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「エンタメ(マンガ・アニメ・映画など)」作品のレビュー

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広く「マンガ」「アニメ」「映画」など、エンタメ作品関係のレビューを紹介します。後日整理の予定。
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#評論

ジョルジュ・メリエス 『月世界旅行』 『日食』 、 ハンス・リヒター 『午前の幽霊』 …

映画評:『映画創世期短編集 ジョルジュ・メリエスの月世界旅行 他三編』 本短編集の収録作…

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高橋葉介 『宵闇通りのブン』(ヨウスケの奇妙な世界 PART Ⅳ) : 高橋葉介の描く「少…

書評:高橋葉介『宵闇通りのブン』(1980年・朝日ソノラマ サンコミック) 独自の世界を持つ…

年間読書人
1か月前
18

スタンリー・ドーネン監督 『シャレード』 : 愛らしい小品

映画評:スタンリー・ドーネン監督『シャレード』(1963年・アメリカ映画) 本作主演のオード…

年間読書人
3か月前
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北村紗衣 『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100…

書評:北村紗衣『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選…

年間読書人
3か月前
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マックス・オフュルス監督 『忘れじの面影』 : 見返りを求めないという「美徳」

映画評:マックス・オフュルス監督『忘れじの面影』(1948年・アメリカ映画) 1948年だから、…

年間読書人
3か月前
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北村紗衣 『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』 : シェイクスピアの研究書ではな…

書評:北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち 近世の観劇と読書』(白水社) 「武蔵…

年間読書人
4か月前
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岩井俊二監督 『Love Letter』 : 岩井俊二の「オカルト趣味」

映画評:岩井俊二監督『Love Letter』(1995年) およそ、私にはそぐわない映画である。 普通ならここで、その理由を、ある程度は詳しく説明するのだが、本作の場合は、そのタイトルからして、私向きじゃないというのがわかるはずだ。なにしろ、身も蓋もなく、ド直球に『Love Letter』なのである。 もちろん、本作の原作が、「叙述トリック」ミステリで知られる折原一の小説なのであったのならば、「ラブレター」と言っても、そこにトリックが仕掛けられているのだろうと、そうした

サム・ライミ監督 『死霊のはらわた』 : 古典を鑑賞するということ

映画評:サム・ライミ監督『死霊のはらわた』(1981年・アメリカ映画) 本作は、基本的には、…

年間読書人
4か月前
20

北村紗衣 『批評の教室』 : 作品批評【実践編】(第2回)

書評:北村紗衣『批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま新書) さて、…

年間読書人
4か月前
26

竹村和子 『フェミニズム』 : 真の「フェミニズム」を知るべし。

書評:竹村和子『フェミニズム』(岩波現代文庫) 「フェミニズム」という言葉だけなら、「誰…

年間読書人
4か月前
31

フランソワ・トリュフォー監督 『突然炎のごとく』 : 「恋愛もの」に見せかけた「男…

映画評:フランソワ・トリュフォー監督『突然炎のごとく』(1962年・フランス映画) 「ヌーヴ…

年間読書人
4か月前
19

東浩紀 『訂正する力』 : 北村紗衣という「訂正無能力者」

書評:東浩紀『訂正する力』(朝日新書) 昨年よく売れ、「2024 新書大賞」の第2位にも選ば…

年間読書人
4か月前
50

ジャン=リュック・ゴダール監督 『恋人のいる時間』 : 女がわからない。

映画評:ジャン=リュック・ゴダール監督『恋人のいる時間』(1964年・フランス映画) ひさし…

年間読書人
4か月前
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北村紗衣 『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』 : 「北村紗衣はダース・ベイダー」論

書評:北村紗衣『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門』(文藝春秋) 本稿は、北村紗衣の著作『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(以下『お砂糖とスパイス』と略記)についてのレビューに続く、【武蔵大教授・北村紗衣の著作をを読む】シリーズの、レビュー第2弾である。 最初に断っておくが、北村紗衣が「凡庸なクズ批評家」であるという私の評価は、決して「私的感情」によるものではない一一というのは、上のレビューにお