見出し画像

脳トレにgoodな、大人の私がハマった知育玩具

楽天の「気になるリスト」にかれこれ6か月は保存されていたもの。
なぜそんなに気になっているのに購入に踏み切っていなかったのか。

それはあまり物を増やさずに暮らしたかったから。
カバン一つに暮らしの全てのものが収まる、とはもちろんいかないが(夫婦二人の引越しにはトラックを使った)、引越し屋さんも驚くくらいにはものが少ない方だと思う。

だからこそ「あると嬉しいけどなくても大丈夫、かつずっとハマって使うかもわからない」ものはえいや!と購入ボタンを押せずにいたのだ。

その悩みのタネになっていたのは、「カタミノ」。
色々な形のブロックを組み合わせ、決められたサイズの枠に収めていくゲームだ。

私がゲットしたのは持ち運べるポケットサイズのもの

「この枠内でこれらのブロックを組み合わせて全てがぴったりはまるようにして」というものなのだが、使うブロックの種類、数、マス目の大きさで500もの問いが用意されている。

半年間購入を悩み、季節は夏を超えて冬に。
そう、冬と言えばクリスマス。

私は旦那さんにクリスマスプレゼントとしてお願いし、ついにカタミノをゲットした...!

簡単めな問題から手をつけていくが、早速躓く。
「これ本当に全てのブロックが綺麗に収まるの...?」と5回ほど指定されたブロックを見返してしまうほどに難しい。

うーんこれは頭を使う... 

しかしこの脳が苦しみ熱を帯びている状態も、そしてブロックが完成した時の快感もくせになってやめられない。

対象年齢は3~99歳と子供から大人まで楽しめるようになっているのも納得。

私はカタミノのようなこういった類の遊びが好きだ。「こういった類」とは、

・一つではないが最後には正解がある
・自分で自分の思考の癖や偏見が入ったものの見方に気づき、乗り越えて行く必要がある(+それが楽しい)
・ものの手触りを楽しむことができる

「白い画用紙を渡すから自由に絵を描いていいよ」「ねんどで好きなものを作ってみてね」
保育園の室内遊びや、小学校の図工でこんな問いを先生から言われると頭を抱えたものだ。

「自由でいいって、そもそも創造するためのネタがないんですが...」

今でこそアイデアの閃き方はわかってきたが、それでも「閃くためのコツ」を体系的に習得してきた感じだ。

だからこそ「絵を描く」のであれば0→1よりも模写が得意だったし、保育園のときにねんどで作った餃子は先生にクオリティをめちゃくちゃ褒められた。

カタミノの話に戻ると、
・一筋縄ではいかない
・いろんな正解がある
・凝り固まった思考を脱することでゴールに辿り着く(同じものの見方をしていると一生ブロックがはまらない...)
・アプリなどスクリーン越しではなく、実際に触りながら遊べる

こんな点が私にぴったりとはまったのだと思う。
さらに私は空間処理に関するタスクが苦手で、地図も読めないし図形問題はとことん苦手な学生だった。

ブロックという立体の物体を、直接手で触りながら向きを変えたりひっくり返したりしながらマスを埋めていく行為は空間認識の向上にも役立っている(はず)と思う。

仕事の休憩時間に1~2問やって頭をリフレッシュさせたり、スマホやPCの画面で目が疲れたと感じたときにチャレンジしたりと「日常の一部に楽しく頭と手を使う時間」をうまく取り入れることができている。

カタミノ、ゲットできて本当に良かった。

いいなと思ったら応援しよう!

nekoyan
頂いたお礼は知識と経験を得て世界を知るために使わせていただきます。