2020年10月(2年生)④
10月21日
ビブリオトーク。「がまくんとかえるくん」のシリーズ全20話の中から、自分がお気に入りの話、お気に入りの場面を選びながら、話を紹介していく。音読を入れてみたり、自分の経験と比べてみたり、1回目より内容がよくなっている。よくがんばりました。全員分のトークを聞くというのも、子どもたちにとっては大変なこと。それでも、気の利いた質問ができる子もいる。例えばAK。「お手紙」を紹介した子に「もし、あなただったら、かたつむりじゃなくて誰に手紙を渡しますか」、「そこのかどまで」を紹介した子に「もし、かどを曲がって見つけたのが春じゃなくて夏だったらどう思いますか」とか。例えば、MM。「よていひょう」を紹介した子に「あなただったら最初に書く予定はなんですか」、「ひとりきり」を紹介した子には「びちょびちょになってしまったサンドイッチ、あなただったら作り直しますか。それともそのまま食べますか」、「クッキー」を紹介した子に「あなたはアイデアを出すかえるくんと、ついつい食べちゃうがまくん、どちらがすきですか」とか。その質問でその本のこと、その人のことが分かる。「人を通して本を知る。本を通して人を知る。それがビブリオバトル」を体現していた。給食の時間、GTが給食をひっくり返してしまう。みんなオロオロ。集まってはくるが、オロオロ。そこでサッと動けたのは、転入生H・AK・MM。それぞれ役割分担を(無意識に)して動く。そうすると、TM・AI・YN・ANもティッシュでごみを集めたり。こういう場面で動ける子たちって素敵、と観察していると・・・周りではやし立てる子2名。成長速度は人それぞれ。いつか追い抜かすこともあるでしょう。ゆっくりと、でも確実に、大切なことを吸収していってね。
今日の読み聞かせ:林明子「ふたつのいちご」(福音館書店)
10月22日
2時間目のあと、都合により退勤。
今日の読み聞かせ:林明子(絵)・神沢利子(文)「ぼくのぱん わたしのぱん」(福音館書店)
10月23日
おもちゃ作り、みんなそれぞれ面白いおもちゃを考えてきた。そして、みんなそれぞれ自分たちなりにがんばって作っていた。何人か終わっていない子がいるので、フォローせねば。子どもが作るおもちゃって、かわいいなぁ。5時間目は「カッターナイフタワー」のふりかえり。こちらも、子どもたちなりに・・・(以下、同文)。そういえば最近、担任としての役割が「ラク」になってきている。子どもたちがクラスのルールや自分の仕事を理解し、一生懸命こなそうとしているから。そこに余計な労力を使わなくてよくなってきた分、どこにその力を使おうかしら。「楽をしないで楽しもう」まで、もう少し。
今日の読み聞かせ:林明子(絵)・高梨章(文)「へへののもへじ」(福音館書店)
10月26日
はつか大根で野菜染め①、はつか大根をミキサーで液状にして、ジップロックに入れてもみだして、湯煎して・・・さて、続きは明日。第2回学級会として話し合ったのは「1年生を迎える会のかわりにどんなクイズ大会ができるか考えよう」。提案は6年生の児童会委員会。本当は4月に迎えてあげるはずだった1年生。去年、この子たちも経験している温かい場。それができていない。だから、できる形でやってあげたい、という想い。明後日の代表委員会で学校として意見を集約していく。ここで意見を出せたのは、うーん・・・いつものメンバーがよくがんばっていた。発言と思考の瞬発力は、なかなか身につくものではない。少しずつ少しずつ。こういった活動を積み重ねて、身につけていきましょ。算数はいよいよ九九!6月からずっと朝の時間にフラッシュカードで練習してきたら・・・みんな・・・いえる・・・はず。で、下校時に試してみたら・・・おっと・・・なんてこと。まぁ、実際は今日からスタートなのでね。確実に覚えてほしい。毎日、毎日、呪文のように、唱える。
今日の読み聞かせ:林明子(絵)・筒井頼子(文)「とん ことり」(福音館書店)