庫) このところ、荻原…

年間読書人
3週間前
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風呂前有 『恋スルー乙女』 : 無邪気でありたい。

書評:風呂前有『恋スルー乙女』(講談社 アフターヌーンKC・2011年) 先日、風呂前有のデビ…

年間読書人
3週間前
13

斉藤佳苗 『LGBT問題を考える 基礎知識から海外情勢まで』 : うんざりだ。

書評:斉藤佳苗『LGBT問題を考える 基礎知識から海外情勢まで』(鹿砦社) まずは、タイトルから説明しよう。「LGBT問題」とは、何を問題としたものなのか。それは「LGBT」という「性概念」が孕む「弊害」についての「問題意識」のことである。 要は、それまでの長い歴史においては、人間には「男と女」しかおらず、この両者が愛し合うのが「当たり前」であり、それ以外は「異常」あるいは「病気」だとされて、治療の対象になったり、時には、差別的に社会から排除されたりしてきた。 その代表的

小川哲 『スメラミシング』 : これは私たち自身の戯画である。

書評:小川哲『スメラミシング』(河出書房新社) 本書は、「宗教」をテーマにした短編集だが…

年間読書人
1か月前
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アビゲイル・シュライアー 『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療…

書評:アビゲイル・シュライアー『トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が…

年間読書人
1か月前
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マフムード・ダルウィーシュ 『パレスチナ詩集』 : 届かない声

書評:マフムード・ダルウィーシュ『パレスチナ詩集』(ちくま文庫) 詩歌オンチを自認してい…

年間読書人
1か月前
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北村紗衣 『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』 : シェイクスピアの研究書ではな…

書評:北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち 近世の観劇と読書』(白水社) 「武蔵…

年間読書人
1か月前
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マーク・トウェイン 『トム・ソーヤーの冒険』 : 「差別者」とは誰か?

書評:マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』(土屋京子訳・光文社古典新訳文庫) 私の…

年間読書人
1か月前
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前嶋和弘 『キャンセルカルチャー アメリカ、貶めあう社会』 : 北村紗衣とキャンセ…

書評:前嶋和弘『キャンセルカルチャー アメリカ、貶めあう社会』(小学館) 「キャンセルカ…

年間読書人
1か月前
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北村紗衣 『批評の教室』 : 作品批評【実践編】(第2回)

書評:北村紗衣『批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま新書) さて、想定外の「連載」になってしまった、北村紗衣著『批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く』(以降『批評の教室』と記す)のレビューなのですが、前回「ツッコミどころが多すぎて、どこを取り上げどこを捨てるのかを考えるのが面倒なので、目次に沿って、頭から順に論評していく」という方針を示しはしたものの、そんなやり方で、いったい何回で終われるものなのか、そんな見当など皆目つかず、私自身いささか