就活生へ。

今自分就活で、どんな会社がいいかという企業分析とか、自分が何をしたいか、という自己分析をすることが大切だって散々、散々、どこ行ったって、言われるけど、
中学、高校、大学の学校選びと、バイトとかボランティア色んなところでの経験を通して今わかったこと。
結局はそこで出会う「人」との相性で、90%自分が上手くいくかいかないか、人生最高と感じるか、嫌な気持ちでいるか決まる。これは絶対。
どんなにいい学校だって、同級生の質でいい方にも悪い方にもいく。
どんなにいい給料・待遇のある環境で働いていたって、自分に全く合わない人が一緒にいたら毎日地獄。
自分がやりたいことをやれてる仕事だとしても、人で全てが決まる。
だから、本当に、自己分析なんてしなくていい。
企業分析はやる価値があると思うけど、
それよりも、人を知ること。

就活なら沢山沢山社員の方と話せる機会を作ってもらって、沢山話して、沢山関わって、直感で感じた自分に合う合わないを指標の一つにしてキャリア選択するべき。

ただ、知っておかなきゃいけないのは、
そうやって人と沢山関わっても、100%確実になることは絶対にないこと。
しばらく話してみて、この人いいなと思っても、
ある日突然嫌な面が見えることもある。
逆に、直感で嫌な人だなと思っても、
意外と合うかもと思うこともある。
それは就活に限らず皆感じることがあると思う。

だからやっぱり運
だから、入ってみて、やってみて、
違うな、合わないなって感じたら自分で進む方向を変える勇気を持つことは大切。
今の環境を切り捨てる勇気を持つことが大切。
ちなみに、「諦める」って悪いイメージをする人が多いけど、
本当の意味は「明らめる」っていうところから来てて、仏教の考え方ではすごくポジティブな考え方。【諦】っていう語には「さとり」っていう意味もある。
これは、私が大学受験に対して疑問を持っててうまくいかなかった時に出会った為末大さんの『諦める力』っていう本に書いてあってたのを今でも凄く鮮明に覚えてる。私の人生を大きく変えてくれて、私の思考も大きく変えてくれた宝物のような本。是非読んでほしい。

そしてまた戻るけど、
自己分析に力を入れ過ぎないで。
就活で自己分析をすることのデメリットは、
まだ働いたこともないのに自分にはこの職種が向いてるとか、向いてないって決めつけてしまうこと。
やってみたらものすごい才能を発揮できるかもしれない環境を、知らず知らずのうちに切り捨ててるかもしれない。

だから、なんでもやって見たらいい。
結局のところ、自分の成長とかやりがい、生きがいを生み出すのは、
そこでどんな仲間と出会って、どんなふうに影響を受けて、何を感じて、いくか。

よく考えてみたら、自分に合うと思う環境、合わないと思う環境、才能だと思うこと、特技だと思うこと、不得意だと思うことを作り出してるのは、ほとんどがこれまでの人生の中で経験してきたこと、置かれた環境なんじゃないかと思う。

まとめると、

自己分析はしないこと。

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