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久々の雨。

 先月に入ってから、私は散歩をよくするようになりました。以前は2キロ歩くのも一苦労でしたが、今では5キロ離れた店にも歩いていくことが増えるほどになりました。

 散歩の主な目的は、虫をはじめとした自然と触れ合うことです。自然は、私が絶好調の時も、レポート課題で疲れている時も、いつも私を包んでくれます。何か嫌なことがあっても、緑を見て、虫と触れ合っているうちに、自然といつもの心に回復するものです。

 秋晴れの中で散歩をするのは、最高のひと時です。

 今の私は、一時間ほど歩いても、不思議なことにほとんど疲れず、歩いた後の達成感や、目に焼き付いた青空の余韻に浸り、むしろ歩いた後のほうが元気になります。晴れた日はこうして歩くことが多いものですから、私の歩数計はいつも寝るころには次のような状態になっています(下記画像)。


10月29日の歩数です。


10月30日の歩数です。


11月2日の歩数です。これは最高記録でした。

 そのような私は、数日前には次のようなことを思っていました。

雨の日も歩きたいから、合羽が欲しい。

少し前にねこっちが思っていたこと

 そして、合羽をいつ買おうか、どのような合羽が欲しいか、そのようなことを具体的に考えていました。

 ところがその後、私は一転して次のように思うようになりました。

 いや、合羽は要らない。私は晴れの日に歩いてしまうから、雨の日はむしろ積極的に足を休ませなければ・・・。

最近ねこっちが思うようになったこと

 こうして、合羽を買うことをやめたのでした。


 そう思うようになって初めて、今日、雨が降りました。しとしとと穏やかで、そしてまっすぐな雨が降った日でした。以前は雨の日と言えばやや憂鬱になっていた時もあったのですが、今日は静かに淡々と降る雨に大気の循環を思ったり、また畑で育っている野菜や、歩道の街路樹たちには恵みの雨だろうと思ったりし、雨の一日を楽しみました。

 いつもは散歩中に上を見ると、青く澄んだ空が目に映るのですが、今日は電車の窓越しに空を見たら雲(乱層雲)の雲底が見えました。いつもはあまり気に留めなかったのですが、雲底の形は千差万別で、まっ平なものもあれば、動物の尻尾のように細く切れたものもあり、これだけでも見ていて楽しいものでした。雲にも個性があるな、と思いました。

 今日ほど雨を楽しんだのは、子どもの頃以来でした。

雨降らず 久しかりけれど 今日は雨
 雲をながめて 心清(さや)けし

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

  ねこっち

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