嫌な時間を『なかった事』にする方法。


にほんブログ村シンプルライフ「カテゴリー」で、ブログを書いてる『なぜ猫』です。猫好きのアラフィフ主婦が母の認知症をきっかけに始めてもうすぐ2年になります。

母と父の事、娘の不登校の事、飼ってる猫の事、片付けや断捨離の事など、妄想モリモリで書いてきた記事は1000を超えました。

そんな記事の中から一つを、リライトしてご紹介させて頂きます。

30代の頃、

子供もみんな小学生になり、パートを始める事にしました。


イタリアンのお店でした。

先輩スタッフ(年下です。)に、毎日、毎日、

10回は怒られる日々でした。



一年経っても、変わらずに、一日中怒られてた・・・・。


おかしくないですか?


いくら、仕事ができないとはいえ、

一年働いても、

1日に、10回も怒られるって・・・。

しかも、

私より後から入ってきて、ぜんっぜん仕事ができない子には、猫撫で声で「〇〇ちゃ〜ん、☆☆してくれるぅ?」と、

一回も怒らない。

もしも、その時の私の状態を第三者として相談されたなら、「それ、いじめか、ただの嫌がらせだよ〜!ゆうこと聞かなくていいよ!」と速攻で言いますが、

人間、その渦中にあると洗脳された人みたいに思考が停止しますね〜。

「私が仕事できないから、怒られるんだ。もっともっと頑張って、気を利かせて、メニューも覚えて、ミスもしないようにして・・・」と、まるで、DVを受けてるのに逃げ出せない女性のような心理状態になっていました。

自分の意思で、そのバイトを辞めて次の場所で働けばいいのに、そうしない。周りのスタッフへの見栄もあった。「あのくらいで辞めて、根性ないな〜!」って思われるのが嫌だったし。

それも含めて、『思考停止』状態だったんですねσ(^_^;)

困難な状況ではどんどん視野が狭くなります。異常な事態をやり過ごすために、心を無くす。空っぽの心は、悪意を持ってその人をコントロールしようとする人からしたら、赤子の手を捻るようなもの。

その「意地悪スタッフ」から、2年ほど、理不尽にいじめられていたけど、(その間、新人スタッフが入っては辞めたけど、その子達には意地悪していなかった。それなのに辞めていった。)

ある日、マネージャーから「ここのグラスをあっちに移動してて」と頼まれて、30個ほどのグラスを、いつもの場所から移動しました。

しばらくすると、例の「意地悪根性曲がり年下先輩」がやってきて、「チラリ」とそのグラスを見て、尖った顎をしゃくり上げながら「何?これ?」と聞きます。

マネージャーから言われたから、そのまんまを伝えると、「は?わけわかんない・・元の位置に戻して。」と。

「わけわかんないのはあんたの頭だよ!」・・・っと言ってやりたかったけど、結局マネージャーが来て、

「今日は、その場所に置いといてね。」ということになり、

私は、その時、やっとついに、とうとう気づいた!

「あ!こいつ、ただ嫌がらせしたいだけやん!今まで注意してきたことの半分は、ただのうさ晴らしだったんだ!」


今、振り返ると、その年下先輩スタッフの満たされない感情の、

はけ口にされていたのかな…と、思います。


憶測だけど、多分「当たらずとも、遠からず」ってところ。


その頃、仕事に行きたくなくて行きたくなくて、


毎日、そんな自分に自己嫌悪の日々でした。


で、「嫌な時間を、無いものとする」ために、


やってた習慣というか、自分を守るための暗示というか・・・、


『藁をも掴みたい気持ち』で、やってたことがあります。


朝、仕事に行く前に、ソファに座ってコーヒーを飲むんですが、


そのコーヒーを半分残します。


仕事から帰って、ソファの同じ場所に座って、


冷たくなった半分のコーヒーを、飲みます。


まるで、朝からずっとそこに居たかのように行動する。

「私は、朝からずっと家にいてこのソファでテレビを見て、コーヒーを飲んでいた。飲んでいた。飲んでいた・・・」と、

怒られながら働いた数時間を、『なかった事』にします・・・・。

ハサミで、紙テープをチョキンと切ってその部分を捨てるようにイメージした。



効果が、あるのかはわからないけど、

その後にあった健康診断では、

胃潰瘍が一度出来て、塞がった跡があると言われました。


「ワイングラス」事件で、目覚めた私は、自分の中の「意地悪パーソン」を全開にして、その年下先輩にやり返しました!

「私の事、嫌いでしょ?」と聞いたこともある。

「そんなことないよ。」と、完全に目を逸らして答える彼女に、

「よかった〜。嫌われてると思ってたよ。違ったんだね〜。はぁ〜。」

と、嫌味たっぷりに返したり。



その『時間を無かったことにする』自己暗示の他には、

絶対に、そんな理不尽な態度に負けたくなかったので、

お笑いの動画を、よく見て、よく笑って、

気持ちを上げていました。



今、アラフィフですが、

何年か前から、親の介護や、子供の問題が重なり、

なかなか大変な時期が、続いています。


仕事が嫌って言うのは、自分の問題だから、

しんどくても、結局大した事無い。


大切な家族の事では、

「時間なかった事に」戦法が、効きません。

今の私のメンタルを癒してくれるのは・・・

2匹の猫たちです😊

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