虎に翼もうすぐ最終回
来週が最終週の連続テレビ小説「虎に翼」。
毎朝楽しみに見て、その後ツイッターで識者の人の当時(大正から昭和40年代まで)の法律や風俗などの解説、モデルになった個人や学校や事件の背景などを読んだり、脚本家やキャストの裏話を読んだりして、ふむふむなるほどー!と感心したり。
その中で、松山ケンイチ演じる「桂場等一郎」のモデルとなった人物がレッドパージならぬブルーパージを行ったこと、自民党の要望に沿った判例を作ったこと、最高裁判所長官を退官した後にウルトラ保守の今の「日本会議」の前身となる組織を作ったことなど知ってかなりショックでした。
あのチャーミングな甘い物好きの桂場等一郎が。
もしかして「オリジナルストーリー」で、そういうところは描かないのかなとも思いました。最終的には主人公サイドの「正義」の理解者として描かれるのかなって。
モデルとなった人の史実とは反して、主人公寅子が再婚するに当たって名字別姓(事実婚)を選んだように。
でも、だから松山ケンイチがキャスティングされたのか!と今さらながら思いました。
大河ドラマで平清盛を演じた松山ケンイチだから。
平安京の貴族社会をぶっ潰して我が世の春を極めながら、晩年は誰の言葉も耳に入れず狂ったようにおのれの国造りに邁進して病に倒れた清盛。
松山ケンイチに、桂場等一郎がダークサイドに堕ちていくところをやらせるの?
清盛(松山ケンイチ)と頼朝(岡田将生)を対決させるの?
どういう描かれ方になるかはまもなく分かるんですけど、今日のうちに私のこの「予想」を書いておきたくて書きました。
大ハズレになるかもですが、あまりぬるい描き方はしないと思うのです。