5年間の海外大学生 生活終わり!私の2021を表すキーワード3つ
フルタイムのお仕事をしつつアメリカの大学で大学生として勉強をする生活が2021年12月で一段落した。他人と自分を比べて落ち込み、自信と存在意義を失い、記憶がないほど勉強と仕事をこなすのに精一杯だった1年を振り返ってみる。
大学
・【春】今の大学に通い始めてから初めてリアルタイムでクラスメートと会話。学生をしながらフルタイムで仕事したり子育てをする人が多数なのでお互いを励まし合い、普段独りで課題をこなす孤独感が薄れた
・【夏〜秋】1学期に3〜4つの授業を履修し、毎週10こ以上の課題提出。日本時間の月曜日お昼が課題提出の最終期限だったので、月曜日にオフィスに着き9時からの運営ミーティング終了後は”私に話しかけないでオーラ”を全身から出しながらエッセイを書いていた。勉強の時間には仕事のミーティングを入れないようにしてくれたりなどの配慮とサポートに感謝。
・【冬】期末テストが終了し無事すべての必要単位取得&大学卒業!この大学は1.5年在籍し、心理学のBachelorを取得。卒業生の名前一覧に自分の名前を見つけてやっと卒業を実感。
仕事
・【春】私の部署に新たな社員が入社。自分より社会人経験もスキルもあり、自分の存在価値や強みがわからなくなる。また、社員さんの考え方、指摘する視点、議論の方法が素晴らしくそれに上手く答えられなかったりついていけない自分が情けなくなり、どんどん自信をなくしてしまい自分を上手く出せなくなった。
・【夏】仕事がもりもり。ほとんど記憶がない。やりがいを感じる暇なく、ただ目の前の仕事をこなしていくことで精一杯。一緒に仕事しているメンバーに任せて自分のキャパを確保しないといけないことはわかっていてもそれをすること自体が億劫で、どんどん時間と心の余裕がなくなっていった。
・【秋】社長との面談。「遠慮せずにどんどん意見は言っていいよ、その人が唯一の正解なんてことはないから」の一言で今まで悩んでいたことが吹き飛び、がしがし行動できるように。仕事が一段落ついたタイミングでやりたいけど後回しにしていたことを一気にやった。
・【冬】マネジメントに悩む。その人の成長段階や性格を見極めながら仕事を任せることに試行錯誤。トラブルに対してもできるだけその人自身で考えて対応できるように見守りつつ、取り返しのつかなくなる前にヘルプして自分が責任を取る準備をすることも難しかった。
趣味
大学と仕事以外の時間を使い、リフレッシュになるようなことを見つけたくていろいろやってみた。
・登山:500M〜700Mの山に朝一で登山。木の香りを全身で吸い、葉や実を観察しながら登っていくのが楽しかった。急な坂が続いて「もう無理...」となってもそこを抜けるとまた登りたくなる不思議。
・楽器:中学〜高校で吹いていたホルンをレンタルし、再挑戦。裏方として高音と低音をつなぎ演奏を支えたり、メロディーを吹いて存在感をアピールできたりと万能な立ち位置のホルンが大好きだ、と改めて実感。そういえば吹奏楽の中のホルンの立ち位置と、今の職場での立ち位置が似ていたりする。
・ギャラリー:職場から歩いて15分ほどのところにギャラリーがあり、週末によく訪れた。無料で鑑賞でき、さくっと見回ることのできる規模も好きだ。
・筋トレ:3年ほど前から毎日続けている。ジムではなく家でコツコツするのが好きで、趣味というよりも歯磨きと同じくらい日常の一部になっている。バレエダンサーが公開しているトレーニング動画を参考にしたり、どこかのトレーニング動画で見た気がする動きを切り取って気が済むまでやってみたりゆるゆるとやっている。
他者がいるからこそできる振り返りワークショップ
先日、とあるコミュニティで1年の振り返り会で1年の出来事と自分自身を象徴するキーワードを決める、というワークショップを行った。
そこで私がメンバーと一緒に選んだキーワード3つは
・ありのままを見てもらうこと
・探究・探求
・自己価値の承認
今までの人生を振り返ってもこれらと関連づく出来事は多かったが、今年は特にこの3つについて考え悩んだ年だった。
“お仕事を生活のメインにしながら自分のペースで勉強をしたい” そんな願望から縁があって出会った今のお仕事、大学、そして生まれる悩み...
すべてが自分の人生と成長に必要であると心から言えるし、この1年、苦しみながらも向き合い続けてきて本当によかった。
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