
【Sleep Hack vol.2】睡眠中のCO2濃度をコントロールして最高の睡眠を──
ごきげんよう、睡眠アドバイザーのヴィヴィアン・スリープよ。
みなさん、寝室の“二酸化炭素(CO₂)濃度”なんて気にしたことある? 実は、寝てる間に換気が不十分だと部屋のCO₂がどんどん上昇し、朝起きたときに「なんだか頭が重い…」とか「夜中に息苦しかった気がする…」なんて状態になることがあるのよ。逆にちゃんとCO₂レベルをコントロールできれば、空気がスッキリして眠りも深くなるかもしれないわ。ここでは寝室のCO₂濃度を下げるメリットや、おすすめグッズ・ツールについてざっくり紹介していくわね。
いままで仕事中のCO2濃度は気にして管理してたんだけど、睡眠中のCO2を気にしていなかったので計測してみたら明け方2000ppmを超えてた...
— Go Ando / PREDUCTS (@goando) February 24, 2025
ここ数日、換気を調整して1000ppm以下を維持するようにしたら睡眠の質が爆上がりした(Apple Watch計測)
もっと早く気づきたかった。。
■睡眠中のCO₂が高くなるワケ
グッズやツールの紹介の前に少し睡眠中CO₂が高くなるワケについて説明させて!夜、ドアや窓を閉めきった部屋で寝ていると、呼吸によるCO₂が徐々に部屋に溜まってしまうの。換気が十分なら問題ないけど、外の音や冷暖房の関係で窓を閉めきりにすると、一晩のうちにCO₂濃度がどんどん上がるケースがあるわ。
CO₂が多い=酸素が相対的に少なくなり、空気がこもった感じをイメージしてちょうだい。これは脳の酸素供給にも影響を与え、結果「なんだか眠りが浅い」「頭痛まではいかなくても起きたときスッキリしない」という事態に繋がるわ。
■CO₂を下げると何がいいの?
眠りが深まりやすい
こもった空気は呼吸を浅くしがち。CO₂を下げれば呼吸もしやすくなって、夜中に目覚める回数が減るかもしれないわ。起きたときのダルさが軽減
酸素不足状態で寝ていると、睡眠自体が質の悪いものになりやすいから、朝起きると疲労感が残りやすい。でもCO₂コントロールすれば脳も体もフレッシュに。頭痛や息苦しさを防ぐ
頭痛や微妙な息苦しさ、喉のイガイガ感などはCO₂過多の部屋で寝てる人によくある悩み。適度な換気で解消しやすいわね。
■CO₂低下に役立つグッズ紹介
CO₂モニター・センサー
手軽な卓上型センサーやスマホ連携モデルもいろいろ出てるわ。数値が上がってきたら「換気サイン」が出るから、目安にして窓を開けたり扇風機で空気を回したりできるの。
中にはアプリで履歴をチェックできるものもあって、「昨夜はCO₂が高かったから熟睡できなかったかも…」と振り返りができるわ。
自動換気機能付き窓 or 換気扇
最近は窓や換気扇にスマート機能が搭載されて、CO₂濃度を検知して自動で開閉・換気してくれる製品もあるの。夜中に勝手に換気してくれるならラクチンよね。
雑音が気になる場所なら、騒音対策された換気扇やサーキュレーターを選ぶと◎。
サーキュレーター&空気清浄機
空気清浄機だけではCO₂を減らすのが難しいけど、サーキュレーターを併用して部屋の隅にある古い空気を外に逃がすのも手。
夜中のエアコン設定はちょっと面倒だけど、扇風機やサーキュレーターでうまく空気を循環させればCO₂の偏りがマシになるわ。
小型高性能換気扇
寝室専用の静音性に優れた換気扇があると、夜中にブンブンうるさい問題も解決。できるだけ低騒音モデルを探してみてね。
■どれくらいの濃度が理想なの?
一般的に室内のCO₂濃度は1000ppm以下が望ましいとされるわ。2000ppmを超えると「空気がよどんだ感じ」が強く、眠りの質に影響が出やすいと言われてるの。換気が不十分な寝室だと朝には2000ppm〜3000ppmに達する場合もあるから要注意。CO₂モニターがあると具体的な数値が分かって便利よ。
■プチ注意:冬の寒さ対策と矛盾しないように
冬は外気が冷たくて窓を開けるのをためらいがちよね。あまりに寒いと今度は冷えで眠りを妨げる問題が起きちゃう。だからこそ定期的な短時間の換気や、スマート換気扇を利用するといいわ。室温は20℃前後をキープしながらCO₂を下げるのが理想よ。
■まとめ:CO₂コントロールで夜の空気をスッキリさせよう
睡眠中のCO₂濃度が上がりすぎると、翌朝のダルさや眠りの浅さを引き起こしやすいわ。体も脳も最高のパフォーマンスを発揮させたいなら、センサーや自動換気機能を活用して気軽に空気を入れ替える工夫をしてちょうだい。ほんの少しの換気だけで部屋の空気がガラッと変わり、寝起きの爽快感が見違えるほどアップするはずよ!
今日から気が向いたら寝る前に部屋の空気を入れ替えて、CO₂センサーをチェックしてみない? あなたの寝室が“深い眠り”への入り口になるかもしれないわ。心地よい眠りを手に入れて、翌朝の目覚めをもっとハッピーに♡