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とあるAwardsにエントリーしたら、<理念やビジョンの浸透>と<メンバーのモチベーションアップ>につながったよ、という話。

こんにちは、NegiPANです。
記念すべき、10本目の記事!今日も張り切って(笑)書いていきます。

今日は最近、会社の理念やビジョンの浸透と、メンバーのモチベーションアップにつながった「ある出来事」について書いていきます。

◆応募前から受賞を勝手に確信w


実は2年ほど前、人事部門にいたときに「働きがいのある会社ランキング」に応募、見事ランキング入りを果たしたことがあります。
一人で応募書類をひたすら作り込み、社内のアンケート準備などを進めていきました。
応募するときは「ふーん」くらいの無関心だった社内の方々も、いざランキング入りを果たして、日経新聞の新聞広告や日経ビジネスなんかに自社の名前がでると、とても喜んでくれました。

と言う訳で、そんな成功体験もあった私は今回、自分の事業部の取り組みをアピールすべく、とあるAwardsに応募をすることに。
(今回も周囲に応募を伝えると「へー」くらいの温度感でしたw)

そして自分達の想いや、取り組みを全力で言葉にして、かなりボリューミーな応募書類をいっきに完成させました。
こういう「想い」を文章にして伝えるのは、私の得意分野です。

働きがいのある会社ランキング応募時もそうでしたが、今回も応募書類を送る時点で「絶対入賞できるはず!」と言う根拠なき自信がありました。
(基本、かなりポジティブなのでw)

◆無事、書類選考を通過した!


忘れかけた頃、事務局から書類選考通過の連絡。
ヒアリング審査の案内がありました。

今回は会社ではなく「事業部」の取り組みとして応募したこともあり、ヒアリングの対象とヒアリング時間は以下の通りでした。

・応募した窓口となる担当者(私) →30分
・事業部長(私) →30分
・現場のメンバー3人 →30分

ちなみに、感染対策の観点から、zoomを利用したオンラインのヒアリングとなりました。

念のため、現場のメンバーには事前に書類審査を通過した応募書類を共有して、ヒアリングに臨みます。
「絶対受賞できるはずだから、頑張りましょー!」
と、前日には大分ポジティブな声掛けをしておきました。(笑)

◆褒めてくれる審査員のおかげで、モチベーションアップ!

ヒアリング審査は、検討委員の方が応募書類を元にヒアリング、その内容を最終選考の場に提出する推薦書類にまとめるためのもの、と言う位置付けでした。
(てっきり、ヒアリング担当者に審査されるものとばかり思っていました)

冒頭にその旨と、「検討委員はあなたたちの応援団のようなものなので、リラックスしてくださいー」というような話をされました。
この話で、かなり肩の力が抜けて自然体でヒアリング審査を受けていた記憶があります。
最終的に応募書類と推薦書類を元に、審査員の最終審査が行われ、受賞団体が選ばれる・・・という形なんだそうです。

私のパートでは、
・自分のこと(社歴や今までの経験など)
・自社のこと
・今回応募した事業部のこと
・応募の際にアピールした事業部の取り組みについて

この辺りを一通り聞かれました。
検討委員の方が大分、私たちの取り組みに興味を持ってくれていて、その社会的意義について時に私より熱く語ってくれたのが印象的でした。笑

「なんか、ものすごく褒めてくれる!」

と、テンションが上がりましたw

会社のことや、自分たちの事業部のことは人事部門にいて採用を担当していたこともあり、かなりスラスラと答えられた記憶があります。

約1時間のヒアリングが終わり、メンバーが続々と入室。
続いて、私も同席してメンバー3人のヒアリングがスタートしました。

・それぞれの自己紹介(社歴や今までの経験など)
・自分たちの事業部について感じていること
・この事業部で自分が成長している実感など
・現在の課題と、今後どうなっていきたいか


だいたいこんな感じのことを、一つの項目ごとに3人順番にヒアリングされていく形でした。
普段は聞くことのないメンバーのさまざまな想い(しかも、基本ポジティブ)を同席して聞くことができ、かなり嬉しい気持ちになりました。

そして、ここでも検討委員の方はめちゃくちゃメンバーを褒めてくれて、メンバーも思わず笑顔に。
他のメンバー想いのちょっといいことを言うメンバーも出てきたり、事業部の責任者である私のことを褒めてくれるメンバーもいて、うれし涙が出そう・・・なんて場面すらありました。

「何、この肯定感!」

緊急事態宣言やら、コロナ渦の影響で売り上げ的にはずっと目標達成できず、社内では肩身が狭い想いをしてきた私たちの事業部の取り組みを「社会的な意義がある」という視点から、盛大に褒めていただきました。
本当、検討委員の方はめちゃくちゃ私たちの応援団、という感じの方でした。

最後には、自分たちの事業の社会的な意義について、全員が自分自身のことばで語り、今後のありたい姿について宣言します。
普段は目の前の売上などに追われて、自分たちの事業の「社会的な意義」なんて意識することも口にすることもありませんでした。
そこを意識しながら改めて自分たちの事業を振り返ると・・・なんだか皆でとてもすごいことをやっている・・・という気持ちになってくるので不思議です。(←単純w)

ヒアリング審査が終わったと同時に、全員でイヤホンを外し、顔を見合わせて「なんか・・・想像していたよりずっといい機会だったね・・・!」「検討委員の人、めちゃくちゃ褒め上手!!」「なんかとても満たされた!」と思わず笑顔がこぼれていました。

◆自分の考えや想いを言葉にすることで、企業理念やビジョンを意識・浸透していく


今回、私たちは「自分の考えや想いを言語化することの大切さ」を改めて実感しました。

普段、目の前の仕事や作業に追われていて、見失いがちな「自分達の仕事が社会に与えている影響」「自分達がなぜその事業を手掛けているのか」という意味を改めて考える機会はとても大切だと感じたのです。

その辺りは企業の理念やビジョンとして、社員なら把握していて当たり前、なんて思うかもしれません。

ただ、企業の理念やビジョンが単なる掲げられたキャッチコピーのような状態になっていて、そのコピーだけを社員が丸暗記しているだけの状態では意味がありません。
しっかりと、企業理念やビジョンに共感して、「自分達の仕事がその実現に繋がっている」というところまで理解をして、それを自分なりの言葉で第三者に伝えられる状態になっている必要があるのだと思います。

この状態、かなり理想的ですが実現させる難易度はかなり高い気がしています。


その難易度が高いことを、事業部全員でさらっとやってのけることになった今回のAwardsエントリー。
受賞できれば自社のブランディング効果も高まるので、まさに一石二鳥ではないかと思います。
(まだ結果は出ていないので、結果が分かったら追記したいと思います!受賞できるはず、とみなさんも心の中で応援していただけると幸いです★)

こういったAwardsなどの表彰制度は、無料で応募・審査が可能なものが多い一方で、受賞できた時に得られる効果はとても高いのではないでしょうか。
ぜひ、皆さんも一度お試しください!


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