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『ゼロ秒思考』に挫折した~思考力を取り戻せ~

割引あり

こんにちは、猫乃ひろばです。

今日は『ゼロ秒思考』という本を読んで、自分が気づいたことを書いていこうと思います。
自分自身のために書いた記事ですが、無料部分まで読んでいただいて自分のことのように共感できた方にとっては、おそらくその先の内容も有意義なものとなると思います。

また、『さいごに――(本記事構想マインドマップ紹介)』にて、実際にこの記事を執筆するにあたって書いたマインドマップを添付しております。note記事を書く人の参考になれば幸いです。
よろしければ最後までお付き合いください。

※この記事は一部有料記事です。

ゼロ秒思考の本を読んだ

『ゼロ秒思考』とは

みなさんは『ゼロ秒思考』という本を知っていますか?
有名な本なので、内容含めて知っている方も多いかもしれません。
私はずっと気になっていて、つい最近購入し読み始めました。

知らない方もいると思いますので、『ゼロ秒思考』とはどのようなものか本から一部引用します。

ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。

(中略)
ゼロ秒思考を身につける最短、最良の方法が、ここまで何度か言及してきた「メモ書き」だ。

(中略)
メモ書きを3週間から1ヶ月続けると、頭にどんどん言葉が浮かぶようになる。メモに書くよりも早く、言葉が湧いてくる。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二 (著) 

つまり、ゼロ秒思考式のメモ書きをすることで、ゼロ秒と呼べるほどの素早さで思考を巡らせることができるということだそうです。
しかもたった1か月程度で効果が出るとのこと。素晴らしいですね。

そんなゼロ秒思考、私もさっそく実践してみました。…が。

全然思い浮かばなかった

驚くほど思い浮かばない

このゼロ秒思考、10日ほど続けたのですがなかなか効果を実感できず、私は悶々としていました。やり方は間違えていないはずなのに、なぜ?
もちろん始めてから日が浅いということは重々承知しています。推奨されている期間のまだまだ3分の1。効果を求めるには気が早すぎるのではというのもごもっともです。しかし、しっくりこないと言ってしまえばそこまでですが、なんだかこれは意味がないんじゃないかという感覚。

私はその感覚からさらに、そもそもゼロ秒思考は本当に効果的なのか?と考え始めました。勘違いしてほしくないのですが、これはゼロ秒思考が悪いと言いたいのではなく、今の私にはゼロ秒思考は適していないのではないか、ということです。
そう思った理由について、具体的にはこうです。

  1. 似たようなことばかり挙げてしまっている

  2. 漠然としたことばかり挙げてしまっている

  3. そもそも全然思い浮かばない

まず似たようなことばかり挙げてしまっている点。苦し紛れの項目稼ぎのようです。数が多ければいいってものでもないでしょうに。
次に漠然としたことばかり挙げてしまっている点、本当に考えた結果のことなのか怪しいものばかり。それっぽいことを書いて悦に入るのはいいですが、それは身になっているんでしょうか。
そして最終的には書くことが全然思い浮かばない。それは1分という短い時間が余ってしまうほどに。たった1分ですよ?時間が足りないならまだしも、時間が余るだなんてこと、本来ゼロ秒思考を実践している人ならありえないことなのではないでしょうか。

これらを踏まえ、今の私にはゼロ秒思考を実践するための土台ができあがっていないことをはっきりと自覚しました。

自分は何も考えていない?

自分は何も考えられていないから思い浮かばないのか?
自分には自分の考えがないのか?
そう思ってしまうほどに思い浮かばなかったゼロ秒思考。

ですが「自分は何も考えられていないから思い浮かばないのか」「自分には自分の考えがないのか」については、明確にNOだと思っています。
そう考える理由は以下の通りです。

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