【フランス語】最初の詩
以前、私が初めて読んだフランス詩の一篇を紹介しました。
今回は、最初に出会ったフランス語の詩、ジャック・プレヴェールの「Alicante」。
アリカンテ(フランス語の読みはアリカント)はスペイン南東の地方で、そこで生産される甘口赤ワインのこともそう呼ぶそうです。
この短い詩は、フランス語の初級のテキストの小さなコラムに載っていました。初級レベルで読める数行の詩だけれど、翻訳しようと思うと何と難しいことか。
私には才能がなく、詩の翻訳は本当に不可能に感じます。日本語にしてみると気恥ずかしく、やめたくなってくる。
自分にとっては「原語で詩を読みたい、味わいたい」という願望も外国語を学ぶ大きな動機です。
うーん、やはりやめた方が良さそう。
それにしても、この詩を「Alicante」と題したプレヴェールの甘い感性、色気を感じますね。あるいは、アリカンテ滞在中に生まれた詩なのだろうか。