グループホームの風景~ホーム大喜利#1~
私は気が付けば福祉業界に22年生息してまして、これまで様々な場面で色んな方々と遭遇してきました。
そんな中、この記事では読んで楽しいもの、笑えるもの、考えさせられるものなどを大喜利風にUPしたいと思います。
はじまり~食事介助にて~
<昼食のある風景>
よしぱら:「Aさん!そんなに見ていたら穴が開くよ!!」
凝視は止まらず、やがてBさんが食べる度にAさんも口をもぐもぐ…
(今食べたばっかりだろ!!🤤)
よしぱら:「よだれでているよ!」
だんだん落ち着いて座ってられなくなり、どんどん前のめりになっていく…
次の瞬間
【バターン】!!
フロアにいる一同一斉に
「何だー!!」
大きな音が食堂兼フロアー内に響き渡る
よしぱら:「あ~あ!派手にやったなー!!」
対面のBさんには怪我はなし。そして別段驚きも無くマイペースに食べている。
(何事にも動じないBさん相当の手練れです。何故ならいつも食事時必ずAさんの凝視がある中、お構えなく食べられるそのメンタルは神レベル!!)
倒れたアクリル板を戻すころにはいつものAさんに戻り
またBさんの食事風景を何も無かったがごとく、【じーっと…】見ているのでした!!
(Aさんあなたもすごいよ😅)
解説
Aさんは一般的な認知症ではなく、今で言うところの発達障害の要素満載であり、本人の詳細な記録が無いため、ホーム入居以前の経過が分からない方です。ホームに来て2年が過ぎましたが毎日が驚きの連続です。
私もこれまで知的障がい・精神疾患由来の認知症を患った入居者にはお会いしましたが、Aさんは今まで会ったどの方よりも個性的かつ、いつも自由で本能が赴くままに生きている人だと感じています。
福祉業界では【知的障がい・精神障がい者】が65歳になると、これまで利用していた【障がい福祉サービス】から【介護福祉サービス】に移行します。※1
<ポイント>
まとめ
今回は食事におけるAさんの様子を大喜利風に紹介しました。今後もAさんは登場する予定です。
(更に新たに登場する個性的で魅力ある方々にもご期待を😁)
認知症ワールドなど福祉の世界で繰り広げられている状況を伝えていきますので、今後ともよろしくお願いします。
PS:現在入居者の使っているテーブルのアクリル板はコロナが2類から5類に移行した後撤去しています。
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございました
次の記事で会いましょう。
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