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AIアートで著作権侵害の可能性を極力減らす方法を調べてみた

AIアート以外にも、著作権のことがざっくりとわかるのではないかなーと思いつつ、確実ではないので各自リサーチを推奨したい記事ではあります。

今回の記事を書いたきっかけはAIアートを導入してジャケットアートを制作したこと。
こちらのnoteでまとめてありますが、私がアートワークをしているバンド『コンプリヘンド』の新曲からAIアートを導入してみています。

導入した時に試したことなどがまとめてあります。
最後にもリンクを載せておきますね。


AIアートが賛否を生んでいて、法整備もまだ追いついていない状態であることは承知済み。
元々は20代前半から10年ほどイラストレーターの仕事をしてきた身としては、著作権問題はシビアでありたいと思っています。

とはいえ、新しい技術も楽しいのも本音。
やれることは色々やってみたい派です!

ということで、安全にAIアートを楽しめる方法を模索中。
もちろん法整備については世界中、各国が議論をしているところです。
随時、情報が変わることを前提に考えるのがいいと思います。

なので、この記事がすべてではないし、本当にこいつが言っていることは合っているのか?と疑問を持ちながら、ご自身でも調べてみてくださいね。
自分を守れるのは自分であり、知識は助けてくれます。



パクリ状態になっていないか調べる方法

著作権とはなんぞや、というのは後半にまとめるとして
この記事を見ている人はすでにAIアートに興味があるであろうことを想定し、さっさと調べられる方法を先にまとめてみます。

ここで、類似している作品がないか調べられます。
ネット上にある、簡易的に調べる方法でしかありません。
類似作品がここで見当たらないからといって、100%安全かどうかは不明です。

また、法が整備されていく内にNGになることも大いにあります。
ご注意ください。

まずは法整備はどこまで進んだのか、ご自分でも調べてみてください。
私は著作権についてのプロではないですし、現在は過渡期ですからね。
毎日の情報を追いかけるだけでも大変ですが、知識が増えるのは楽しいよ!


と、前置きが長いですね。

自分で類似作品がないか調べる方法として
インターネット上で調べられるものを5つまとめました。

  1. Google検索:キーワードを入力して、他の作品との類似点や違いを把握することができます。

  2. Image search:Google画像検索、TinEyeなどの画像検索サイトを利用することで、類似する画像があるかどうかを調べることができます。

  3. Creative Commons:Creative Commonsのウェブサイトでは、自由に使える素材を提供しているため、参考にすることができます。
    (いわゆる、著作権の期限切れ & 継続対応をしていない作品です。
     これらなら使っても大丈夫です。)

  4. ブログやSNS:自分が作りたい作品に興味をもっている人のブログやSNSを検索することで、同じような作品がないか調べることができます。

  5. オンライン図書館:国立国会図書館などのオンライン図書館にアクセスして、著作権の情報や参考文献を調べることもできます。


以上、自分で調べる方法でした。
アート作品については調べやすい時代になってくれてありがたい限りです。
画像検索できるの、嬉しい!

他にも、文章なら『剽窃チェッカー』というのがあるらしい。
音楽は『Google検索』で鼻歌でもチェックできる機能があるらしい。
調べてみたら色々あるのですね。

類似作品を調べるだけでも、著作権侵害の可能性を減らせるのは嬉しい。
うっかり脳にイメージが残っていてアウトプットされてしまうこともありますので、慎重になるのはいいと思います。



著作権違反とはどんな例があるのか

わかりやすいものですと、以下のものが著作権違反。

・他人の作品を無断でそのままネット公開
自分の作品と言い張る人がいるらしいのですが、完全に論外ですね。
(友人がやられてて、衝撃でした。)

紹介してあげるから、と善意で公開する方もいますが
NGの場合もありますのでご注意を。
スクショをアイコンにするとかも結構トラブルになってますね。
IDのリンクを載せているからOKというわけでもありません。
作者に許可を取ってOKだった場合のみ、紹介するのが本当の善意かな。

みんなやっているのだとしても、作者がNGと言ったらNGなのです。


・他人の作品と類似の作品を作る
これは、いわゆるパクリや盗作と言われるものですね。
構図や服装、形など色々な箇所で盗作だと声を上げる方がいますが…
ちょっと曖昧な範囲に入ってくるものも多いと思われます。
よくある構図とか、よくあるオーソドックスな服装とかありますから。
明らかに特徴的で、この人独自の作品であると認識できるものでない限りは微妙なラインになってしまったりします。

ちなみに、オマージュ(リスペクトから影響を受けた作品、見つけてもらったら嬉しい!)
パロディ(他者の作品を元ネタに笑いに昇華する、元ネタをみんなで楽しむ)
パクリ(盗作、バレたら困る)
これらの違いはよく議論に上がりますが、本当に難しいところ。

私がまとめるよりは、自分で調べてもらうのがいいかも。
私の知識が法に合った回答になっているのかはわからんのです。



まとめ

作品を作る人は、みんな著作権に慎重なくらいが丁度いいと思うくらい。
無意識にイメージが残ってアウトプットされてしまうこともあります。
無意識に著作権侵害になってしまって、訴えられるとか嫌ですよね。

ということで、自分で調べられる方法もあります。
最低限、自分の作品との類似作品が先に発表されていないかのリサーチはしながら作品を作るのがいいと思います。


ヒューマンエラーを責めるよりも
システムエラーを改善していくのが健全だと思うのですが
今はまだ各個人のモラルありきの時代です。

システムが最初から、法に触れる前に弾いてくれる仕組みならいいのですが
まだクリエイターを完全に守ってくれる仕組みはありません。
各自、自分の身は自分で守りつつ、作品制作を楽しみましょ!

知識は自分を助けてくれます。
調べ続けると、少しずつ検索すること自体にも慣れてきます。
わからない用語も、変化も、だんだん理解できてきます。

みんなが心地よく、好きな作品を作っていける時代になりますように。
そして、みんな生きやすい環境、世界になりますように!


それでは、またね!



お知らせ

私がAIで作った作品の、関連記事はコチラ!
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私がアートワーク&マネジメントを担当しているバンドの情報を載せておきます。
どうぞ見てやって!

※2023年6月現在、KFB福島放送のTV番組『シェア!』様の6月度エンディングテーマ曲にタイアップしてもらいました!
福島の方はどうぞご視聴ください!


▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎

『誰かの為だけの人生になってないか?』
『自分を生き抜く』を歌うオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend メンバー
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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【シングル定期リリース中!】

💿 最新シングル『ペネトレイト』"定期配信第四弾"


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