チャールズ・チャップリン 『黄金狂時代』 : 「喜劇」と「ラブストーリー」の二側面について
映画評:チャールズ・チャップリン『黄金狂時代』(1925年・アメリカ映画)
チャップリン作品の中でも「傑作」と呼ばれる作品だというので、見ることにした。
だが、見終わった結果から言えば、次のようなことになる。
上の引用文でのポイントは『喜劇』である。
つまり、チャップリンの作品には、「喜劇」を基本としながらも、「ヒューマニズム溢れる感動作」という側面がある。前回レビューを書いた、本作以前の作品『キッド』(1921年)などが、まさにそうだ。
そして、本作『黄金狂時代』以降