入社後、1年以内に退職するリスクとは?
NegiPAN(@negipan55)です。
今日は、せっかく縁あって入社した会社を1年以内に退職してしまうリスクについて書いてみます。
採用する立場から見たときに、1年以内に退職している経歴は、あまりいい印象を持たれません。
運良く面接に進めれば、早期に退職するに至った経緯を直接説明する機会が得られます。
ただ、他にも候補者がいる場合など、応募書類の段階で切り捨てられてしまう可能性も高いと言えます。
1年以内に退職することは、その後の転職活動における選考ハードルを自ら上げてしまう可能性があるのです。
なぜそのようなことになってしまうのか、解説していきます。
◆1年以内に退職している履歴書を見て、人事が受ける印象とは?
1年以内に退職、という職歴を見たときに人事担当者が受ける印象としては、次のようなものがあります。
・責任感がなさそう
・前職では知識やノウハウなど、身に付ける前に退職している
・入社後、長く続けてくれるイメージが持てない
残念ながら、このような第一印象を持たれてしまう可能性があるのです。
いかがでしょう?
かなり不本意だし、「そんなことない!」と反論したくなってしまいますよね。
でも、現実的に書類だけみたときに、このように思われてしまう可能性が高い、ということは覚えておいていただきたいポイントです。
では、それぞれの印象について、理由も含め解説していきましょう。
◆責任感がなさそう
あなたが今退職しようとしている会社に入社を決めたのは、誰でしょう。
そうです、他ならぬあなた、ではないでしょうか。
社会人として、自分の決めたことに対して、きちんと責任を取る必要があります。
「入社前に聞いていた話と違った」
「教育体制が整っていない」
などと理由を伝えても、他責にしているという印象に繋がってしまう可能性が高く、逆効果です。
会社への不満や不安点などを改善するために、自らどのような働きかけや行動を行ったのか?
こう言った点も合わせて伝えられるようにしなければいけない、と考えておくと良いでしょう。
◆前職では知識やノウハウなどを身に付ける前に退職している
1年未満でも、知識やノウハウはしっかり身に付けている、と言う人も勿論いるかもしれません。
ただ、採用する側はそのようには見てくれないと考えた方が良いでしょう。
書類の段階から、しっかりと実績を残せたことについては具体的な数字などを明記することで、在籍期間は短くても、しっかりとした経験があることをアピールしていく必要があります。
◆入社後、長く続けてくれるイメージが持てない
「二度あることは三度ある」ではないですが、やはり一度早期に退職してしまったという実績が残ってしまうと、また同じことが起こる(自社に入社しても1年以内に退職してしまう)のではないか、という印象は持たれてしまいます。
応募書類の段階から、そのイメージをいかに払拭できるか、がポイントになると思います。
部活やアルバイトなど、長く続けたことがある実績があることを伝えるなどもアリかもしれません。
面接でもその点については確認されることを意識して、しっかり面接対策を考えておく必要があるでしょう。
◆まとめ
上記のようなことを考慮し、あなたが今、入社1年未満で退職しようと考えているようであれば、少し考え直す機会を持つことも必要かもしれません。
なぜならば、
・責任感がなさそう
・前職では知識やノウハウなど、身に付ける前に退職している
・入社後、長く続けてくれるイメージが持てない
応募書類からこのように思われてしまう可能性が高く、転職活動のハードルを自分自身で上げてしまう、と言うリスクがあるからです。
それでもやはり退職したい・・・ということであれば、まずはその退職したい理由を何かしら会社や上司などに働きかけることで改善できないか?を考え、行動に移してみましょう。
例えば、
・上司や人事部門などに改善できないか相談してみる
・転職ではなく、部署異動で解決できる可能性はないか確認する
このような行動が想定されます。
転職相談を受けていると、実は転職を考えたきっかけとなる出来事は、「上司や同僚との相性」「業務内容や業務時間に対する不満」など、会社の配慮や社内異動で解決できることも少なくありません。
もし、既に退職するしか道がない、退職してしまっている・・・と言う方の場合は、上記のようなポイントで書類選考時に判断される可能性がある可能性を考慮しつつ、応募書類の見せ方などを工夫していただくと良いのではないかと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
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