なんかいいなと思った夜

我が家の子ども達は早寝早起きである。
6時半頃に起きて8時前には寝てしまう。
その分昼寝もしないので日中はずっと遊んでいるが寝てくれるのはとってもありがたい（このリズムを作るまでは試行錯誤したが今はこれがあっているようだ）。

そんな一日の中で最もバタバタするのは、長女が幼稚園から帰ってきてから寝るまでの間である。
最初のうちは姉妹で仲良く（喧嘩しながら）遊んでいるがそのうち一日の疲れが出始めて「ママーっ！抱っこ！」「ねぇこっちきて！」「次女ちゃんが壊した！」「長女ちゃんが奪った！」などなど、とにかく出動機会が増える。仲良く遊んでいるうちに夕飯をサッと作り、ある程度片付けられたらその日はクリア。あとは成り行きに任せて寝るまでノンストップで進めていくわけだが、３人子どもがいるとピタッと歯車が合う日の方が珍しい。ご飯を食べたいタイミングもお風呂に入りたい（正確には入ってもいいか、というモチベーションになる）瞬間も三者三様なのだ。誰かが誰かに合わせなくてはならない。
不満に思えばふてくされるし、私の背中に張り付いて離れなくなったりもする。

ところが面白いぐらいスムーズな時もある。今日はそんな日だった。
幼稚園から帰ってきた長女を次女が嬉しそうに迎え一緒に遊び、その間私は夕飯を作る。
その後私も一緒に遊びに誘われ2人と一緒に遊ぶ（三女はその様子をじーっと見ている）。ここでかなり身体を動かしたのが良かったのか、お風呂に2人ともすんなり入ってくれた。疲れているからご飯もしっかり食べ、歯磨きも済ませ、寝る前に遊ぶ時間が1時間以上も作れたのだ。
次女がふと「積み木したい」と言い積み木を広げたのを皮切りに、何やら2人で大きなお城を作り始めた。
いつもは必ず「ママ手伝って！」という長女も何も言わずに黙々と作っている。2人であれやこれや話しながらじっくり作る姿が、なんだかとても愛おしかった。
その後も粘土、お絵描き、お人形のお世話と2人で一緒に、楽しそうに穏やかな時間を過ごしていた。2人の会話が面白くて盗み聞きしていたら
「ママは向こうに行って三女ちゃん見てて」と2人に言われ、三女と歌を歌ったりしながらまったり過ごした。

何が良かったのかハッキリとはわからないけれど、今日はみんなの歯車がピタッと合って、穏やかに穏やかに過ごせた夜だった。そんな日は寝る時もとっても穏やか。

素敵な時間を味あわせてくれてありがとう。

明日も１日穏やかに楽しく過ごせますように。