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可能性の扉を開放する『魔法の言葉』について。

一般的には、より良く生きるためには「欲や感情をコントロールすることが大切だ」ということが言われますよね。

でも実際の肌感として私が感じているのは、人生をより良くしていきたいと考えるときに大切なことって、欲や感情という生理現象的なもののコントロールというよりはむしろ、 “思考する力” のほうを自分自身でしっかりとコントロールできるようになっていくことだということ。


「人生をより良く」なんていうと、ざっくりとしていてとても抽象的になってしまいますが、

思考力をトレーニングするというのは、日々の仕事や人間関係、またご自身のコンテンツ(企画や商品、サービスなど)を作っていくことなど、何をする上でもとても大切になってくる考えです。


「欲」や「感情」のほうをコントロールすることって、その場をやりすごすためには有効なことなのかもしれませんが、長期的に見るとデメリットだらけ。

肝心の自分自身と不仲になってしまいますからね。

それに対し思考力というものは、トレーニングしてあげることで一生モノの財産になり、自分の心や生きかたを守ってくれる頼もしい味方となります。


そこで今回から何度かに渡って『思考法』についてこれまで私が学んできたことを、ここでシェアしていけたらなと思っています。

ガチガチのビジネス方面からウェルビーイング方面、自己啓発やスピリチュアル的な方面など様々な方向から得た知恵や知識を、私というフィルターを通していい具合に織り交ぜてお伝えできたらなと思っております。

「思考法について言語化する」というのは私自身にとっても大きな学びであり挑戦になるのですが、何卒温かい目でお受け取りいただければと思いますので、本日よりどうぞよろしくお願いいたします。


ここまで書いてみて思ったのですが、ちょっとこういう言い方とか表現が「カタイな」と感じられたかたもいらっしゃるかもしれません。

ですので別の言いかたで要約したいのですが、つまりは「自分の女性性(欲や感覚・感情、体質など)を抑えつけずに、めちゃくちゃ頼りになる心強い男性性(思考)を自分の中に育てていくとイイよね」ということなのです。

女性性(本能)は自由に解放されることで、男性性(思考)は鍛錬することで、本来持つそれぞれの力を存分に発揮するようになる。

それならその男性性って、どうやったら素敵な感じに育っていくのかな?ということについてシェアしていきたいと思ったわけなのでありました。


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初回の本日は、『前提を疑う力』について書いていこうと思います。

これはクリティカルシンキングと呼ばれる思考法で、ご存知のかたもいらっしゃるかと思うのですが、物事の本質を見極める上で非常に重要な力となってきます。

『前提を新たに設定し直す力』と言ってもいいかもしれません。


日頃、自分の中で無意識的に採用している『前提』というものにたいして、「本当にそうなの?」と懐疑的な立場に立って見てみるということなのですが、

「本当にそうなの?」って魔法の言葉で、この質問を自己や外側に常に投げかけることで、考えることにたいして能動的になれるんですよね。

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