ひだまり日和 #7
寂しい気持ちを、抱えたまま歩いた
癒えない心の傷と共に
無いものばかり、探し求めてた
まだ幼い、私が居た
辛い過去ばかり思い出しては
足元の幸せに気付かない
自分への劣等感、家族への不満
孤独、寂しさ、苦しみ
憎しみ、恨み、怒り
「けれどもう、良いよ」
ありのまま、ただここにある「今」を
「受け入れよう」って、そう決めたよ
こんな私の、今の願いはただ一つだけ
大切な人達の、積み重なった「心の痛み」が
天に昇り、浄化されますように
もう「痛み」を引きずったまま、生きなくて済むように
「全ての痛み」が、天に昇って
煌めく星となって、報われますように
そして、皆の笑顔が、守られますように
憎しみも、恨みも、怒りも
もう全部、良いよ、だから
皆が、幸せになれますように
時が、四季が、巡るように
私の心にも、春が芽吹く
「悲しい事ばかりの日々は、もう終わったよ」
始まりの鐘が鳴る
「今」を生きよう、「ありのままの今」を
もう、過去のあの日々は、終わったんだ
「過去」も、「今」も、「未来」も
それぞれ、別々で
一緒に考えなくて良いんだ
過去のあの日々と、「今」は、もう違うから
私は「今」と「未来」を、生きて行くよ
「立派」じゃなくても良い、私は私で良い
できない事が多くても、心が弱くて
「そんな貴方でも良いよ」と言ってくれる皆が居る
もう私は、一人ぼっちじゃない
「生きて行く事」を、諦めたくない
だから、また一歩を踏み出すの
凸凹な道でも、長い坂道でも
もう良いよ、受け入れて行くから
「日向道」じゃなくても良い
私は「夜明けの道」を、歩くから
「現実」を、受け入れる、覚悟はもうできたよ
「さよなら」じゃなくて、「ありがとう」を伝えるよ
「悲しみ」も、「痛み」も、今では宝物
大事に仕舞って、これからを生きて行くよ
過去の私に、今、手を振って
そうしてまた、ここから歩き出そう
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