ちゃん卒ライブ登壇:復職から3年経ち、ついに抗うつ薬を捨てました
医師なのに、うつ病になった私
立春の前日、ふと思い立って断捨離したものがある。
それは、抗うつ薬の余り。
服薬自体は去年春に終わってたけど、なんとなく捨てられずにいたものだった。
私は5年前うつ病になった。
ある頃から土日に起き上がれなくなり、日常の些細なことが、決められなくなった。面白いことに、患者さんの処方とかは決められるんだよね。それは私の意志じゃなくて、答えが決まってるから。でもたとえば「口紅の色」とか「どのパンを買うか」とか、そういう答えのないものが選べなった。
「何色の自転車買っていいかわからない」って大泣きしながら実家に電話したのは今では笑える話だけど、当時は本当に切実だった。
仕事がこなせるからこそ、病気だという自覚がなくて、決断力がない人にしか思えず、自分で自分を責めて更に悪化させた。次第に朝起きられなくなってきて、なんとか遅刻しないように実家に戻って起こしてもらったりしてた。それでも、毎朝ほんと辛くて死ぬ気で病院に通ってたなぁ…
救急車の電話がくると自然と涙がでるけど、誰にもいえない。
最後は帰宅後、疲労しすぎて家の階段が登れなくなった。
病院の中でも途中休憩しないと外来病棟から入院病棟に移動できなくなって、見かねた精神科の医長に「明日から休職するか、入院しなさい」と、ドクターストップをかけられ突然休職になった。
そこから約2年おやすみして🛌💤
3年前に復職し、今に至る。
休職が決まったとき、人生終わったと思った
休職が決まったとき、私の人生はここで終わったなって本気で思っていた。
⭐️もう世界の端っこで生きてくしかない
⭐️みんなになんて思われるんだろう
⭐️患者さんにも見放されるんだろうな
⭐️うつになった心の弱い人として友達もできないかも
⭐️きっと結婚もできないに違いない
生涯ずっとうつ病の烙印を押されて生きていくしかないって、たくさん泣いた。
でもね
ちゃんと休んで元気になったら
全然そんなことなかったよ
🍀夜呼ばれたりしない診療科に異動
🍀管理職になり部下約50人と楽しくお仕事
🍀新しく資格をとって、産業医も始めた
🍀4つ年下の旦那さんと結婚
🍀アサギスト、B大生になり友達たくさん
🍀各コミュニティの運営にも関わらせてもらえるほど楽しんでいる
そして「お医者さん」という立場上、その責任を果たせなかった私は二度と患者さんを診ることことはできないと思っていたけど、
🍀私が休職したことを知っていて尚、「先生に診てほしい」といって私のところに通ってくれる患者さんがいる😭
そんな日々の中でも、なんとなくお守りがわりにとっておいた抗うつ薬の余り。
服薬終了から1年が経ち、ついに捨てても大丈夫かなって思えた。
「あの時助けてくれてありがとう。そしてもうお世話になりませんように」
そうお礼をしながら、ゴミ箱に捨てた。
2024年3月のちゃん卒ライブに登壇します
毎日「明日がこなければいいのに」と願っていたあの頃、こんな未来がひろがってるとは思えなかった。
うつになっても終わりじゃない
幸せな人生を諦める必要はない
毎日楽しく生きている私の姿が、誰かの光になりますように
そんな想いで、10万部著者・小田桐あさぎさんが主催する「ちゃん卒ライブ」に登壇します。
ライブではうつ病になったときに感じた想いや、学んでも学んでも答えの見えない苦しさから抜け出せなかった私が、少しずつ楽になった方法をお伝えする予定です。
私が楽になった方法が、あなたにあうかはわからない。
でも、今苦しいあなたをそっと応援したい。
その気持ちは本当です。
いままで、ほんと辛かったよね
そしてほんとによく頑張ってきたね
私の話が少しでも苦しくなくなる、なにかのヒントになったら嬉しいです。
ちゃん卒ライブ視聴はこちらから
2024年3月クール 小田桐あさぎとアサギストのちゃん卒ライブ(無料)
「答えの見えない苦しさを抱えているあなたへ
体で感じるもうひとつの親ワーク」
毎週金曜日21時〜 3/8、3/15、3/22、4/5 (30〜60分予定)
💛視聴の案内はこちらにご登録ください▷ https://lin.ee/6BiefrK
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視聴者プレゼントも準備予定です✨✨
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あしたのあなたが、少しでも楽に過ごせますように🍀