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生理が遅れてる時の対処法

よもぎです。生物学的に女性であるだけで、なぜ月に一度も不愉快な思いをしなければならないんだ・・・と人生であと何回思うでしょうか。
こなくてもいいけれど、こなかったらこなかったで不安にもなりますよね。今回は生理がいつもより少し遅い時のライフハックを紹介します。
まず東洋医学的に生理が発生する原理として、「子宮というタンクに血が十分に流れている」状態であると、月に1度の頻度で月経の血が流れます。
生理が遅れる理由は、そのタンクへの血が「滞っているか・足りないか」で決まってきます。前提として「足りない」場合は血を補うために食べなければならないので時間がかかります。血を補う食べ物は後述しますが、「滞っている」場合はタンクへの道が通じれば血が行きますので即効性があります。

滞っている人は

まず実践して頂きたいのは、**わき腹をよく伸ばす!!**ラジオ体操のごとく身体の横の部分をよくストレッチしましょう。そうすると右と左でつっぱり感が違うことに気づくかもしれません。なるべく左右差が無くなるまで伸ばしてください。普段からストレッチしている人なら生理前だけ変にすじばったかたーい感覚があると思います。無理をせず深呼吸しながらじっくりほぐしていく事がコツです。余裕のある人はフラフープを回すように骨盤を回したり、軽くジョギングすると生理を早めることが出来ます。早ければ当日~2日で始まるのでとにかく身体を動かしましょう。
冷えで滞っている人はそれだけでは変わりません。生理時に冷たいものや生ものの摂取、雨に濡れる、水泳、湿度の高いところでの生活によって身体の芯から冷えているのでタンクに向かうホースが凍っていると考えます。そういったひとは温かいものを飲んだり、生理が始まるまではなるべく冷たいものや生ものを控えて消化のイイものを摂る工夫をしましょう。
あまりに冷え切っている人はお灸も良いですが、思い切って温泉に浸かった方が早いです。間違っても銭湯にいってキンキンに冷えたビールやコーヒー牛乳を飲まないでくださいね!以前、患者さんで温泉後に汗だくなので扇風機で身体を冷やしまくった方もいらしたので要注意です。身体を温めたなら、お休み処でじっくり冷めるまで横になってください。水分はなるべく常温、冷えていたなら口にしばらく含んでから飲みこめば冷えることはありません。

足りない人は

さて血が足りない人は血を補う必要があります。即効性がほしいのであればレバーを食べるのが手っ取り早いです。貧血には黒豆茶やクコの実がよいと言われていますが、あくまで日常的に摂取して体質改善を図るのにはとてもいいです。しかし、本当に血が足りずくらくらして生理の血も薄いことが多いのであればレバーは最強です。次いで牛肉の赤身です。消化が出来るひとであれば焼肉が一番の対処法でしょう。2~4日で変化がありますので、栄養価の高い卵やナッツ類を食べつつあまり無理をせずに過ごしましょう。
消化が上手くできず、脂っこいものも受け付けない人はどうでしょう。そこまで虚弱になっている方は、速やかに睡眠をとって頂きたいです。そもそもの元気が足りず生理で血を流す余裕もないわけですから、よく寝ることが一番です。よく寝て食べられるものを食べる。そこから身体をいたわりましょう。

おすすめのツボ

最後に生理を始めさせるおすすめの方法をお勧めしますね。ツボといっても今回は一か所に絞るのではなくツボの流れにそった道、いわゆる経絡(けいらく)を紹介します。
滞ったひとの対処法は足の内側の骨を、手をグーにしてゴリッゴリに押してください。方向は内くるぶしから膝に向かって骨のきわを狙うように。なかなか痛いですから、少し我慢をしつつ自身の身体をいじめ抜いてください(笑)かっさやローラーがあれば脛の内側の骨に狙いを定めてやってみましょう。1~2分でスカッとする爽やかな感覚が得られれば変化が出たと言っていいでしょう。
血が足りないひとは、身体をいじめる必要はありません。ふとももの内側に手を当ててじっくりと温めましょう。右でも左でも構いません。手が冷たければティーカップに温かいお湯を注いで膝で挟んでみてください。温かさがじわじわと下腹部に伝わっていけば効果ありでしょう。
いかがだったでしょうか。今回は詳しい知識は無しに、実践的な対処法を提案しました。これを読んだ方々の生活が少し楽になれれば幸いです。

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