『最強のふたり』
★★★★★
全身麻痺になった富豪の男性と、その介護役を任されたスラム出身の黒人青年の友情物語。
邦題はUNTOUCHABLE
邦題も含めて、
「出会うはずのないふたりだけど、
出会うべくして出会ったふたり。」
そんなふうに感じました。
最初から最後まで、テンポよく、心地よく物語が進んで、終始心温まる作品。
無駄が一切ない、という感じ。
この先のふたりも、ずっと観ていたいと思いました。
ドリスの、フィリップに対する無駄に気を遣わない姿勢、態度。
ここぞという時にそばに居てくれる安心感。
決して飽きさせることなく日々を輝かせてくれて
いつも新しい景色や挑戦を与えてくれる。
そんなドリスといる時の
フィリップの表情ひとつひとつ、
ドリスに向ける眼差し、
肩を震わせて大笑いする様子に、
彼を心から信頼しているのが伝わってきました。
まるで、磁石の両極がくっつくような、
パズルのピースがぴったりハマるような感覚。
何度もおすすめに出てきた作品
やっぱり観てよかったです。