見出し画像

部署全員「発達障害」で能力全開の所があるらしい

やっはろ〜。
どしたネコックス🥤だよ。

たまたまSNSで知った古いネタですが、
世の中には「部署全員が発達障害」という
所があるそうです。

全員が発達障害なので誰もいじめたり干渉しない

(9人中9人が発達障害者、ってある意味すごく攻性の組織)

今の職場、オフィスの全員が発達障害者。いじめがなく、やたら仕事の進みが早く、余計な詮索や馴れ合いがない秘訣を観察していて気づいた。 まず、それぞれの長所と短所を全員が相互に把握しており、長所は存分に活用し、短所は補える誰かが補う仕組みになっている。

「こういう企画をやりたい」と誰かが言うと、ほかの人が意見する。「お前、それやるなら偉い人に会わなくちゃいけないから、自閉症治してからにしろ。無理だから◯◯さん(健常者)連れてって挨拶を任せろ」「ハイ(嬉しそう)」←会議などない。これで企画は通過。あとは凄まじい精度で実現される。

怪しい挙動により誰かが言いがかりをつけられても、ズバズバ物を言うアスペルガー上司が、いつも矢面に立つ。「君のところのスタッフ、おかしいよ」「おかしいとは?具体的になにかご迷惑をかけましたか?」「とにかく声が大きいから困るよ」「困るのはどなたですか?」「それはその…」といった調子。

必ず守られるシステムの内側で、スタッフは安心して自分の専門領域の取材執筆に没頭できる。過集中だから仕事は速く、正確。チックや独り言、唸り声なんて誰も気にしない。仕事さえ捗れば問題ない。上司は誰にも負けないし、譲りもしない。社会や会社のペースに巻き込まれず、独立している

https://togetter.com/li/337635

からかったり、いじめはないが、ストレートに言い合う職場

スタッフは私も含めてみんな、一人で普通の会社にいたらなんとなくハブられるタイプ。「なにあの人w」「またブツブツ言ってるw」などと笑われるのは必至。仕事に集中しすぎて立ち居振る舞いにまで意識が及ばない。及ばないから異質になる。異質なものは奇異の目で見られる。

そんな『異質な存在への排他意識』が作用する一般的な職場と異なり、この職場では全員がそれぞれにかなり異質なため、その特性を生かした仕事を互いに割り振るシステムが完成している。

A「◯◯さん、どこそこから電話だよ」
B「……」
C「◯◯さん今集中してる」
A「もしもし、あとで折り返します」
こうしたやりとりが五秒以内で完結する。集中したら聞こえない体質や、困ると身体を揺する体質など、みんなわかっているので補い合える。誰も誰かをからかわない。

からかわないが、本当のことは言う。「机片付けなさい、ADHD」「出かけるぞ、落ち着けチック」などと、最初は耳を疑ったが、みんな特徴的な症状が出ると、そこを口にして指摘する。そうすることで、「これは散らかっている状態なのか」とか、「あ、いま頭揺すってた」といった事実を客観視できる。

誰も自分の症状のことで誰かに相談することはない。私は入社してすぐに「アスペルガー」「ADD」の二通りの言動パターンがバレて、ひどい時はそれを指摘される。「こら、文章が小難しいぞアスペ」「論文から戻ってこいADD」などと言われる。こんがらがる表現と過集中が周知となっている。

「ああああへへへへんしゅうちょ」「俺はここにいるからな、まずは息をしろ」「(笑)」という日常的なやりとりの中で、誰も申し訳なさそうな顔をしない。むしろみんな少しはにかみながら、楽しそうにしている。実際、なにも取り繕わずにやりたいことを懸命にやれる環境は、楽しい。

https://togetter.com/li/337635

発達障害という脳の特性を「強み」として生かしている

ちなみに全員が、コピー用紙一冊分くらい、書けと言われればその場で書き尽くせる程度に専門領域の知識がある。それぞれに歩く辞典。知識は極めて正確かつ主観を挟まないため、互いの領域が重複して議論になっても「程度問題」「確かに」といった短い会話で、知識の同期はつつがなく終わる。

特筆すべきは「ありがちな無駄のなさ」。基本的にみんな他人に興味がないから、噂話・悪口・憶測など、「人間の話」が皆無だ。結婚は?子どもは?実家はどこ?どこの大学出たの?そんなの誰も訊かないし、知らない。交わされるのは、仕事に必要な会話のみ。なにも困っていない。

全員発達障害により、どこか認識がおかしい。妄想に取り付かれていたり、見えない敵と戦っていたりして、「は?」と思う発言をすることがある。そんな時の対処はただひとつ。「妄想出てるよ」「…」。納得いかなくとも、それが合図で主張は止む。例えば「お前のせいでパンダが死んだ」みたいなやつ。

仕事の完成度は高いが、それでも稀に間違えることもある。印刷直前にミスに気づき、文字校の人が激怒するような修正をかけることもある。そんな時、本人は少し落ち込むが、「こういう経緯でこういうミスが発生した」と報告、改善策を共有。見えるところにそれが貼られ、二度と同じミスは起こらない。

過去のミスやトラブルについて、グダグダ詰り続ける人はいない。過ぎてしまったことは仕方がない。対策すれば済む話だ。そんな当たり前のことが実現できている。

発達障害者しかいない私の職場では、全員が同時に過集中タイムに突入していることがある。そのため、決済や相談、提案などは、相手の意識がある時に済ませる。決定事項・共有事項はホワイトボードに書いておく。不測の事態で急ぎの処理が必要な時には、体揺すってこっちに戻す。滅多にしないけど。

みんなだいたい始業と同時に過集中になって文字の海にダイブして、昼に意識取り戻してばらばらとゴハン食べに行き、午後はまた過集中して、気がつくともう夜。いいペース。デスクにいる日は一日が短い。5分くらいしか働いてない体感なのに、素晴らしい原稿がたくさん書き上がっている。

https://togetter.com/li/337635

発達障害者だけの職場の設立経緯:能力主義にしたら健常者だけが全滅した

【発達障害者優遇システムの発足】「優れたエンジニアがいい記事を作る」事実に誰かが気づき、人事に関して「多少人間的に欠落していても、優れたエンジニアだけで編集記者陣を構成しよう」ということになりました。これが約30年前のこと。以来、採用面接で挙動不審でも、実力重視で人を採ることに。

【発達障害者優遇システムの完成】一人、また一人と発達障害持ちが入社すると、過集中できず特定のジャンルでバケモノのような知識の豊富さを誇る彼らの中で、「普通の人」は適応できなくなりました。健常者が劣等感をもち辞職していくという逆転現象が起こったそうです。

承前)これはある種の淘汰ではありますが、排他でもあるため、手放しでほめられたことではありません。ただ、ヒトに関心がない発達障害者は、「辞めます」という人を慰留しない。「辞めたい」「ああ、そうなの」と、辞めるがままにしていたら、最後は発達障害者だけが残ってしまったという経緯。

【現行制度の確立】発達障害に詳しい現在の編集長が就任してから、ほかのスタッフの特性が明文化されるようになったそうです。吃音、貧乏揺すり、異常なこだわりの強さ、収集癖、謎の儀式、クセ。編集長は観察し、全員の特徴を把握しました。

承前)そして各自の得意分野に応じて仕事を割り振り、苦手なこと(お茶汲み、応対、接客、アポ取り、計算、掃除など)は、すべて「やるな」と命じました。さらに「好きな記事だけ書け。書きたくないことはそう言え」。記者陣、全員歓喜。かくして「趣味=仕事」空間が完成したそうです。

アスペ編集長は口が悪くて、すぐ罵るし歯に衣着せぬ物言いで人を泣かせますが、編集長がスタッフの特性を理解しているように、編集長の口の悪さもみんな知っていrます。それに信頼関係で結ばれているため、罵られたところで誰もパニックにはなりません。

確かにこの部署には、扱いづらい人間ばっかり集まっている。一部からは「障害者施設」って呼ばれて敬遠されている部署なのも知っている。でも、自分たちがやっていることに誇りがあり、達成感もあり、妥協しない仕事をしている自信がある。だから悪口言われても、笑われても、まったくダメージがない。

https://togetter.com/li/337635?page=2

私の感想

最初は「うぉぉー、すげー!」って読んでたんだけど、謎の儀式とか妄想抱えてる人はいないけどさ、ほぼ全員がリモートワークでコミュニケーション皆無で仕事してる、っていう職場の話。

あれ、これうちの職場も似たようなもんじゃね?って思ったんだよね。

私も上司や同僚と4年以上顔合わせたことないし、そもそも全員がバラバラに住んでて、仕事はサーバーが割り振って管理してるから、私たちはそれを淡々とこなすだけ。で、気づいたらみんなちょっと発達障害の傾向あるな~って感じ。

例えば私は完全にADHDで集中力で突っ走るタイプなんだけど、同僚は超典型的なASDでさ。狭く深く探求するし、ルーティン絶対厳守でほとんど無口。

でも必要なデータはきっちり送ってくれるし、仕事は完璧だから何も問題ないんだよね。

「普通」って何なんだろう?

AIがどんどん「健常者」がやってた仕事を奪ってる時代じゃん?
でもさ、こういう「発達障害者だけの職場」の話を読んでると、思うんだよね。「普通」って一体なんだろうって。

結局、人が当たり前にできる「普通のこと」って、AIや機械がどんどん代わりにやってくれるようになってきてるし、これからも増えていくんだろうなって。

でも、発達障害者が持ってる「異質な特性」とか「とがった強み」って、普通じゃないからこそ生き残れるんじゃないかって気もするんだよね。だって、普通の脳じゃ理解できないレベルの集中力とか、超マニアックな探求力が必要な仕事って、AIにも簡単には真似できないじゃん?

だからさ、「普通」じゃないことって、実は強みなんじゃないかって思ったりする。
むしろ、何でも「普通」にできるだけの人の方が、この先、AIに淘汰されていくのかもね。

私もいずれ仕事をAIに奪われる日が来るかもしれないけど…まあ、それはそれでなるようになるかなって。

とりあえず今は、リミッター外れた自分の脳をフル活用して、好きなことをゆるっと自分のペースで無理せず突き詰めていこうと思ってるよ。

またね〜🥤

おすすめ記事


いいなと思ったら応援しよう!

ネコックス
いただいたサポートは活動費に使わせていただきます