🇩🇰童話の国デンマーク③

私の一人旅シリーズ
デンマーク編③
今回は、デンマークぶらり歩きから飛行機を乗り継いでノルウェーへ🇳🇴。

『雪の女王』が生まれた国から、
『アナと雪の女王』の世界へ。

前回は、
港町ニューハウンのクリスチャン・アンデルセンのお土産屋さんで素敵な店主とお喋り。
お勧めされたクリスチャニアに向かうことにします。

お店を出て景色に浸って写真を撮っていると、

写真撮ってもらっていいかな、
と男性に話しかけられました。

「もちろんですよ〜！」
2.3枚写真を撮って渡すと、

「君も撮ろうか？」
ありがたくお願いして、撮ってもらうと、
縦に横に、右から左から、ポートレート写真まで
沢山撮ってくださいました。

「あなたフォトグラファーなの？」と聞くと、

「違うよ〜！」と。

私ももっと撮ってあげればよかった、、、。

その方はチリから来たらしい。　
笑顔が素敵な優しい方でした。
沢山お話しできてよかったです✨
素敵な思い出をありがとう。

思いがけずニューハウンと私のツーショットを撮れたところで、クリスチャニアに向かって歩きます。

途中にギャラリーらしきものを発見したので入ってみたり、

何だかちょっと怖いような不思議な絵です。

歩いていくと、
店主さんがおっしゃっていた通り、
とってもボヘミアンな雰囲気が迎えてくれました✨
Strandgadeという通り。
上半身裸のよく焼けたふくよかなおじいちゃんが船の上でくつろいでいたり、
　　

使っていない空っぽのボートがとっても可愛かったり。
ボートの窓が大きく開いているので中が見えるのですが、インテリアまでとっても素敵なんです。
いいなぁ、こんな暮らししてみたい。

可愛くて素敵でうっとりしながら歩き続けていたらとっても喉が渇いてきたので、カフェないかな〜と探していると。

ノリノリ音楽と楽しそうな話し声が聞こえてくる

古い車両を使ってるみたいですね。
若いご夫婦で運営されていて、2人で小さなレストランを開くことが夢だったと書いてありました✨
とても素敵な場所で、大切な方々に囲まれて、
2人で夢のレストランを経営するなんて、
最高ですね✨

何かジュースがあるか聞いてみると、
生搾りのグレープフルーツジュースをおすすめしてくれた。

Båden on Instagram: "Vores G R A P E J U I C E🧡 Pakket med vitaminer, antioxidanter og næringsstoffer. Tager en evighed at producere og udsolgt på ingen tid! Men vi kan jo ikke komme udenom at det smager fantastisk. Kom forbi til et glas, hvis vi ellers har haft tid til at presse 🫶😎"

とてもジューシーで果肉そのままたっぷり入っていて、一気にエネルギーチャージできました☀️
Instagramにグレープフルーツジュースの投稿があったので貼っておきます♡

ジュースの味といい、雰囲気といい、オーナーさんの明るさといい、何もかもが天国です🪽

一瞬ここがどこだから分からなくなりました🇩🇰

店内ではレゲエ音楽が流れていて、
店員さん達も歌いながら楽しそうに運営されていて、映画の中みたいです🎬

外でも楽しそうな声が聞こえてきて、中から眺めていると幸せな気持ちになります。

BÅDENというレストランです。

どこを歩いても

まるで古い映画にできそうな
フィルムの中のような

いい映画が撮れそう

空気が澄んで、空も青一色なのがそう感じさせるのかもしれません。

この船今も使ってるんでしょうか？
船の上に鉢植えなんて素敵ですね。

計画も大切だけど、
巡り合わせで偶然辿り着いた場所は、
もっと大切な思い出になりますね。

何となく気になるなぁと選んだ道の先や、
偶然巡り会った人にお勧めされた場所で
素晴らしいものが待ってるかもしれない、
というのは、
人生においても同じこと。
無計画を怖がらず、楽しむ。
心配ばかりしてないで、流れに身を任せる。
今回の旅で身をもって学んだ気がします。

歩いていくと、目の前に、
コーギーを連れて散歩している素敵なワンピースの女の子が歩いていて、釘付けになってしまいました。

すごく可愛いワンピースで、
どこのですか？って聞きたいなぁ、、、🥺

隣を歩くわんちゃん
長めの尻尾を「自慢のしっぽです」、というようにピンッと立てて、
引かれるでもなく、引くでもなく、
同じ歩幅で跳ねるように一緒に歩いている感じが、お姉さんとの相性の良さというか、
お互いを信頼している雰囲気が伝わってきました。

2人に見惚れて、
話してみたいなぁ、
とシャイな自分に鞭打ちながら、
じりじりと近づいていく。

私が数歩後ろに来たところで、
なんとワンちゃんの方から私にしっぽ振って近づいてきたんです。

お姉さんが笑って、
「いつも誰に Hi~!っていうか選びながらお散歩するの〜」

嬉しすぎてワンピースのことなんてすっかり忘れてしまいました。

嬉しくてハッピーになったところで、クリスチャニアに到着しました。

入ろうかと思ったのですが、よく調べた上で、
今回はスルーしようかなということになりました。

クリスチャニアの記事について書いてくださっている方がいたので、是非読んでみてください✨

私は外から見ただけでも少し尻込みしてしまったので、ルールなどもう少し心得てから足を踏み入れるべきかな、と思います。

コペンハーゲンの街の所々にクリスチャニアの
看板が置いてあるのを目にしました。
この地区はコペンハーゲンの中でも3番目に大きな観光地となっているらしいのですが、
独特な文化がある地区なので、
「クリスチャニアの人々にリスペクトを」
という文言が目立ちました。

ぐるっと回って再びニューハウンに戻ってきました。
今度は先ほどとは反対側の、レストランなどが立ち並ぶエリアを歩いてみます。

まだ10：30なのです。
まだお腹も空いてないので、雰囲気を楽しみながら歩きます。
テラス席にいるお客さんの数もまばら。
素敵なウェイトレスさん達がお店の中とテラス席を行ったり来たり。

爽やかなテーブルクロスがはためくテラス席。

王立劇場

結構歩いたので歩き疲れてきたなぁ、、と、
そんな時はお馴染みのショッピングモール。

ということで、王立劇場の向かいにある
Magasin du Nordという大型モールにやってきました。

カラフルで、デザインが洗練された店内

素敵な照明器具が所狭しと並びます

ここにも。

やっぱ素敵ですよね。
陶器ですし、大きめなのでどうしても小さいの
1つくらいしか買えないのです。
でも一つに選ぶことが出来ず、泣く泣く退散。

この時は、へっとへとで、ゾンビになりかけながら歩いていました。
というか、眠い。。

で、今日のTO DO
朝ホテルで調べたIllums Bolighusという家具屋さんに行くのです。

やっぱり素晴らしい。

商品の配置の仕方が、
ただ陳列するだけではなく、

まるで美術館のような。

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家具みたいな、値段の高いものを取り扱うお店って、全部素敵✨ってなった時に、
でも、、だめ買えない。。
あぁ可愛い、でも買えないんだ😭
買えないのに、見る必要がある？
まるで拷問のようだ。

そんな気持ちになります。

美術館は、ただ、素敵だなぁという心持ちで見れるのですが、
それが商品になるとたちまち悲しくなるんです。


お腹も空いたので、レストランを探します。

Zaltというレストラン。

お外で食べるか中で食べるか聞かれて、
中でお願いします！って入ったような。
12時なのに人は外に1人、中には誰もいなくて、どこの席にしようかなぁと。

奥の方の席に座り、
シュリンプサンドイッチと、ベリースムージーを注文。
ワイングラスに並々に注がれたフレッシュなベリースムージー🍓❤️

甘酸っぱくて、すっきりしていて、でも濃厚で、
まるでベリーを丸呑みしているような感じ

サンドイッチも登場
これまたボリューム満点。


厚く切られたカリカリのパンの上に、
ディルの香りの効いた、クリーミーなシュリンプサラダがどっさりと。

顔の大きさくらいありました。　
食べられるかなと、心配していましたが、

一口食べた途端、美味すぎて唸りました。

結構多いので、途中でレモンを一絞り🍋
すると一気に爽やかに味変して、
モリモリ食べられました。
細かく刻まれたプリプリなエビが沢山入っていて大満足。

途中で店員のお姉さんが
「美味しいでしょ？♡」と話しかけにきてくれて、
「すごく美味しい。これやばい！」

とっても美味しかったのに、あまりにも多かったのでスムージーは完食できず。。。悔しい😖

「日本から来たの〜⁉︎また来てね〜！」と、
とってもフレンドリーで素敵な笑顔のお姉さんのおかげで、元気いただきました。

あまりにも歩き疲れてしまったので、
ホテルに荷物を取りに行くのに流石に歩いていく気力はなく、
初めて地下鉄に乗ってみました。

日本のように前に車掌室がないので、1番前でSF映画のような感覚を味わいながら乗っていると、

ありゃ、降りる場所間違えた！
あれ、方向間違えた！
とうんざりするほど電車を乗り換えて、
やっとosterbroに到着しました。

街をぶらぶらしながらホテルに戻り、
預かってもらっていた荷物を持って空港に向かいます。
ホテルの方、とても親切にしていただいて、
本当に素敵なホテルステイでした🥺
今思い返してもとても寂しいです。
ずっといたかったなぁという気持ち。

電車に乗ってホテルに向かいます。
30分ほどで着く予定だったのですが、
30分ほど謎の運転見合わせ。
でも、疲れたのもあり余裕を持って出てきたので特に慌てず。

飛行機の時間は16：40
これまで荷物検査で2回引っかかっている私。
今度こそは引っかからない！と荷物の整理に気合を入れて、無事通過。

今回乗るのはノルウェの航空会社Norwegian
飛行距離が長い時はトイレに立ちやすい通路側。
短距離の時は窓側を選びました。

特にノルウェー行きの飛行機は、
窓から複雑に入り組んだフィヨルドと、
ほのかに雪化粧した山の山頂が見えるので、
絶対に窓側をおすすめします。

周遊旅のいいところは、一つの旅が終わってもまだ次があるところですが、
それでも一つ一つの国を離れる時はとても悲しい気持ちになります。
もうすでにデンマークが恋しくて、
歩き疲れたのもあり、
飛行機では爆睡してしまいました。

飛行機が下降し始め、もうすぐ到着のアナウンスが流れた頃に起きたら、耳が強烈に痛かったのを覚えています。

そろそろアナと雪の女王の国、
ノルウェーのベルゲンに到着します🇳🇴

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