幸運をもたらす星、Jupiter木星　

はじめに

2024/４/21、地球から見ると、木星と天王星が、重なるタイミングが近いので、今日はそれにまつわる話を。

木星は幸運の星として、その年の流行の流れなどを読み解くのにも使われたりします。幸運のヒントのかけらになれば幸いです。

きのう私は、長時間運転していたので、眠気覚ましに、車を運転しながら、歌を歌っていました。

平原綾香さんのジュピターは、作曲家ホルストが作った、組曲『惑星』の中から「木星」という曲のメロディに歌詞をつけたもの。

ホルストの組曲「惑星」と木星・拡大するもの

このホルストさんが作った「惑星」という組曲、占星術からイマジネーションを得て、水星、金星、火星、土星、天王星、海王星と、それぞれ惑星と神話の神のイメージで曲を作ったようです。

⚪︎木星は、太陽系最大の惑星
⚪︎木星の英語名はジュピター。ジュピターはローマ神話の全知全能の神ユピテル（ギリシャ神話ではゼウス）に由来。

⚪︎ホルストの「木星」という曲には、「快楽をもたらすもの」という副題がついています。

⚪︎占星術では、木星は拡大するエネルギーを持った天体の象徴。

（ちなみに、なぜ拡大をあらわすのかが知りたくて、きのう夜中にいろんな本をあさっていたら、おもしろそうな話になりそうだと思いましたが、長くなるので、また別の記事にしますね！）

⚪︎公転周期は、11.86年周期。
⚪︎木星が、自分の生まれた時のホロスコープのどのサインやハウスにあるか。他の天体との角度による意味付けがされる。

⚪︎自分の生まれたときの木星の位置に、現在の木星が戻ってくるとき（ジュピターリターンといいます）は、12年に一度拡大する幸運な年を示している。日本でいうと年女年男ですね。

⚪︎木星がどのサイン（星座）に入るかで、その年の流行など広まるもの、トレンド、流れが変わるとされている。

など、西洋占星術では、木星をそのように読み解くことが多いです。

ちなみに、木星は、いいことも拡大してくれるし、悪いことも拡大してくれる、だから何を拡大させるかが大事になってきます。

天王星、天空の神ウラノス・魔術師

さて、だいぶ木星の話が長くなってしまいましたが、4/21に木星と重なる、天王星についても見てみましょう。

天王星は...

⚪︎英語のウラノスは、天空の神ウラノスの名前に由来。ウラノスは大地の女神ガイアの夫。

⚪︎公転周期は、84.02年。人間の一生に近いですね。

⚪︎ひとつのサイン（12星座）にとどまるのは約7年。

⚪︎土星より遠くにあるので、トランス（向こう側）サタニアン（土星）天体に入ります。海王星、冥王星と同じく。社会天体と言われ、同じくらいの世代の方は、同じサイン（星座）となり、時代の雰囲気を示します。

⚪︎反逆、イノベーション、開拓、古いものをあたらしくするというエネルギーをあらわします。

⚪︎地球から遠いので、肉眼で観測できない、意識の中に入ってこないけれど、世代としてたくさんの方が、集合的に同じサイン（星座）となるので、見えないところで影響を与えていると占星術では考えられてきました。

さて、ホルストの組曲惑星では、「天王星」には、魔術師という副題がつけられています。

ちなみにホルストは、音楽の魔術師として、この曲に自分を重ね合わせたとも言われています。

グスタフ・ホルストGustav holstのアルファベットの一部を音に変換して、何回もリフレインしているそう。

魔術師と聞いて。どんなイメージを持ちますか？

　魔術師とは、ものごとを既存の見方から変えてみることができる者。
　「ない」という見方から、「ある」をうみだすことができる者。

わたしの、魔術師のイメージです。

天王星と木星が重なるとき

天王星と木星が重なるとき、それは、今までの在り方を変えて変革し、その新しいエネルギーをひろげていく

そんな時のように、わたしにはメッセージが迫ってきました。自分改革。マイレボリューション、か？

本日は皆既日食（夜中のため、日本では見えませんが）を伴う、牡羊座の新月。

ぜひ、いまの自分を感じて、どの方向に自分は成長していきたいか、静かに観る時間を持つと良さそうです。

補足。

⭐︎いま足りないところは、足りないところとして、あぁ、いまはまだ足りないけれど、なりたい自分をイメージして、そこへ向かいたいという方に意識をむける、わたしは、そんな風に心がけています。

⭐︎脳の機能として、意識を向けている、関心のあるものに合わせて、情報を引っ張ってくるらしいですから。RASといいます。詳しくは検索してみてくださいね^_^

ではよい新月を🌑

占星学をマニアックに探求する
ainouta かやのでした🕊️