Needless

ソロゲーマーの生態

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  • Steamセールお薦めゲーム

    過去のお薦め品。恐らく先のセールにも互換。

  • PS+エクストラ探訪

    PS+エクストラ(含エッセンシャル)のゲーム達

最近の記事

戦争難民の憂鬱(Destiny2)

 2017年に私が8000円で買ったのは、現Destiny2では無くカバル大戦だ。そしてこのキャンペーンは現在削除されている。BABYLON'S FALLの様にプレイ自体に嫌気が差した訳では無く、楽しかったから再プレイしたいと思った物が取り上げられていた(一応プレイは可能らしいのだが、場面をブツ切りにした物らしい)。  カバル大戦という波のエンタメを購入した筈が、Destiny2という凪のエンタメに強制的に置き換えられた事が、長続きしなかった主因だった。FF10をやり直そう

    • それでも片手剣が初心者向けである理由

      武器を展開したまま早く動ける とりあえずボタン連打で何とかなる アイテム使用が身軽  要するに、何をするにも小回りが利く。挙動が軽快で、思い通りの動きが無情報で出来る。動画程度の知識を元手に突貫した初心者が、とりあえず快適で爽快な体験が出来る。回転ループだの、滅昇竜で取れだのよりもずっと前の話だ。初心者向け武器としてハンマーと太刀がよく上がるが、ハンマーの身軽さや太刀のリーチを最初から引き出せるのは過去作経験者が新作に手を付けた時の話だ。  挙動が軽快なので敵の動きに追従

      • 飛ぶ 跳ねる ソウる(Flintlock: The Siege of Dawn)

         軽快で爽快なソウルライク。NORMALの難易度はかなり優し目で、高難易度への挑戦よりもフレーム回避やパリィを駆使した刺し合いを楽しみたい人向け。コンセプトはChronosに近いが、より先鋭化している。    主人公は、二段ジャンプ、空中ダッシュ、遠近二種類の銃、全方位に判定のある必殺技など、「本当にソウル系か?」と思う様なモーションを備えている。加えて、目押しで攻撃スピードが上がったり、ハンテンポにしばき回すと敵の防具を剥がせる(スタブ)等、積極的に攻撃する程に有利にな

        • サマセの戦利品

          Physical Layer  岩石投げを盛り込んだ見下ろし型TPS。一面一面は一幕シチュの長さで、銃1マグ撃ちきる前に終わる。素早く掃討しながら駆け抜けるテンポ重視のプレイ感。  マップ上のブロックを投げつけると即死やシールド剥がしを取れ、これが雑に強くて気持ち良い。片端からポンポン投げつけてバカスカ撃破し、とても爽快。ブロックには弾消し効果も有り、弾幕諸共に敵陣に風穴を開ける気持ち良さは他ゲームに見られない。まずブロック投げで敵を減らし、残った敵を銃で片付ける感じ。

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        • 5本
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          24本
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          8本
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          9本

        記事

          β開け(TFDとZZZ)

          The First Descendant  他プレイヤー達もうろついているマップに飛び込み、配置されたアクティビティを食べ歩き、行きずりの協力プレイを楽しむ。WarframeというよりDestiny2かもしれん。  メイン、フリー共にラッシュを捌くシチュが多めに用意されている事と、打撃感が強めの銃音声が演出されている。「銃声(効果音)が違うだけで何が?」と思うかもしれないが、これが結構プレイ感に関わる。  Warframe味もあるが、どちらかと言うとゼロ~10年代に隆盛

          β開け(TFDとZZZ)

          サマセ2024

           お薦め品。 Gungrave G.O.R.E  (3589円→574円) (-84%)  四度に渡る大改修でクソゲーの谷底から這い上がり、銃撃メインの無双ゲーとして生まれ変わった。無数のモブを撃ち続ける忙しなさと、耐性持ちモブの程好い面倒臭さでダレが来ないプレイが魅力。  のっしのっしと歩きながら撃ちまくる戦闘。ロクに回避もせず真正面から敵を殲滅する主人公は、キビキビ動く本家無双では味わえない全能感がある。後半は戦術判断を迫る状況も増えて行き、最後まで爽快感を枯らさ

          サマセ2024

          レベルデザインの申し子(Evil West)

           西部劇×吸血鬼というサメ映画感が眼を惹くが、最大の魅力は緊張感のあるレベルデザインだ。一発ネタとも思えるガワの下にしっかりした計算を隠している。Flying Wild Hogのお家芸炸裂というワケだ。  群がるモブを千切っては投げる気持ち良さ重視の雑魚戦。動きを見ての対応を重視するソウル風味のボス戦。何れも楽しいが、重要なのは撃破後はモブ扱いで群れに混ざるボス達。そして、複数種の(元ボスを含めた)モブによる混成部隊だ。これが『緊張感のあるレベルデザイン(特に敵の配置)』を

          レベルデザインの申し子(Evil West)

          クソゲー谷からの帰還者(クライマキナ/CRYMACHINA)

           前作から改善された箇所と、前作から更に伸ばされた美点と、改善はされたがジャンルの進化に付いていけてない箇所とが混在している。前作プレイヤーに採った「何処が気に喰わなかったか」的なアンケートは無駄では無かったのだろうが、それでも同種の難点も依然存在している。  本作の手触りは最悪だ。自機は3機とも挙動が軽過ぎて制御し辛く、派手過ぎる演出が判断を妨げる。敵はモブもボスもボッ立ちの時間が長く、戦闘は単調。埋め合わせる様に一発の被ダメが極端にデカく、おまけに大半の敵がスパアマ持ち

          クソゲー谷からの帰還者(クライマキナ/CRYMACHINA)

          ヌルゲーマーのためのRisk of Rain (Gatekeeper: Infinity)

           体験版を「完成した一本のゲームですよ」というツラで配布するプロローグ方式。その中でも良く出来た逸品。似通った絵面や戦闘の気持ち良さから、Risk of Rainに例えられる事も多い。  バチン!バチン!と心地好い撃破音と忙しいながらも対処は楽な戦闘が魅力。クセになる爽快感を提供する。敵の攻撃は絶え間ないものの追い切れない程でも無く、視界の広いクオータビューなので状況判断もしやすい。更に、時間でHPが回復するのであまり被弾に神経質にならなくて良い。RoRのシビアさがスポイル

          ヌルゲーマーのためのRisk of Rain (Gatekeeper: Infinity)

          戦利(?)品

           良く出来ているが、ちょっと注意な必要なゲーム達。割高だがお薦めではあるので次セール時の参考に。 Wildcat Gun Machine  Steam評価が振るっておらず、日本語レビューはサムズダウンが目立つ本作。ストアにあるトレイラーを見る限り、バリバリ撃ちまくるクォータービューのDOOMに思え、其れがミスリードになっている様だ。本作の実態はEnter the Gungeonの様な弾幕アクションであり、気づかずに買ってしまった人にサムズダウン評価を押させる事になっている

          触手おっぱいBBAがJK呼びされている理由を僕はまだ知らない

           グラブル原作を知らないので、キャラ毎の事情が判らない。 ヴェイン  明朗快活、絵に書いた様な好青年。チェイン時の「アイアイ!」が可愛い。なのにヴェイン(虚しい~、価値の無い~)と言う名がついている。てっきり円卓騎士団が元ネタと思っていたが、ザっと調べた限り違うらしい。となると、なんでそんな物騒な名前を付けられた?  スタイルは手数寄りのパワー型で、殴る事で殴りが強化されるド脳筋。『静脈』や『陶器』等の意味もあるが、何れも戦闘スタイルのイメージにも合致しない。『平坦な~

          触手おっぱいBBAがJK呼びされている理由を僕はまだ知らない

          スノブレの今

           日本での売り上げは爆死どころか埋葬まで終わっているレベルだが、本国の方で儲かっているのだろうか。「こりゃ早期サ終コースだな」との当初の予想を裏切り、半年を越えても細々ながら続いている。 異常にフレンドリーになったキャラガチャ  イベ実装を含めて星5キャラは40~60回(天井80)ぐらいで出る。すり抜けたら次天井で確定という救済はあるが、お世話になった試しがない。キャラはさっさと引かせて武器ガチャと買い切り衣装で稼ごうという方向に切り替えられた様だ。  イベント新キャラ

          スノブレの今

          サ終は些末事

           サ終したからクソゲーなのではない。クソゲーだったからサ終したのだ。  昨年、スクエニ凋落の話を盛り上げるがため動画クリエイタ達が突きまわしていたBABYLON'S FALL。クソゲーの理由として挙げられているのは、サ終した事自体やゲーム内チャットが無かった事辺りだ。あのゲームがどれだけプレイヤーのモチベーションを削いでいたかについて触れている動画クリエイタが少ない。ナカ◯ド氏すら、多少なりとも触った上で話しているのに。  兎に角、戦闘に飽きるのが早い。弓最強がバレた後に

          サ終は些末事

          FFに期待したARPG(GRANBLUE FANTASY Relink)

           FF16に不満と言う程の物は無かった(後半のアレも「まぁ延長線上にあるモノだね」で納得した)のだが、Relinkのdemoを見て「FFを今に復活させるためにスクエニが作る冪はコレだったのでは?」と感じた。スタンダードなARPGシステムにカネを掛けた、明朗なファンタジーを。  つまり、ソウルでも無双でも無い正統派ARPGとしてRelinkは造られている(Demoの限りは)。敵数はそこまで多く無く、代わりに程々に殴り甲斐のある硬さをしている。左右に挟まれた敵を代わる代わる殴っ

          FFに期待したARPG(GRANBLUE FANTASY Relink)

          物理とお使いのアトリエ(百英雄伝 Rising)

           本来『お使い』とは、プレイヤーが口を開けていれば戦闘や探索を放り込んでくれるとても有難い物。お使いが『お使い』に堕してしまうのは、それをしても変化が期待できないと確信してしまった時だ。そこで百英雄伝Rは、変化を提供し続ける事でお使いの楽しみを持続させている。   具体的には、こなしたお使いの数に応じてストーリーが進展したり、町が発展(施設が拡張)したり、キャラが強化出来るシステムが有る。こなす程に、目に見える報酬、実感のある変化が訪れるため、お使いを続ける動機が途切れな

          物理とお使いのアトリエ(百英雄伝 Rising)

          ブルプロに期待した物(ゼンレスゾーンゼロβ)

           アニメ絵柄でのアクション。事実上MMOであるBLUE PROTOCOLが擁し得たアクション性より、ゼンレスゾーンゼロの物ほうがより直感的で爽快感も強い物に仕上がっていた。キャラのガワは固定なので着せ替え機能の方は代替出来ないが、ブルプロを続ける理由が大きく削れた。  当初、このアニメ絵のアクションについても原神やプルプロに利があるのではと感じていた。余りに手軽さと爽快感に特化していたため、気持ち良さの乾燥が早いのではないかと言う疑念が拭えなかったからだ。しかしストーリー終

          ブルプロに期待した物(ゼンレスゾーンゼロβ)