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【ネタバレあり】映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の感想

⚠️ネタバレ注意!
映画のネタバレ嫌な人は回れ右だよ〜

高評価ありがとうございます😊
2025/1/27追記


やっはろ〜!
どしたネコックス🥤だよ!

去年映画館で観た
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が
Amazonプライムビデオで配信されていたから、
久しぶりに観直してみたよ〜!

今回はそのネタバレ感想をお届けします!
(⚠️映画トゥモローワールドのネタバレも
        するので気をつけてね!)

戦争映画?いや、ブラックコメディだよ!

まず、この映画のレーティングがPG-12なの、
本当にズルいよね?
倫理コードをうまく「ハック」して
通したんだろうけど、残虐シーン満載だし、
これはもうブラックジョークの塊だと思ったよ!

映画館では真っ青な顔の人もいたけど、うーん、
たぶんエアコン効き過ぎたせいかな?😆

現実の戦争と「わざとらしさ」のギャップ

『シビルウォー』がコメディに見える理由、
それは制作側が意図的に現実の戦争との
ギャップを作っているからなんだよね。

シビルウォーの世界: 敵味方がハッキリしてて、大統領(=魔王)を倒せば戦争終了!明確なゴールが設定されていて、実際に倒してめでたしめでたし。めちゃくちゃ簡単で分かりやすい。

現実の戦争: 誰が敵で誰が味方かも分からない。交渉も和解もなく、泥沼状態が永遠に続いていく…。終わりが見えないこの状況こそが現実の戦争の悲惨さだよね。

この「戦争の終わりが不自然なほど明確」
という作りが、『シビルウォー』をホッとした
コメディに感じさせるポイントなんだよ!

悲惨な戦争シーンのフリをした、明らかに
笑える場面も随所に散りばめられてるしね。

ジョークのシーンと衝撃的な悲しいシーンを
わざと混在させる酷いイタズラをしまくる。

表向きのゴア表現に飲まれた人は深く落ち込み
意味を探す場面に、必ず、「意図的な無意味」の
場面を設けてるため、意味を求めようと深掘り
するほど考察し深みにハマるイタズラがあるよ。
※ゾンビ映画やサメ映画のホラーのフリした
    コメディ展開と構図が同じなんだよ

『トゥモローワールド』で描かれる絶望感

ちなみに、
『トゥモローワールド』って知ってる?
(⚠️この先トゥモローワールドのネタバレ注意)


予告では「カジュアルなSF映画」っぽい雰囲気だけど、実際には泥沼化した現実戦争を描いた作品なんだよ。

(以下ネタバレ注意⚠️)

エンディングでは戦争どんどん激化していって、
赤ちゃんが生まれるラスト。
普通なら希望を感じるシーンなのに、
終わりの見えない絶望をさらに強調する
クライマックスとして描かれるんだよね…。

一方、『シビルウォー』は大統領(魔王)が
倒され、兵士たちが笑顔で記念撮影。
あまりにもわざとらしい展開で、
「これはもう完全にブラックコメディだな!」
って分かるよう音楽までかかるんだよ。

みんなはどう感じた?

『シビルウォー』は制作サイドの巧みな
悪ふざけのブラックコメディとして笑いながら
私は楽しめたけど、みんなはどう感じてる〜?

コメディと気づいて安心して笑いながら観れた?
それともエアコン効き過ぎて真っ青だった?😊

もし『トゥモローワールド』も見てたら、
どちらがリアル戦争映画として心に残ったかな?
コメントで教えてくれると嬉しいな!

最後まで読んでくれてありがとう❗️
またね〜🥤

【真っ青になる人もいるよ】
シビルウォーは、制作サイドの悪ふざけが巧妙で
真面目な戦争映画のフリをしています。
その描写でショック😨になり、よく見ないと
不自然なセッティングに気付けないお遊びが
散りばめられています。

これは制作サイドからの挑戦状であり、
真面目な戦争映画のフリに飲み込まれてしまう
人を見て制作サイドはニヤニヤ😁していると
思います。

なぜならパニック映画に詳しいチームが作ってて
色々な映画を見ていたら分かるイタズラが沢山
おいてあるからです。

表向きは真面目な戦争映画のフリしてゴア表現を極端にして悪ノリしてる。
一方で極端なまでに不自然な戦争ごっこレベルの
安っぽい軍事行動が執拗に写されているのです

そうやってゴア表現だけに飲まれてしまうかで
鑑賞者をふるいにかけて遊んでいるのです
👇
①裏のメッセージが読み取れた人たちがツッコミポイントがいつ分かったかなどで笑い合う

真面目な戦争映画ならハマーは空輸しないけど   本来は泣くシーンに突然ぶち込まれているため   泣く人と笑う人が分断されるイタズラとかね😊

ハマーを内戦中に空輸させるなんて一番非効率    なんだよ。最低最悪の作戦すぎておかしいし
主人公達が泣くシーンでやるのが重大ヒント

ハマー空輸が効率的ならブラックホークダウン   というソマリアの悲劇は起きないからね
主人公達が泣くシーンはだいたい全てに
戦争映画と真逆の脱力するチープな演出いれてて
これは遊びだよとサインが入ってるよ

②映像の表層部分(悪ふざけゴア表現)に驚いて
ショック受けて騒ぐ人たちが深刻に話し合う🫨
👇
ゾンビ映画の惨劇と同じで衝撃展開が意図的に
無意味に発生するため、無意味を理解しようと
深刻に考察するほど滑稽に見られる罠がある

③リアル戦争映画じゃない!とカンカンになる人(①に到達できず②にもいけない孤立層)
👇
制作サイドが軍事に詳しいからこそセオリーを
外せる意図(高度な悪ふざけ)に気づいて〜

この①②の対立と分断が必ず起きるようにしててその全体像に制作サイドがニヤニヤ😁してると気付けない限り、制作に笑われる側になるという映画の反応の仕方そのものが試されてるんだよ

②から①は見える/①から②の視点が見えない。その分断が笑いのフィールドを増幅させるという
高度な遊びが仕掛けてあるよ!

もちろん映画の楽しみ方はそれぞれだけどね😊

ただ、シビルウォーで真っ青になっている人は
リアルな戦争の気持ち悪さ😖は、言葉だけでは
通じないため、映画観れば一番分かりやすい
トゥモローワールドを比較に出しました。

戦場を駆け抜ける構図が全く同じだからです。
そして正規軍の恐ろしさを明確にしています。
👇
シビルウォーは情報の重要性を無視し捕虜処刑を
気軽にしますが現実には捕虜の拷問が悲惨です。
一番残酷な場面は省略するのも遊びのサインです
トゥモローワールドは拷問の怖さも演出しており
拷問の果てに精神崩壊した記者も出てきます
👇
シビルウォーは正規軍がまともな戦術を立てず
貧弱な民兵とダラダラ撃ち合い続けて負けますが
現実には高度な作戦と光学機器の活用で、一瞬で
制圧してくるのが訓練された兵士の怖さです
👇
トゥモローワールドでは正規軍がフル装備で
民兵に対して一方的に制圧する展開になります。
航空戦力も地上強襲の決定打として登場します。

つまりゴア表現を控えめにしてSF娯楽のフリして
痛烈に戦争の悲惨さにフォーカスしています。
シビルウォーが戦争映画のフリしたコメディに
対して娯楽映画のフリした戦争映画なんです。

この映画は映画業界では高く評価されていますが
後味が悪過ぎて見たくない人が多いです。
見た当時はファンタジーだ、現実は違うと思って
いたのですが残念ながらどんどん世界中が現実に
そうなって来ていると感じる苦しい映画です。

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