「良いレッスン」について考える①
私は野球少年でした
小学校・中学校と軟式野球をやっていました。
中学校のときは
惰性で入ってしまったこともあり(笑)
あまりいい思い出がありません。
(周りに迷惑ばかりかけていました…)
対して
小学校のときは
割と活躍をできていたと思います。
(レギュラーでクリーンアップを打ってました!)
違いは何でしょうか?
「やる気」でしょうか?
もちろん精神的な原因も
あったと思います。
(中学生のときは腐ってましたね…)
その一方で
小学生の時は
以下のようなことがありました。
▶5年生から6年生にかけての成長期
(身長が伸び、背の順で後ろから3番目に)
▶ほぼ毎日キャッチボール
(父、友人、弟)
▶ほぼ毎日バッティングセンター
(習い事と習い事の間に行ったり)
▶土日の練習以外にも平日に練習
(学校の校庭で)
少年野球の活動は
主に土日祝日でした。
もちろんその日は
練習や試合があるので
1日中野球漬けになります。
その中で
自分の成長を実感できる場面も
反省点を知覚することも
たくさんありました。
守備でエラーをして
悔しくて泣いたり
ヒットを打った塁上で
ガッツポーズしたり
その時に必要な経験をしていたと思います。
しかし
ここで問いたいことがあります。
それは
「土日祝の練習だけで
レギュラーになれただろうか」
ということです。
これをレッスンに置き換えてみる
(毎日レッスンがある場合は別だが)
週1回・90分
または週1回・120分のレッスンのみで
知識を身につけることは
果たして可能でしょうか?
定期試験で
例えば平均点+20点のような
良い点数を取ることは
可能でしょうか?
資格試験に
合格することは
可能でしょうか?
可能な場合もあるかもしれません。
私が受け持った生徒の中にも
そういう子はいました。
しかし
私の出会ってきた生徒の中で
そういった子は
本当に一握りでした。
(1年間に1人くらい)
話を戻しますが
つまり
「週1回のレッスンのみ学習する人」と
「週1回のレッスン+週6回の自習をする人」
を比べた時に
どちらの方が
学習者の目標達成に
より近づくことができるか
ということです。
ここで出てくる問い
「良い授業とはどのようなものか?」
「良いレッスンとはどのようなものか?」
1回のレッスンで
多量のinputを課すレッスン。
1回のレッスンで
outputを中心に進めるレッスン。
つまり
上記の問いの答えを求める際に
レッスンそのものだけに
焦点を当てるべきなのでしょうか。
ひょっとすると
「レッスン以外の事柄」から
「良いレッスン」を考えることは
すごく面白いことなのではないでしょうか。
…とワクワクしながら
書き進めたいと思います。
つづく