末永く超お幸せに。

4月22日。妻と僕の結婚記念日だった。入籍してから1年が経った。

夫婦とはなんだろうか、なんて正直考えたこともない。


でも、単純に好きな人と一緒にいられことが嬉しい。妻と一緒に生活していると、とても居心地がいい。たぶん、距離感がちょうど良いのだろう。

正直、結婚ぽいことを何もしていない。入籍前に一度だけ購入したゼクシィぽいことを何もしていない。

プロポーズは自宅で土下座だったし、顔合わせは2度延期になったのちタリーズコーヒーで10分間だけだったし、こんなご時世だから結婚式もあげてない。

結婚ぽいこと。


強いてあげるなら、夫婦になったことだけかな、と思う。

でも、それが大きかった。とても、大きかった。妻と夫婦になれて良かった。日々のなかに、生活のなかに、彼女がいてくれていることで安心する。

単純に、妻のことが好きだ。いつもありがとう。

末永くお幸せに。

友人の結婚式などで、よく使う言葉だ。

末とはどこだろうか。永くとはどのくらいだろうか。


どちらかが死ぬときだろうか、ふたりとも死ぬときだろうか。まだ、想像もつかない。

でもちょっとだけ願いを込められるのであれば、自分に、自分たちに向けて言っておきたい。誰よりも、強い願いを込めて言っておきたい。

末永く超お幸せに。妻と僕。