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「思想・哲学」関連書のレビュー

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「思想」「哲学」関連のレビューを紹介します。
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#読書レビュー

ヘルベルト・ローゼンドルファー 『廃墟建築家』 : ゴシックではなくバロック

書評:ヘルベルト・ローゼンドルファー『廃墟建築家』(国書刊行会) よそなら絶対出さないよ…

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北村紗衣のオープンレター仲間 : 河野真太郎の『正義はどこへ行くのか』?

書評:河野真太郎『正義はどこへ行くのか 映画・アニメで読み解く「ヒーロー」』(集英社新書…

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宮内悠介 『暗号の子』 : つながるテクノロジーの快楽と不快

書評:宮内悠介『暗号の子』(講談社) 本書はテクノロジーによって変容していく、私たちの世…

年間読書人
10日前
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第四波フェミニズムの嫡子・北村紗衣 : 『現代思想 2020年3月臨時増刊号〈総特集〉フ…

『現代思想 2020年3月臨時増刊号〈総特集〉フェミニズムの現在』(青土社)を読了したので、今…

年間読書人
12日前
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ファンも認める〈いけ好かない女〉北村紗衣 : 「性格の多様性」って何?

ものすごく面白い「note」記事を見つけたので、皆さんにもぜひ読んでほしいと思い、ご紹介させ…

年間読書人
2週間前
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黙認されてきた、北村紗衣的退廃 : 『現代思想 2020年3月臨時増刊号〈総特集〉フェミ…

現在、『現代思想 2020年3月臨時増刊号〈総特集〉フェミニズムの現在』を、4分の1ほど読んだ…

年間読書人
2週間前
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野﨑まど 『小説』 : 「小説」を読む意味とは?

書評:野﨑まど『小説』(講談社) 小説のタイトルが、そのものズバリ『小説』なのでは、いったいどんな小説なのか、見当もつきかねる。 たぶん、野﨑まどは「(ラノベ出身の)SF作家」に分類されている人なのだろう。私自身は、以前に『タイタン』というSF作品を1冊読んだだけだが、これはなかなか面白かった。 だがまた、すぐに別の作品を読もうと考えるほど、その作家性に惹かれることもなかった。 『タイタン』の場合は、あくまでもその作品に込められた「アイデア」が面白かったのであって、「文体

ちをかくしか北村紗衣と 九段理江の『しをかくうま』

書評:九段理江『しをかくうま』(文藝春秋) 2024年に『東京都同情塔』で、第170回芥川賞受…

年間読書人
3週間前
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1984年以前レベルの、北村紗衣のフェミニズム : 『ベル・フックスの「フェミニズム理…

書評:ベル・フックス『ベル・フックスの「フェミニズム理論」 周辺から中心へ』(あけび書房…

年間読書人
1か月前
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ロラン・バルト 『神話作用』 : 「神話」とは、肯定的に思える〈まやかし〉

書評:ロラン・バルト『神話作用』(現代思潮新社) かつて「難解」の代名詞でもあった、フラ…

年間読書人
1か月前
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北村紗衣読者には薦める勿れ : 施川ユウキ 『バーナード嬢曰く。』 第7巻

書評:施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』第7巻(一迅社・REXコミックス) 本巻の表紙を見て…

年間読書人
1か月前
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古泉迦十『崑崙奴』:幻想的な権威の限界

書評:古泉迦十『崑崙奴』(星海社フィクション) 結論からいうと、期待はずれだった。 本書…

年間読書人
1か月前
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トマ・ピケティ ほか 『差別と資本主義 レイシズム・ キャンセルカルチャー・ ジェン…

書評:トマ・ピケティ、ロール・ミュラ、セシル・アルデュイ、リュディヴィーヌ・バンティニ『…

年間読書人
1か月前
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酒見賢一 『中国雑話 中国的思想』 : 中国人的思考と日本人的思考

書評:酒見賢一『中国雑話 中国的思想』(文春新書・2007年) 酒見賢一が若くして急逝したのは、一昨年2023年の11月7日。59歳の若さであった。 酒見は、私の一つ年下で、私がちょうど還暦を迎えた年だったので、余計に感じるところもあった。人の寿命など、本当にわからない。 酒見賢一は、その作家デビュー当時から知っている。1989年に刊行された「第1回 日本ファンタジーノベル大賞」受賞作として、そのデビュー作『後宮小説』を読み、心から感心した。 その後の経緯については、酒