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K-POPとサイバー、ゲーム世界との親和性。飢えが生む新世界。女性ロボやメタルまで。
こんにちは。
KPOPとゲーム、サイバー世界の親和性
今日はKPOPとゲーム、サイバー世界の親和性についてです。
韓国が苦手な方も、ぜひこのマッチ具合を見てほしい。
まさか、全CGでなく、実写中心にPOP、メタル、サイバー、ゲーム世界を再現できるとは!という驚きです。
KPOPはゲームとのコラボが多い。
あまり知らない方もいるともいますが、実は世界で大人気のゲーム。その中のイメージをKPOPが担当していたりします。
最近気が付いたのですが、日本の人気絵師さんたち。けっこうインスタでKPOPをフォローしている方が多くて。驚きました。インスタは見ている映像や画像、アカウントを「いいね」「フォロー」している人が見えます。
CGと完全にマッチする新世界
再生数6億回を超えるコラボ!
まず最初に下の動画を。
歌以外は全部CGです。再生数6億回を越しています。その価値あり!
K/DA-POP/STARS
かっこいい!の一言。
(G)I-DLE(アイドゥル)という、アイドルグループのリーダーが参加しています。ソヨンという、生き方がすごくおもしろい人です。他国の歌手さんたちとのコラボ。曲調自体は、急にテンポがなだらかに変わるKPOPの特徴を備えています。渚のシンドバッドを思い出す。
九尾の狐は、韓国でお馴染みの中国由来の妖怪。マスクをした子と、狐のお姉さん以外は、日本人の好みには合わなさそうなキャラですが、見慣れるとお姉さん好きになります。
私、実はネットゲームはパズルゲームくらいしか分からないのですが、ゲーミングPCを持っているような皆さんには、世界的人気なゲームがたくさんあるようです。息子やそのお友達たちは知っている……。
それにしても、KPOPのMVを見ると、90年代後半からの日本を思い出すのですね~(´;ω;`) 日本が本当にたくさんのカルチャーを生み出していた時期。それを実写で再現するのが韓国とは思わなかったです。
もちろんファッションやメイクの流行と同じで、その時代をそのまま持ってくるんではなく、さらに新しく高みに行くという感じです。
▼こちらは上の曲のライブ盤。すごいのは、ゲームキャラたちが主人公なのですが、共に主役である女性歌手たちがCGに全く負けていません。映像によってはどっちがCGか分からなくなるかも。
女性の夢を詰め込んだようなラ・セラフィム。
下の動画はお馴染み、SAKURAちゃんもいるラ・セラフィム!
LE SSERAFIM ”Perfect Night”
これもゲームとのコラボ。
音楽が溢れる中、今の歌は何かの再来……という感じがするのですが、これは新しい!と思いました。
上のゲームは、キャラとしては慎ましやかな感じですね。ラ・セラフィム自体が既にキャラとして確立している。
もう言うことがないエスパ姉さんたち
そして、サイバー感といえばaespaエスパ。
下記のMVは、曲としてはエスパの中では有名曲でないので、今回MVの作業をするまで存在を知らなかったものです。
ここまでメカニック女子を再現するとは!と思ってしまうMVです。もう、実写アニメ。日本語も入っています。
アニメ、コスプレ、美少女戦隊、巨大ロボ女子、かっこいい、かわいいのてんこ盛り。リアルエリアル?(『エリアル』は昔の巨大人型ロボット小説)
こちらは同じくaespa。ゲームとのコラボではなく、多分彼女たちのマスコットキャラなのかな?
「アーモンド?
アーモンドネキスト何とかって言ってる?(´・ω・`)」という、私の中でアーモンドの歌なのです。もっとCGキャラとのコラボがあった気がしますがCGキャラが目立つのは最後の方だけですね。
もうエスパは、エスパ自体がどうかしています。MVが全部すごすぎる。CGキャラが入っていなくても、それを超えています。
とにかくこんな感じで、KPOPは、ゲーム世界と深く連結しています。いつか、イラストレーション世界と連結しているというお話もしたいです。
なぜ韓国でCGが進んでいるのか。
では、なぜ韓国でここまでCGが発展しているのか。
ドラマと同じくらい国全体が、CGアニメーションに力を入れて取り組んでいたというのもあります。
そして、個人的意見ですが、韓国は日本の1970~2010年代を、10年くらいで一気に駆け抜けたのです。
文化に対する飢えというか。
戦後、日本が想像もできないほど貧しい時代を駆け抜け、アメリカや日本に追いつけなくて。良くも悪くも古い物や昔の物が強く、押さえつけられていた世界。
田舎は2010年代でもすごく田舎だったのですね。牛を飼っている家もまだぼちぼちあって、木と土の家もまだまだあった。今もあるけど。
既に「冬のソナタ」「朱蒙」も世界的に有名に。韓国はネットやIT社会が進んでいると言われていたのに、同じ時代にPCの使い方も、電源の入れ方もマウスの使い方も知らない人がいっぱいいた。
そこで東方神起、少女時代……と出て来た後に、疼いていたものが一気に爆発したのではと。
ミュージカルやユーチューバーもそうです。ダンスや、近代アートも。
韓国のユーチューバーは、例えば女の子供向けだと、NHKの子供番組並みに、ミュージカル公演が出来るぐらい完璧に作り上げることがあります。半分アイドル、コメディアン、レポーター。グッズも販売。アメリカや日本の子供テーマパークレビューも、大人が観ていて楽しいものも多い。
儒教文化がありクリスチャンも多いので、奉仕活動などもたくさんします。エンタメ世界ゆえに乱れたニュースも多いですが、規律ある所にはしっかり規律があります。
急に垢抜けた感が出たのは、女性では2NE1から……MissA当たりかなと思います。
miss A "Bad Girl, Good Girl"
2010年のMV。まだ、韓国にポッキーイチゴ味系があるかないかの時代。
周りの目を気にしないほどの没頭
この頃、韓国は生み出すことが楽しくて仕方ない時期に突入。
見本とする国も、昔は欧米だけだったけれど、今は世界中が土台になる。
昔日本が欧米社会にモノマネと揶揄されても、とにかくアメリカやヨーロッパ諸国を追い抜く、それ以上の物を作る。と意気込んでいた時代に似ています。
むしろ、作ることが楽しく楽しくて仕方ない、周りを見る以上に没頭する……というような。
日本がアメリカの10年、20年前を追随していると言われていたのと同様に、
韓国は日本の20~40年後を追っていると言われていたのですが、まさにクリエイティブ創造という面で、エンタメに関して日本が欧米に並ぶ、負けない!と意気込んでいた時代を追っているのだと。
なので、同じように純粋な創造意欲のある日本カルチャーを牽引するクリエーターと、韓国の同じくアーティストはコラボ、セッションがあるのだと思います。純粋に創作に向かう力があるから。
もちろん、完璧を求めるが故の犠牲もあるので、重圧も大きくそれが良いとは言えないのですが…。
純粋な人はすごく純粋で、どこまでも完璧を目指していきます。
CGアニメーションとの関連。
関連した話で、韓国のCGアニメは非常にレベルが高いです。
こちらは10年前ですので2014年の作品。
子供だけでなくかわいくてお母さんにも人気でした。
かわいいぬいぐるみのようなメンバーが上の戦士に変身。世界中で配信されています。
↓私が知るのはここまでかな……。
めっちゃ進化しているというか、そこまでセクシーにする?みたいに進化しています。
今はさらに進化し………もう観ていない………。
日本版はまだないようです。
下記は娘の時代に始まって、大人気になった。
キャッチピニピン!
こちらは日本語版もあると去年知りました。姪っこが知っていた。
上は、韓国語版では放映初期の動画です。
実はこの前進作品もたくさんあり、韓国は一時期CGアニメブーム。国内でアニメ戦国時代状態みたいになって、その時に非常に切磋琢磨したのだと思います。
失敗もいっぱいしている中で、絞りあげるという感じ。
あまり知られていませんが、KPOPと同じくらい業界が投入し、一気に進化し、それでこういう子供たちの心を掴む映像を作れるのですね。
普通のアニメ絵のアニメーションに関しては、日本も協力して作った作品もあります。よく昔の作品など持って来て、韓国アニメを揶揄されますが、この時代の前からなかなかレベルの高い子供アニメもいくつか作られていました。
韓国が強いのは、日本ほど作品数がないので一つの作品に集中できること。
子供作品に集中したこと。
そして、とにかく周知を優先にしたこと。
なので様々なアニメをTVだけでなくYoutubeやケーブルでいつでも無料で見られます。日本だと、アンパンマンを見たくても放映時間を待っていないといけない。時間によってはなかなか見れない。
その間に、アメリカのカトゥーンや韓国のアニメはどんどんケーブルTVの枠を占めている。なので子供向け日本のアニメ、勿体ないな……と思います。ネフレックスなどで見られればいいですけどね。
アニメの話はアメブロさんにも書いたので、またこちらでもいつか詳しく書きたいです。
そんなわけで、これを記事にするために、渋さも混じるPOPな絵を描きたかったのですが、全然書けなかったので過去絵で(´;ω;`)ブワッ
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では!